http://www.asyura2.com/15/senkyo198/msg/402.html
Tweet |
アスベスト問題が吹っ飛ばした沖縄ディズニー誘致構想
http://new-party-9.net/archives/3109
2015年12月20日 天木直人のブログ 新党憲法9条
普天間にある米軍基地の跡地利用をめぐって、「ディズニーランド誘致構想」が突如浮上した。
これが菅官房長官の浅知恵からくる宜野湾市長選挙(来年1月24日)対策であることは明らかだ。
しかし、12月17日付の日刊ゲンダイの記事が、この構想をあっという間に吹っ飛ばしてくれた。
その日刊ゲンダイの記事は、ディズニー誘致の一帯はアスベストに汚染されているいわくつきの場所で、市議会でも汚染問題がたびたび取り上げられてきたという衝撃的な事実をスクープしてくれた。
こんな場所に「夢の国」が進出してくるなどあり得ない。
そう思っていたら、12月17日の各紙が報じた。
厚生労働省は12月16日、アスベストが原因で労災認定された人や、特別遺族給付金の対象者が働いていた全国939の事業所を公表したと。
この中には沖縄の事業所はもちろん含まれていない。
しかし、厚生労働省がこのような公表を行ったということは、アスベスト問題がいまでも深刻な問題である事を認めたということだ。
このアスベスト問題は、かつて耐震偽装問題の時に浮き彫りにされたように、アスベスト汚染建築を見過ごした国交省(旧建設省)の責任問題につながる恐れのある大問題である。
それがいまでも全国的に未解決のまま放置されている。
しかも米軍基地跡があらたなアスベスト汚染地域だとなったらどうか。
アスベスト問題の寝た子を起こすような菅官房長官のディズニーランド誘致構想など、安倍政権は自ら首を絞めるようなものである(了)
◇
石綿労災939事業場を公表 うち710で新認定者
http://www.asahi.com/articles/ASHDB6Q7PHDBULFA03P.html
2015年12月16日18時34分 朝日新聞
厚生労働省は16日、発がん性のあるアスベスト(石綿)による健康被害で2014年度に労災認定などを受けた人の勤め先のうち、事業場名が不明だったり、個人事業主だったりしたものを除く939事業場を公表した。うち710事業場で新たに認定者が出た。
建設材料などに使われた石綿は04年に製造や使用が原則禁止されたが、数十年たって発症する人もいる。14年度に労災認定を受けたのは1080人。このうち347人は認定時に亡くなっていた。石綿健康被害救済法に基づく遺族への給付金の支給は20人分が決まった。
認定者を症状別でみると、中皮腫が529人、肺がんが391人、石綿肺が78人、びまん性胸膜肥厚が50人、良性石綿胸水が32人。
厚労省は17〜18日午前10時〜午後5時に電話(03・3595・3402)で相談に応じる。
このほか、民間団体の「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」も両日午前9時〜午後5時にフリーダイヤル(0120・117・554)を設ける。
また、厚労省は05〜14年に公表した事業場のうち一部の名前や所在地を訂正した。
関連記事
アスベスト汚染の沖縄米軍跡地 ディズニー誘致は到底無理(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo198/msg/275.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK198掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。