http://www.asyura2.com/15/senkyo198/msg/504.html
Tweet |
「新国立A案」は惨劇の序章 森喜朗古墳の下に死屍累々
http://tanakaryusaku.jp/2015/12/00012672
2015年12月23日 01:06 田中龍作ジャーナル
「新国立A案」。各紙とも22日夕刊トップでデカデカと。
新国立競技場建設をめぐるドタバタ劇の新たな幕があいた。
新聞、テレビは「接戦の末、A案に決まった」と はしゃぐ 。最終章が国民にとって惨劇となっても「オレの知ったこっちゃないよ」とばかりに。
政府がJSC(日本スポーツ振興センター)の選定したA案を了承する前日(21日)、民主党が五輪関係省庁、組織からヒアリングを行った。
国会内の民主党政調会議室に内閣官房、文科省、スポーツ庁、JSC、大会組織委員会などの役人(出向者含む)20人が呼ばれた。
蓮舫参院議員と玉木雄一郎衆院議員。玉木議員は財務省出身だけに官僚たちの手の内をよく知る。=21日、民主党政調会議室 撮影:筆者=
新国立競技場建設にかかる負担割合は「国=791億円、都=395億円、toto=395億円)」となることが明らかにされた。
スポーツ庁によると、上記の負担割合は「遠藤五輪担当大臣と舛添知事が合意している」。
totoとは「サッカー宝くじ」だ。宝くじの売り上げが減れば、建設費用への拠出にも影響してくる。
民主党議員が「売り上げが落ちた場合の責任は誰が取るのか?」「下がらない保証はあるのか?」と質した。
政府側は「下がらないように努力する」と答えるだけだった。当時者意識のかけらもなかった。
60億円のムダ使いとなった「ザハ案」や、1億円を超す金を浪費した「エンブレム」のようなことがまた起きまいか、と心配になる。
民間企業であれば「背任」で刑事責任まで問われて当然の損害を国民に対して与えているにもかかわらず、誰一人として処分されていない。
国民に大損害を与えても自分のフトコロは痛まない。他人事のように構える官僚たち。=21日、民主党政調会議室 撮影:筆者=
東京オリンピックの運営費が、立候補段階の3億円から1兆8千億円に膨らんだのも無気味だ。6倍である。
一旦工事を獲得したら あれもこれも つけて総事業費が膨れあがる公共工事と同じだ。
ヒアリングにあたった民主党の玉木雄一郎議員(財務省出身)は「公的負担が(新たに)出てくるということはないのか?」と幾度も質した。
政府側は「そうならないように努力する」としながらも「寄付やボランティアで(賄う)」と答弁した。
ボランティアと称してタダ働きを強いるつもりだ。「オリンピック特別税」もありうる。
A案のコンセプト「は木と緑のスタジアム」。「森の隈さん」が設計した「森喜朗古墳」は21世紀のピラミッドだ。古墳の下には税金と労働を搾り取られた国民の死体が累々と横たわることになるだろう。
〜終わり〜
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK198掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。