http://www.asyura2.com/15/senkyo198/msg/344.html
Tweet |
【待ったなし】子供の貧困問題「母と子3人、所持金200円」子どもたちは「すごーい、ナシだよ。カレーだよ」と声を上ずらせた。
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/10326
2015/12/18 健康になるためのブログ
【貧困の現場から】(1) 母と子3人、所持金200円
http://www.nishinippon.co.jp/feature/tomorrow_to_children/article/213139
・
街がイルミネーションで彩られ始めた11月中旬の夜。九州のある街で、母の梓(42)と小学6年の美雪(12)、小3の直樹(9)、小2の沙織(8)=いずれも仮名=の3きょうだいが「子ども食堂」ののれんをくぐった。
入るとき梓は少しうつむいていた。子どもたちを「ただで食べられるレストランがあるんだ。ママも料理作らなくて楽だから行こう」と連れ出した。「家が貧乏だと思われたくない」から、ごまかした。子どもたちは、食堂の和室に座ると「レストランじゃないじゃん」と口をそろえた。
でも、ミンチカツの載ったカレーライスとナシが運ばれると、子どもたちは「すごーい、ナシだよ。カレーだよ」と声を上ずらせた。無言でカレーをかき込み、カチカチとスプーンが皿に当たる音が響いた。
元気な声で「おかわり!」。美雪は3杯、直樹も2杯をたいらげた。「おなか、ぺこぺこで来たんです」と梓は涙声になった。
来たときは緊張した様子だった子どもたち。カレーを食べ終わると、沙織が「しちろく しじゅうに」と学校で習ったばかりの九九を唱え始め、みんなの笑い声が上がった。久しぶりのだんらん。「おなかも心も満たしてもらった」と梓は感謝した。
□ □
夫とは数年前に離婚。パート従業員としてスーパーで働き、賞味期限が切れた食品をもらっていたため、食べるものには困らなかった。
ところが夏にスーパーが突然閉店し、働き口を失った。貯金もなく、月に16万円あった収入は10万円程度の失業保険だけになった。
就学援助を受けて小学校の給食費は免除されているが、アパートの家賃に光熱費、持病を抱える子どもの通院代などの支払いは待ってくれない。豆腐ばかりの鍋やキャベツの千切りで我慢し、食費を節約してぎりぎりの生活を続ける。
子どもたちは、給食以外に食べ物を口にできない日もあり、「おなか減ったよ」と繰り返した。
そんな時、インターネットで子ども食堂の取り組みを紹介する本紙の記事を読み、「自宅近くにもないか」と探して見つかった。すがる思いで運営者にメールを送った。「財布に小銭しかなく、悩んでいます。子どもたちだけでもご飯を食べさせてください」
初めて子ども食堂に来た日、梓の財布には200円ほどしか入っていなかった。
□ □
「またレストランに行こうね」「今度はどんなごちそうが出るのかな」。子どもたちも食堂を気に入った。あれから何度か通い、古米をリュックサックいっぱいに詰めてもらったこともあった。美雪が熱を出して寝込んだ時は、家で雑炊を食べさせることができた。
だが、失業保険はあと数カ月で切れる。来年、美雪は中学生になり学費もかさむ。せめて高校までは行かせたい。美雪と直樹が夢中になっているサッカーも月に4千円ほどかかるが、続けさせてあげたい。
ハローワークで再就職先を探す日々。子育ての制約があり条件がなかなか合わない。ほかの公的支援が受けられないか福祉関係者に相談しながら、なるべく早く生活を立て直したいと思っている。
「子ども食堂に偶然出合えて、ありがたい。生活が安定したら私が子ども食堂に寄付して支えたい」
この子ども食堂が開かれるのは週に1度。梓のような親子のほか、住む家がない少女、子どもたちだけで暮らす少年たちが訪れ、寄る辺ない生活の中でひととき、空腹を満たす。
=2015/12/15付 西日本新聞朝刊=
食を支える子ども食堂
以下ネットの反応。
何か出来ることをしたいなー。【貧困の現場から】(1) 母と子3人、所持金200円 https://t.co/zVDYaBqMCw #西日本新聞
— 松村 淳 (@junmatsumura) 2015, 12月 18
こんな現場はあちらこちらに https://t.co/IWUfCuncxL
— koike shigeko (@sabaaimama) 2015, 12月 18
田中優「こういうの、つらいなぁ。
かつて生活保護のケースワーカーしてたから、実際にそんな場面に出くわしていたんだけど、今でもこういうのに泣きそうになる。」 https://t.co/zZQs7C03JQ
— 田中優 スタッフ (@_tanakayu) 2015, 12月 18
子どものサッカー4000円/月はやめさせて、放射能汚染されていない食材を選んで子どもたちにちゃんと食べさせたほうがいいと思う。せっかく福岡に住んでるんだから。
【貧困の現場から】(1) 母と子3人、所持金200円 #西日本新聞 https://t.co/TZJ2ia4EEt
— Nemesisネメシス (@zodiac0088) 2015, 12月 18
@TayamaRyu
それで\_(・ω・`)コレが日本国民の現実ですよね。
コレいろんな国の人達が知ってる事、天皇家が日本国民の最大の敵なのです。それで今これがあなた方国の現実、母と子3人、所持金200円 https://t.co/S7tdQgLgbN
安倍のねぎらうのですか?
