ウクライナ軍、要衝から撤退開始　電話で首脳協議へ［日経新聞］
2015/2/18 20:47 (2015/2/18 23:58更新)

　【モスクワ＝石川陽平】ウクライナのポロシェンコ大統領は18日、親ロ派武装勢力との激しい戦闘が続いていた同国東部の要衝デバリツェボから、政府軍部隊が撤退したことを明らかにした。欧米諸国が強く反発するのは確実で、15日に発効した停戦合意は崩壊の危機に直面している。停戦合意をまとめた独仏ロ、ウクライナの４首脳は18日、事態収拾のために電話で協議する。

　ポロシェンコ大統領は18日、キエフの空港で「我々の部隊は兵器とともに完全に脱出した」と述べ、撤退が完了したことを確認した。親ロ派を支援するロシアが停戦合意を破ったとして、欧米諸国とともに「厳しい対応」をする方針を強調した。

　独仏ロ、ウクライナの４首脳は12日、ベラルーシの首都ミンスクで会談し、ウクライナ東部の停戦で合意、親ロ派とウクライナ政府の代表らが合意文書に署名した。だが、デバリツェボの支配権は明確にしておらず、停戦発効後も制圧を目指す親ロ派が攻撃を続け、戦闘が激しくなっていた。デバリツェボを除く東部地域ではおおむね、停戦が守られており、一部で重火器の引き渡しも始まったもようだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM18H49_Y5A210C1MM8000/?dg=1

コメント
01. 2015年2月19日 09:11:14 : RTWWw8j8P6 以外と産経ニュースがまともだ（笑） 政府軍が東部要衝から撤退、事実上「陥落」…親露派停戦違反で「和平合意」破 　【モスクワ＝遠藤良介】ウクライナのポロシェンコ大統領は１８日、親ロシア派武装勢力との戦闘が続いていた東部の要衝デバリツェボから政権側部隊が撤退を開始したことを明らかにした。１５日に停戦合意が発効したものの、親露派はデバリツェボで政権側部隊の数千人を包囲して攻撃し、事実上陥落した。ロシアの軍事支援を疑われる親露派が停戦違反によって支配領域を拡大したことで、和平合意は履行の初期段階で破綻の危機にひんした形だ。
02. 2015年2月22日 18:39:16 : no31X615y2 さっさと撤退せんからだ。 停戦協議中も政府軍は勢いを増して攻撃していたというし、負けが込んでようやく撤退を受け容れるというバカ丸出しをここでも演じており、糞食らえである。 負け犬の遠吠えでいつものように「ロシアが停戦合意を破った」と吠えまくり、どこまでも性根の腐った連中だ。

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