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「癒やし系大臣」と親しまれ…
小泉純一郎も感動した! 故・塩川正十郎さんの国会珍答弁〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151215-00000001-sasahi-peo
週刊朝日 2015年12月18日号
小泉内閣で財務相を務めた塩川正十郎さんが今年9月、肺炎のため93歳で亡くなった。9月24日に行われた大阪府・公益社千里会館の合同葬にて、元首相の小泉純一郎さんは弔辞をこう読んだ。
【追悼】2015年に亡くなった著名人
* * *
謹んで故塩川正十郎先生の御霊(みたま)に弔辞を捧げます。
私が塩川先生と初めて出会ったのは、福田赳夫先生のお宅で玄関番のようなことをさせていただきながら政治修業をしていた頃でありました。当時の福田邸は、「角福戦争」華やかなりし頃で、朝7時から来客が多く、なかでも塩川先生はさっそうと格好よく声が大きく、低音の大阪弁が印象的な若手代議士でした。
小泉内閣最初の組閣で塩川先生には財務大臣を引き受けていただきました。
多くを語らなくても常に私の真意を直感的に、正確にわかってくれる塩川先生の存在が、その後の私の政治運営に大きな力になったことは多くの人が認めるところであります。
塩川先生は小泉内閣の重しであり、小泉の精神安定剤と言われたのも、むべなるかなの感があります。
あるとき、(国会で)野党質問者が、塩川財務大臣の官房長官時代にこういうことがあった、と発言していた新聞記事をもとに「問題発言だ」と追及してきました。私はそのとき内心「まずいことになったな。これは大きな問題になるのではないか」と心配していました。
しかし、答弁に立った塩川財務大臣はあっけらかんと「忘れました」と一言。一瞬、与野党議員ともにあっけにとられ、それが爆笑に変わり、なんとなく終わってしまいました。
これも文部大臣、運輸大臣、官房長官の豊富な閣僚経験を経てきた貫禄と、だれからも親しまれていた塩川先生の人柄、人徳の賜(たまもの)だと思いました。この答弁は名(迷)答弁というか珍答弁というか、国会答弁史に残るのではないかと思っています。
「塩爺」と呼ばれ、「癒やし系大臣」と親しまれた塩川先生のありし日をしのび、心よりご冥福をお祈り申し上げ、お別れの言葉といたします。塩川先生、長い間、ありがとうございました。さよなら。
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