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「イスラム国」人質:アルカイダ系指導者に解放交渉を依頼
毎日新聞 2015年02月09日 20時28分(最終更新 02月09日 21時02分)
http://mainichi.jp/select/news/20150210k0000m030080000c.html
◇ヨルダン政府、急きょ収監の刑務所から釈放
イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)による人質事件で、ヨルダン政府が、拘束中の国際テロ組織アルカイダ系宗教指導者に人質解放交渉などを依頼していたことが分かった。指導者はかつて、ISの前身「イラクの聖戦アルカイダ組織(AQI)」元最高指導者の指南役を務めていた。人質解放が失敗したのを受け、ヨルダン政府は5日、急きょ指導者を釈放した。交渉に協力したことへの見返りのほか、指導者が今後、ISに対する批判を強め、影響力行使に期待しているためとみられる。【アンマンで大治朋子】
ヨルダン政府の要請で仲介役を務めたのは、AQIの元最高指導者ザルカウィ容疑者(2006年に米軍が殺害)の師とされるアブムハンマド・アルマクディーシ師。側近のムニーフ・サマラ氏が6日夜、アンマン郊外で毎日新聞の取材に応じ、明らかにした。同師は国際テロ組織アルカイダ系の過激な思想を持つ宗教指導者として知られる。
同師は昨年秋、テロ関連容疑で逮捕され、ヨルダンの刑務所に収監された。サマラ氏によると、今年1月初旬に政府の依頼を受け、獄中から電話でISのバグダディ指導者側と接触。ISに拘束されたヨルダン軍パイロット殺害の動画が公開された今月3日まで釈放交渉や情報収集にあたった。サマラ氏は取材に、「IS側は(1月初旬に殺されていたと見られる)パイロットはまだ生きていると主張し、最後まで金を求めた。卑劣だ」と指摘。「(人質となって殺害された後藤健二さんら)日本人に罪はなく、師は殺害を非難している」と述べた。
アルマクディーシ師はイスラム過激派の精神的支柱だが、ISに対しては批判的だ。同師の釈放については、「(師の)主張が、ISの勢力拡大に歯止めをかけることをヨルダン政府が期待している」(アンマンのシンクタンク「アルクッズセンター」代表)と見られる。
- Re: イスラム国「外国人系」主導か=後藤さん、ヨルダン軍パイロット「殺害」(時事通信) 戦争で利益を得る勢力 BIBLE 2015/2/09 22:33:26
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