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2015年 12月 25日
☆ Merry Christmas! ☆
毎年のように書いていることだが。クリスマス・イブには、John Lennon -"Happy Xmas (War Is Over)"のYou Yubeであえて戦火の惨状を目にして(昔はカセットをきいて)、世界の平和を祈ることにしている。(-人-)
【John Lennon -"Happy Xmas (War Is Over)" you-tube https://www.youtube.com/watch?v=S84RLgnz7Rs】
War is over, if you want it
世界中の人が、戦争はやりたくないと思えば、絶対に戦争はなくなるはずなのに。でも、どうやら世界には戦争をやりたい人、やめたくない人が少なからずいるようなのだ。(-"-)
残念ながら、わが国にも・・・。(ノ_-。) 早く政権overして欲しいな〜。(**)
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ところで、昨日、大きなサプライズとなるニュースを目にすることになった。そう。古館伊知郎氏が来年3月で「報道ステーション」を降板するというニュースだ。(@@)
『テレビ朝日は24日、「報道ステーション」(月-金曜、後9時54分)のメインキャスターを務める古舘伊知郎が、来年3月31日で番組を降板することを発表した。
古館キャスター本人から「現在の契約が終了する来年3月いっぱいで、出演を終了したい」との申し入れがあり、慰留したものの、最終的に「新しいジャンルにも挑戦したい」という本人の意向を受け入れたという。
古館キャスターは2004年4月の番組開始以来、12年にわたって「報道ステーション」のメインキャスターを務めてきた。
23日までの放送回数は2960回、その平均視聴率は13・2%で、テレビ朝日は「長期間にわたってテレビ朝日のプライムタイムの視聴率を牽引してくれました。これも日々の必死の努力と真摯な研鑽から生まれる、的確で歯切れのいいアンカーマンぶりのおかげであり、12年間の多大な功労に当社として心から感謝いたします」と特別な感謝を捧げた。
古館キャスターの降板後も「報道ステーション」は継続する予定で、出演者は現在、調整中だという。(デイリースポーツ15年12月24日)』
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mewは今、日本が大きな岐路を迎えているこの時に、古館氏が報ステを辞めることを、本当に残念に思う。(-"-)
<これで「NEWS23の岸井成格氏も来春やめたら、安倍自民のやりたい放題だわね。(>_<)>
古館氏の報道姿勢には、色々な評価があるとは思うし。。確かに、久米宏氏に比べると、自民党を中心とした政治権力や財界、大企業の立場などを尊重するように見える面もあったけど。
ただ、彼は「報道の使命は何か」ということをちゃんと自覚しているように思えたし。自分がお坊ちゃんだと言われたくないという思いもあってか、あえて挑戦的な言動をする部分もあったからだ。(++)<特に原発に関する報道は頑張っていたと思う。>
実際、古館氏は、昨日の会見でも、こんな話をしていたと言う。(・・)
『−−報道番組のキャスターは、どんな役割を担った存在だと思うか。例えば、TBS系「NEWS23」の岸井成格氏の安保報道をめぐる発言について、「偏っているのでは」との指摘もある。キャスターが番組で自説を展開することについてはどう思うか
「ニュースキャスターとは、ということで言いますと、定義はさまざまあるかもしれません。しかし、私の中では、権力に対し、生意気な言い方ですが、警鐘を鳴らす。権力を監視する。昔は社会の木鐸とか言いましたが、監視機関であることを報道番組は担っています」』
この「権力に対し、警鐘を鳴らす。権力を監視する。監視機関であることを報道番組は担っている」という意識をきちんと持っているかどうかが、と〜っても大切なことなのだ。(**)
<しつこく書くけど、主権者たる国民が国政を判断する材料を得るために、憲法で「表現、言論の自由」、ひいては「報道、取材の自由」が認められているんだからね。(・・)>
