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2015年12月14日 「ジャーナリスト同盟」通信
<戦争法は頭、税金は生活>
筆者は無党派の代表である。政党とは等距離だ。そうして初めて権力・不正に民衆の側から発言できる。いざ選挙になると、棄権したくなる場面が多い。事実、棄権という行動もした。身内から懇願されて、仕方なく公明党に投票したこともある。しかし、2度としない。憲法違反の戦争党になった政党だからだ。それを裏付ける公明幹部発言が露呈した。「安保法は頭の問題。しかし税金は生活に直結、より重要だ」と。消費税10%の段階での軽減税率を重視する戦争党幹部の発言が、いまの公明党の正体をあからさまに裏付けている。
<自民党よりも腐敗>
この発言の趣旨は、専門家でないとわからない、というものではない。創価学会員は選挙の際、食事をしなくても票集めに奔走する。しかし、肝心の政治には無知蒙昧の徒である、との公明認識なのだ。
学会幹部の指令なら、火の中・水の中も臆せず飛び込んでいく鉄砲玉のような学会員と理解しているのだろう。言葉はよくないが、学会員は「集票奴隷」ということになる。
公明党は「高尚な戦争法」よりも、集票奴隷は生活と関係する消費増税について関心が高い、と判断している。戦争で人間が殺されるよりも、食品の値上がりの方、おなかの具合の方が大事だ、というのである。
本末転倒である。
平和憲法を破壊した戦争法によって、人間を殺したり、殺されたりすることよりも、物価の問題がより重要だというのだから。ここまで腐りきった公明・戦争党が、日本会議主体の安倍と連携する事情も、よく見えてくるではないか。
公明党に投票することは犯罪ではないか、とさえ思えてくる。数千人の本ブログ読者は、公明党に投票しないだろう。日本国憲法の名において、である。
<御用記者がテレビで暴露>
この公明党幹部発言は、テレビに出演した典型的な御用記者が紹介したものである。与党宣伝の一翼を担っている悪しきジャーナリスト発言だから、信用の出来る発言だ。
公明党は「間違っている」という確証があれば、直ちに御用記者に対して名誉棄損の訴えをすべきだろう。しかし、その動きは見られない。
公明党について、何か評価しようとすれば、それは日中友好活動である。筆者のライフワークでもあるから、72年の国交正常化で果たした役割は歴史に残っている。創価学会もまた、中国との友好活動に貢献してきた。
公明党創立者の池田大作氏の実績といってもいい。彼は中国の全ての大学から顕彰されている。学会員の献金のものすごさが、それを可能にしてきたものだ。資金力である。これが現在のマスコミへの影響力ともなっている。
皮肉にも、これが権力にこびる原因ともなっている。将来的に、これが保障されるのかどうか、政権が転んでいくと、いずれ暴かれることもあろう。金のために戦争法に賛同した、との見方もあるが、それはさておく。
<元外交官が告発>
これを勇気ある元外交官の天木さんが、テレビで見ていて驚いてブログに載せ、それを筆者も見てしまった。創価学会の集票活動が、いまの強権・独裁のファシズム政権を可能にしていることから、これを軽視することは許されない。
まじめな学会員は選挙・政治について真剣に考える時である。
筆者の知る創価学会員は、きわめて純朴で、平和主義者である。善良な人間であるが、政治的には無知蒙昧の徒が多い。善悪の価値判断さえない。
特定秘密保護法は、戦前の治安維持法である。この悪法によって、戦争に反対していた池田氏が尊崇した2人の先輩が投獄された。一人は獄死した。こうした経緯から、特定秘密保護法を創価学会と公明党はとことん反対するだろうと、多くの事情通は判断していた。
だが、安倍内閣の国交大臣の太田という不埒な公明幹部は、これに率先、賛成して成立させた。筆者と共に日中友好活動をしていた学会員の戦争遺児が「太田を池田先生は決して許さない」と叫んだ。
すでに池田氏の意思のないのを承知している太田の暴挙だった。その先に戦争法が続いた。毒を飲んだ公明・創価学会である。この史実から逃れることは出来ない。
<憲法破壊よりも物価が大事という価値観>
それにしても、日本国憲法に違反した戦争法は、憲法の前文と9条を読んだものであれば、子供でも分かる。国家を冒涜する反乱罪にも相当する。
憲法は政府・政治家の暴走を食い止めるための防波堤である。それを公明党も、安倍と一緒に強行した。それへの反省がまるでない。
そのことを裏付けた公明幹部発言である。仮に、まともな党規があれば、即刻首であろうが、それもない。憲法破壊を無視する政党に仕立て上げた池田氏にも責任があろうが、そのことさえ理解できなくなってしまっている池田氏に同情もしたくなる。
「平和」「反腐敗」の政党も、その旗を降ろしてしまった。
2015年12月14日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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