http://www.asyura2.com/15/senkyo198/msg/650.html
Tweet |
日本政府には交渉の余地なし(C)AP
政府に交渉余地なし 中国スパイ容疑の日本人4人どうなる
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172495
2015年12月26日 日刊ゲンダイ
日本人4人がスパイ容疑で中国当局に拘束された問題で、6月に上海で拘束された元日本語学校幹部の50代女性が11月に正式に逮捕されていたことが、新たに分かった。菅官房長官が25日の会見で明らかにしたもので、6月に北京で拘束された元航空会社社員の70代男性も、「容疑が固まり次第、逮捕される見通し」(官邸事情通)だ。
5月に拘束された別の50代男性2人は9月に逮捕されており、これで逮捕者は計3人に。いずれ起訴され、法廷で追及される恐れがある。菅官房長官は「わが国はいかなる国に対してもそうした(スパイ)活動は行っていない」と改めて容疑を全面否認してみせたが、中国の法律ではスパイ行為の最高刑は死刑だけにシャレにならない。
「先に逮捕された2人は公安調査庁に近い協力者とされ、残り2人もそうだとみられていますが、4人とも諜報活動の訓練を受けていない素人だともっぱらです。いずれも頻繁に中国を訪れていたことは確かですが、そこに目をつけた公調が接触を図っただけで、協力者でもないという見方もある。何より問題は、接点のない4人がピンポイントで中国当局に拘束された事実です。要するに、公調の情報が中国側にダダ漏れだったということでしょう」(前出の官邸事情通)
■官邸は知らぬ存ぜぬ…
公調のチョンボでスパイに仕立て上げられてしまった可能性もある、というわけだ。情報機関が聞いて呆れるが、いずれにせよ、4人の“生殺与奪権”が中国の手中にあることに変わりはない。拓大教授の富坂聰氏(現代中国)が言う。
「習近平政権は対米関係の改善を目指しており、そこには当然、対日関係も含まれます。今はあえて日本と事を構えるつもりはないし、4人を日本たたきの“カード”として使うことはないでしょう。それに昨年11月に反スパイ法を施行し、中国は厳格に公正にやっていることを国内外にアピールしようとしている。日本との“裏取引”の材料に4人を使えば、それも台無しです。逆に言えば、日本政府は交渉の余地がないともいえますね」
となると、4人はどうなるのか?
「“一級機密”が関わっているとは思えないし、麻薬事犯とも違います。死刑判決が出るとは考えにくく、4人は有罪判決を受けた後、一時的に服役し、国外退去になるのではないか」(ジャーナリストの宮城英二氏)
安倍官邸は知らぬ存ぜぬで突っぱね続けるだろうが、“犠牲”になった4人は悲惨だ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK198掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。