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『「もちろん未熟なところはいっぱいありましたし、反省は多々ありますけれども、基本的にニュースキャスターというのは、反権力であり反暴力であり、言論の自由を守る、表現の自由を守るという側面がありますので、あまりにも偏ってはいけないとはいえ、まったくの中立公正というのはありえないと思います。僕が素人のくせに、ジャーナリスト上がりでもないのに、いろんな意見を言うことに対して、ずっと見てる方に怒られてまいりました。『お前が何を言ってるんだ』って。でね、ちょっとひるんで言わなくなると、『お前はキャスターなんだから言え!プロの意見ばっかり聞きたくない。素人であるお前の意見を聞きたいんだ。我々に近いところにいるんだろ!』って」
「これも同じ人が言ってる可能性があるんですよ。ことほど左様に人間は多重人格ですので、僕は両方応えなきゃいけないと思って、抑えたり出たり、出たり引っ込めたりってやってきました。だから未熟であることは当然ですけど、ニュースキャスターが意見を言ってはいけないということはないと思っておりますし、偏っていると言われれば偏ってるんです、私。人間で偏ってない人なんていないと思うんです。客観を装っても、主観内の客観でしかないですから。基本的には偏らない放送はできないという思いでずっとやってまいりました」』
「放送法の問題も、もちろんあります。放送法も、法的規範なのか、倫理規範なのかという議論もあるところで、私は私なりにいろいろ考えますが、基本的には『偏らない放送はできない』という思いで、ずっとやってきました」
「(『NEWS23』の)岸井さんについては、私は分かりませんが、ズバっとおっしゃられて小気味良いな、と思っていたことは事実です」
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『−久米宏キャスターから引き継いだとき、「いつか違う地平に屹立(きつりつ)してみせます」と話していたが。
「そういう新たな地平に屹立したかというと、それを言ったのは覚えてませんけど、そこまでは行ってないかなって正直思います。なんとか爪を引っかけてと言う気概は持っておりますが、本当に新たなニュース番組の地平に屹立したかというと、その半ばでやめていくのかなという、正直な気持ちがあります。基本的にもっと向いている仕事をやりたいと思って、娯楽に行きたいなんて言ってる人間ですから、本当に向いていただろうかという思いはあります」
−番組をめぐって自民党から局の関係者が事情聴取を受けたこともあった。キャスターは反権力だと話していたが、政権与党からの圧力と言われるようなことにはどう感じていたか。
「反権力100%でやろうとは思ってないんです。反権力という側面も絶対にある。でも一方では権力が出す物をソースとして客観的に伝えなきゃいけないことも当然ありますから、そこは案配、さじ加減なんだと思ってやって来ました。ご覧になってくださった方から偏りすぎてる、さじ加減がダメだと言われるのは、謙虚に受け止めております」』
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古館氏は04年4月、久米宏氏の「ニュースステーション」を引き継ぐ形で、「報ステ」を始めたのであるが。
本人いわく、現テレ朝の早河会長が「自由にあなたの絵を描いて」と言ったにもかかわらず、「自由にと言われた割にはものすごい不自由な12年でした。言ってはいけないことと、良いことと、大変な綱渡り状態で一生懸命頑張って参りました」という。
『「報道ステーション」は、久米宏がキャスターを務めていた「ニュースステーション」の後番組として、古舘伊知郎がキャスターとなり2004年4月から放送をスタートした。
約11年の放送の間には、さまざまな騒動もあった。 08年6月には自民党の党役員連絡前に出席者が談笑する映像を流し、古館キャスターが後期高齢者医療制度の報道の流れで「よく笑っていられますね。偉い政治家の人たちは」とコメントしたとして、自民党が抗議し、一時党役員会などの撮影の禁止などを言い渡す問題も起きた。
12年には古館キャスターが番組内で、原発報道への強い決意を示し「私は日々の報道ステーションの中で追及していく。もし圧力がかかって番組を切られても本望です」などと語り、局側は「圧力などはない」などと打ち消す騒動も起きた。
このころから降板説などが取りざたされるようになった。
14年10月には、単独トークライブ「トーキングブルース」を11年ぶりに復活させた。