— asuka (@asuka_250) 2015, 12月 17
これは政府の仕事だろう。“子ども食堂” / “【貧困の現場から】(1) 母と子3人、所持金200円 - 西日本新聞” https://t.co/48yZP1xLgk
— SL (@_salt_and_light) 2015, 12月 17
こういうのって色々とヤバいなと思う。日本の現実。
【貧困の現場から】(1) 母と子3人、所持金200円 #西日本新聞 https://t.co/fQxUOOlibb
— Da Zhu Yiu Jiang (@pallmalld) 2015, 12月 16
「子ども食堂」の取組自体はすばらしいことだが、自治体はなにやってんだ。即保護すべき事案ではないか。九州のある街としか記されていないから、餓死を連想させる。|【貧困の現場から】(1) 母と子3人、所持金200円 #西日本新聞 https://t.co/s8n1ci37c0
— Noby La Mañana (@noby_esperanzo) 2015, 12月 15
子ども食堂が家族の支えに。支援者・受益者ともにもっとたくさんの人に知ってもらうために、頑張って継続して情報を届けなければ!あらためて心に誓いました。/【貧困の現場から】(1) 母と子3人、所持金200円 https://t.co/1G5D1xUW72
— 子どもの貧困.jp (@kodomonohinkon) 2015, 12月 15
子ども食堂の取り組みには頭が下がります。でも一方で、まともに富の再分配を行わず、格差を助長し、貧困対策も不十分かつ善意に任せるこの国の姿勢には心底腹が立ちます!→【貧困の現場から】(1) 母と子3人、所持金200円 https://t.co/0HY7klXG5Q #西日本新聞
— 松下圭一 (@kmatsuzo) 2015, 12月 15
この記事をみて涙が出てきた。
こんな食堂がもっとあればと願います。 https://t.co/k9kFVkOARy
— 四ノ宮浩(ドキュメンタリー映画監督) (@shinomiyatweet) 2015, 12月 15
安倍総理呼びかけの「子供貧困基金」への寄付300万にとどまる。経済界からの大口寄付は一件もなし。「税金使え、バラマキやめろ、自民党への献金寄付しろ」の声。
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/9806
・
【出生率1.8は?】子育て給付金が来年度から廃止へ!1600万人が対象「選挙に行く年寄りには3万円、選挙に行かない子供(現役世代)は斬り捨て」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/10254
・
昔「一杯のかけそば」で皆涙したと思いますが、今はそんな状態の子供が6人に1人いるのが日本です。そして、そんな状況にあるのに政府は子供の貧困は「寄付」で対応しようとし、来年からは子育て給付金を打ち切ると言っています。
安倍政権が口では一億総活躍と言いながら、実際にやっている「社会保障の斬り捨て」を始めとした弱者いじめ(派遣法改悪とか)は言い訳すら成り立ちません。「大企業優遇、庶民イジメ(殺し)」を自民党支持者はどう説明するのでしょうか?
関連記事
貧困寸前!急増する「女性の生活苦」知られざる実態(ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/15/hasan103/msg/608.html
・
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK198掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。