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ウクライナの東部、キエフ政権への帰属を拒否しているドネツクの化学工場で2月8日に大きな爆発があった。キエフ政権側の攻撃によるものだということは右派セクターを率いるドミトロ・ヤロシュも認めている。火薬も生産していた工場なので大きな爆発が起こっても不思議ではないのだが、大規模な爆発、キノコ雲、衝撃波などから核攻撃を連想した人もいるようだ。
これまでにも似たような大きな爆発はあった。例えば、2013年5月にイスラエルがシリアのダマスカス近郊を攻撃した際にも大きな爆発が報告されている。まるで地震のようで、巨大な金色のキノコに見える炎が目撃されている。その時も小型核爆弾、いわゆる「スーツケース核」が使われたと推測する人もいた。
こうした核兵器を製造しているとアメリカやソ連は認めていたので、実際に使われても不思議ではない。開発当初はプルトニウム-239の周囲をウラニウム-238で囲むという仕組みだったが、最近はウラニウムを必要としなくなり、小型化が進んでいるという。つまり使いやすくなっている。
プルトニウム-239はアルファ線を放出してウラン-235になるのだが、一般的に使われているガイガーカウンターなどでは検出できない。つまり、新型のミニ核爆弾を使っても気づかれにくいということだ。
アメリカは世界中で多くの人を殺してきた。先制攻撃で破壊したイラクの場合、100万人とも言われる住民を殺したと推測されている。例えば、イギリスの医学雑誌、ランセットに発表されたジョンズ・ホプキンズ大学とアル・ムスタンシリヤ大学の共同研究によると、開戦(2003年3月)から2006年7月までに65万4965名以上のイラク人が死亡、そのうち60万1027名は暴力行為(要するに戦闘)が原因だとしている。また、イギリスのORB(オピニオン・リサーチ・ビジネス)は2007年夏までに約100万人が殺されたという調査結果を公表している。
中でも激しい攻撃を受けたファルージャでは開戦後、癌の発生率が高まっている。一般的に劣化ウラン弾の影響だと解釈されているが、現地を調査したウルスター大学のクリストファー・バスビー教授によると、原子炉や核兵器に使われるような濃縮ウランが人の髪の毛や土の中から見つかったという。
こうした濃縮ウランはファルージャだけで発見されているわけではない。2006年7月にイスラエル軍が軍事侵攻した後のレバノンに入ったバスビーはクレーターを調査、濃縮ウランを見つけたという。レバノンやガザを走っていた自動車のフィルターからもそうした物質が発見されたともしている。アフガニスタンでも濃縮ウランを残す兵器が使われ、バルカン半島でも使用された可能性があるという。
バスビー教授が見つけた濃縮ウランが核兵器に由来するものだったとしても、プルトニウムを使った小型核兵器ではないことになるが、濃縮ウランを使った何らかの兵器が存在しても不思議ではない。
ドネツクの化学工場が攻撃されて大きな爆発があり、小型核兵器が使われたのではという噂も 櫻井ジャーナル
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201502090000/
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