14年12月の年内最後の放送では古館キャスターが「私も噂では報ステを降ろされると言われてきましたが、絶対大丈夫ですから」と15年の続投宣言をした。(朝日新聞15年12年24日)』
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しかし、今年にはいって、さらに古館氏にある種の圧力を与えるような様々なことが起こり、そのたびに「古館降板か」という話が出るようになっていたのである。^_^;
『2月には、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が、川内原発(鹿児島県)をめぐる番組の報道について「客観性と正確性、公平性を欠いた放送倫理違反」とする意見書を公表した。番組は昨年9月の放送で、原子力規制委員会の記者会見を取り上げ、「竜巻」に関する質問を受けた田中俊一委員長の回答を、「火山」に関する発言として扱っていた。
また、3月には、コメンテーターの元経済産業省官僚、古賀茂明氏が、自身の降板をめぐって古舘氏と激しく応酬した。古賀氏が「菅義偉官房長官をはじめ、官邸にバッシングを受けてきた」などと主張すると、古舘氏は「今の話は承服できない。『降ろされる』というのは違う」などと反論。その後、古賀氏が突然、「I am not ABE」と書いた紙を掲げ、「裏で圧力をかけるのはやめてもらいたい」などと訴える一幕もあった。
これに対し、テレ朝の早河洋会長は同月の記者会見で古賀氏の主張を否定。「あってはならない」放送だったとして陳謝し、古賀氏に厳重抗議したことを明らかにした。
15年3月には、元経済産業省官僚の古賀茂明氏が、報道ステーションのコメンテーターの降板について番組内で「官邸からのバッシングを受けてきた」などと発言し、止めようとする古館氏と生放送で言い争う事態が勃発。自民党の情報通新戦略調査会がテレビ朝日から事情聴取する事態に発展。古館キャスターは番組内で「テレビを見ている方々にできる限りまっすぐに向いて、伝えるべきニュースを伝えていく」などとコメントした。その後、テレビ朝日が番組担当者を社内処分にし、同局会長、社長らが役員報酬を一部返納するなどにもなった。
さらに、安保法案審議が大詰めを迎えていた9月には、法案の問題点や反対派の抗議活動の紹介に大半の時間を割いた内容を、疑問視する声も上がった。
同月16日の放送で、古舘氏は「平和安全法制という(参院特別委員会の)ネーミングが正しいのか、甚だ疑問だ」などと述べながら国会から中継。法案が参院平和安全法制特別委員会で可決した17日の放送では、古舘氏は「私はやっぱり強行採決だと思う」と主張していた。
こうした報道に対し、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は、「失望しました」などとして、番組スポンサー契約を同月で打ち切ることを自身のツイッターで表明。番組の安保報道姿勢が偏向していると判断したためという。(産経新聞15年12月24日)』
<ただし、高須院長は、今回の降板の話を受けて、古館氏自身のことは好きなので、今後も応援する。番組スポンサーもやると言っていたです。(・・)>
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mewは、まさかこんなにも情報送受の手段や人権意識が発達している21世紀にもなって、政治権力のメディア支配が強めるなんてことがあるとは・・・。しかも、そんなことが可能であるとは、正直なところ、思いもしていなかったのけど。^_^;
09年に民主党政権が始まってから(特に左派系の菅政権ができた&脱原発に舵を切ろうとしてから)、一部の政財界の権力者の間に危機感が広がり、それがメディアにも影響。<民主党or菅叩きが横行したるとかね。>
そして、12年末に安倍二次政権になって以降は、政官財米などあらゆる利権に絡む機関が、メディアを通じて日本国民をコントロールしようとしているわけで。<戦争や武器、原発で富国強兵する強い国を目指すために。>
何とかネットなどを通じて、ひとりでも多くの人に「このままだと、日本はとんでもなくアブナイ国になっちゃうぞ〜」とうことを知って欲しいと、切に思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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