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政界地獄耳 批判無視、自民バラマキ
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1581144.html
2015年12月19日8時26分 日刊スポーツ
★自民党に正義が残っているかどうか、自浄能力があるかどうかの試金石になったのが、17日、朝の厚労合同部会での出来事だ。低所得年金受給者へ3万円を給付する措置など15年度補正予算案に計上するか否かの議論だった。新聞では党農水部会長・小泉進次郎だけがかみついたような記事になっているところもあるが、総じて若手議員から厳しい批判が出た。
★超高齢化社会が急速に進む我が国で年金受給者が増え、一方、少子化により若い人たちが減っている社会では高齢者の声を反映したほうが社会全体の声を反映することになる。しかし、それは社会を支える若者には厳しい環境を強いる結果になる。しかし、選挙などでは年配の人たちが熱心に投票に行き、若手はどうしても白けてしまう。それを少しでも是正し、若者の声を反映するためにその声も大きくするために18歳から投票権を与え、その制度は来年から施行される。ところが自民党が繰り出す政策は高齢者3万円給付など高齢者優遇政策ばかりだ。
★首相・安倍晋三は9月に唐突に1億総活躍社会を目指すと言い出し、少子高齢化に歯止めをかけ50年後に人口1億人を維持する国家観を国民に示した。世界では難民対策や移民排斥など排他的な感情が渦巻く中、日本が人口を維持する政策を打ち出すには幅広い議論もない。人口が8000万人に減少するのなら“それなりの国造り”の考えが生まれてもいいのではないか。
★まさにこの自民党厚労合同部会の役割は補正予算の了承機関が目先のバラマキを決めるのではなく、政治が今後の国家観を示す議論の場であるべきだろう。議論を引き取ったのは党政調会長・稲田朋美。「安倍首相の指示で組んだ予算だ。了承してほしい」という党の議論が無駄であるとする最低のまとめ方だ。国民もそれを感じ始めているだろう。(K)※敬称略
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