http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/197.html
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島に経済的利益と軍事的脅威をもたらす暴力装置の為の施設設置についての住民投票は、ひとまず施設容認側が多数となった。「過半数」との報道が目立つが、有権者数を見ると5割には達していない。また期日前投票すら参加しなかった207住民の理由は何だろう。
とはいえ、この結果について一抹の疑問を感じた。その答えの一部がこれだろうか。
-------------------------------------------(引用ここから)
「陸上自衛隊配備の与那国町住民投票、有権者数の増減を調べてみる」
県田勢
http://irorio.jp/agatasei/20150223/207705/
・賛成多数で配備に前進
与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊配備を問う住民投票が行われ、賛成票が過半数を占めたことが分かった。
既に報道で知っている人も多いだろうが、賛成632票、反対445票で、結果に法的拘束力はないものの、配備に向けて大きな一歩となるようだ。
・中学生も投票可能
今回の住民投票で注目が集まったことの1つに、有権者の区分がある。通常の国政選挙などでは、20歳以上が有権者だが、今回の住民投票では、中学生以上や永住外国人にも投票資格が与えられた。
報道によると、中学生以上の未成年者は96人、外国人は5人だったとのこと。
・有権者数の工作は?
こうした選挙や住民投票で噂になるのが有権者数の工作、つまり一時的に住民票を移すなどして、投票資格を確保する行為だ。
今回の有権者数は1284人。未成年者96人と外国人5人を除くと1183人だ。果たしてこれは多いのか少ないのか。選挙管理委員会の発表を元に、直近の選挙における有権者数と比較してみよう。
【与那国町】
2013年8月の町長選は1128人、2014年9月の町議会議員選は1119人、同年11月の県知事選は1195人、同年12月の衆院選は1209人。
直感的には「今回の住民投票もだけど、県知事選や衆院選が増えてるなー」だ。参考として、同じ沖縄4区の竹富町と多良間村における有権者数の推移を見てみよう。
【竹富町】
2014年9月の町議会議員選は3278人、同年11月の県知事選は3293人、同年12月の衆院選は3270人。
【多良間村】
2013年5月の村議会議員選は904人、同年6月の村長選は907人、2014年11月の県知事選は877人、同年12月の衆院選は878人。
竹富町の場合、20人程度の増減は有権者数の約0.6%だ。個人的に「この程度なら許容範囲か」と思う。しかし多良間村の場合、村長選から県知事選と衆院選の約30人の減少は約3.3%となり「ちょっと多くない?」と感じる。
そうなると与那国町の町議会議員選から県知事選や衆院選の約80人の増加は約6.7%だ。「さすがに多すぎる」と思う。
もっともこれは単に数字を見ただけなので、何がしかの人口増減となる理由があるのかもしれない。そうなると「多すぎる」などは下種の勘繰りで、申し訳ないことだ。
・住民投票の日程
ただしもう1つ付け加えると、今回の住民投票実施が与那国町議会で可決されたのが、2014年11月17日だ。可決後、スムーズに進むと約2か月で住民投票になる。
実際には準備の都合で延期されたため、今回(2月22日)の投票になったが、住民投票を狙って動員をかけたとすれば、2014年11月16日の県知事選や、12月の衆院選で有権者が増えても不思議はなさそうだ。
これにしてもやはり下種の勘繰りに過ぎないかもしれない。さて皆さんはどう考えるだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)
今後住民は、避難を余儀無くされる危機におびえながら暮らす選択をしてしまったことになる。
もっとも、核武装を目論む与党党首を繰り返し『圧勝』させている本土民も似たようなものだが。
・関連:
■自衛隊配備「賛成」多数 沖縄・与那国の住民投票(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/420.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 22 日 21:55:07: igsppGRN/E9PQ
■与那国町、陸自配備めぐる2月22日の住民投票 中央大の長尾一紘名誉教授に聞く(国に物言う投票は違憲??)
http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/174.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2015 年 2 月 18 日 11:50:13: N0qgFY7SzZrIQ
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