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若手有権者に言葉を贈る「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表
小沢一郎氏「若い人は将来に向けて志を持つこと」
http://www.nikkansports.com/general/news/1581462.html
2015年12月21日9時27分 日刊スポーツ
生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表(73)は、野党の大同団結について「オリーブの木」を提唱している。来年の参院選までにまとまるのか。また、18歳の選挙権について若者へのメッセージを聞いた。
−小沢さんが提唱する「オリーブの木」のメリットとは
小沢氏 各党が解散して1つの大きな党にまとまるということは、いろんな現実の利害があって事実上難しい。現在の政党はそのまま、選挙に臨む新しいネーミングの政党をつくり、届け出政党とする。そしてその政党に、個人が木にとまるような形にすることが、政党の利害の調整や煩雑な手続きをせずに、1つにまとまることができる。野党の幹部がそういうイメージが浮かばない、政治の想像力のなさが、いちばん危険。もちろん、根本的な1、2つの共有する政策や理念は必要。現時点では、いわゆる安保法制の廃止や立憲主義、たとえば、原発のクリーンエネルギーへの転換。ほぼ野党なら合意できる。安倍政権、日本の将来、国民生活にとって危険な政権は変えるんだという思いを、共有できればいいと思う。
−野党が少しでも力をつけないと、という目標はなぜ薄らいだのか
小沢氏 ほとんど今の野党は、かつての政治を経験したことがない人ばかりになっている。野党の幹部がイメージが浮かばない。政治の想像力のなさが、いちばん危険だ。国民が想像する以上のものを持たない政治家は、あまり役に立たないと思う。よく「国民目線」というが、ある意味、国民の生活に目を向けてやるというのはいいんです。しかし国民の生活を安定させるには、一国民と同じレベルで政治をやる政治家じゃ、だめなんです。1人1人の生活を安定させるには何をすればいいのか、それを全体の中で考えるのが政治。「国民目線」は、国民と政治家が同じレベルで考えるという意味に解釈されているが、国民のことを考えるなら、さらに、大きなレベルの中で考えないといけないと思う。
−来年の参院選は、衆院選とダブルの可能性はあると思いますか
小沢氏 今の状況では、わざわざダブル選挙を強行しなくても、勝てるというような読みでいるんじゃないですかね。1つの脅かしには使うでしょうけど、現状ではちょっと起こり得ないと思います。
−来年は選挙権年齢が「18歳以上」に下がります
小沢氏 今の国会をみると、政権を奪回しようという意欲も野党には足りないし、与党の中でも、安倍政権に批判的であっても言う人は、いない。そういう状況は、日本社会の現状を表していると思う。「何をやっても変わらない」みたいな。若い人には、大人が現実に打ちのめされている姿を見たとしても、将来に向けて志を持つことが大事だと思う。クラーク博士は「少年よ大志を抱け」と言った。若い人は無限の可能性がある。できるかできないか分からなくても、それに向かって進む気概と志、夢をぜひ持ってほしい。18歳の人が選挙権を持つのだから、全員投票に行ってほしい。そうじゃないと下げる意味がない。期待します。
−夢を持たれる政治を行わなければ、有権者も夢を持てない
小沢氏 そうです。政治家も、自分たちの理想や夢を語らないといけない。民主主義社会では、国民のレベル以上の政治家は出ないという格言があります。国民の意識が高まれば、政治家も一生懸命勉強しないといけない。研さんに励み、夢を語れる政治家になろうとするはずです。民主主義の主役は主権者、国民。それを、理解してほしいですね。(取材=政治ジャーナリスト・角谷浩一、中山知子)
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