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2015年12月12日 「ジャーナリスト同盟」通信
<戦争法反対の国会デモで何を感じたのか>
戦争法が強行されて、どれくらいの時間が経過したであろうか。国民は決して忘れない。隣国の人々もそうである。明々白々の憲法違反である。これを廃止する使命を帯びた野党第一党の岡田・民主党である。だが、これまでのところ岡田の対応は、党内極右(松下政経塾・日本会議)に翻弄されて、国民の期待に応えようとしていない。いうなれば「安倍の手先」のような行動ばかりだ。あの熱狂的な国会包囲デモで何を感じたのか。人間であればわかるはずである。
<今時の反共アレルギーは時代遅れ>
官僚出身・富豪の家庭という、甘い環境からの制約を受けていることもわかる。しかし、それに甘んじるようでは政治家として大成することは無理である。
義兄の村上誠一郎は、一人極右自民党の中で正論を吐いている。少しは彼の話を聞いてはどうか。村上には保守リベラルの血が流れている。彼の恩師は、水面下で日本共産党とも連携したことを忘れてはならない。
今どきの反共アレルギーは、極右そのもので、どうかしている。岡田家ビジネスは、中国でも活動しているではないか。共産党との連携を恐れてはならない。これは民意である。
<野党1本化で極右政権を退陣させよ>
反共アレルギーは「安倍の手先になる」という政治効果を生む。これが安倍・自公の3分の2議席確保を可能にさせている。
人間であれば、これくらいの予想は出来るだろう。いまの岡田は民意に反している。
共産党の存在は無視できない。ことほど国民は自公政権に怒っていることの証なのだ。野党1本化に成功すれば、政権交代は可能である。衆参同時選挙にも、野党をまとめ上げれば、自公は強くない。
まともな創価学会員の行動は必ずや鈍る。極右の公明党への会員の傾斜は、著しく低下しているからだ。無党派層を動かすには野党1本化しかない。
<消費税の大嘘を国民は忘れていない>
頭のいい岡田でも、今はすっかり忘れてしまっていないだろうか。8%消費税強行という民主党・野田豚政権のことを、国民は忘れていない。
安倍の大嘘に慣れ親しんでいる日本国民も、日々の生活に直接響く消費大増税を強行した野田豚に怒り狂った。それを忘れていない。
民主党の支持率が上がらない唯一最大の理由である。
多くの国民は、自公と民主の大嘘政党のはざまで、支持政党もなく途方に暮れている、というのが、実情なのだ。人間であれば、これくらいの判断ができて当然であろう。
<民主党は謙虚に頭を垂れよ>
民主党は首を垂れよ。ひたすら首を垂れるしかない。それが民意である。維新の松野と連携しても、成果は大きくならない。
民主党自身、一番わかっていることではないか。国民は民主党に期待していない。同時に、橋下の維新にあきれ返っている。新聞テレビの合唱がなければ、すぐに忘れ去られる「安倍の別動隊」でしかない。
そこから離脱した松野は立派だが、いまの民主党とくっついても国民は納得しない。安倍の別動隊が判明した現在、維新への期待は半減しているからだ。
<松野は民意に従い橋を作れ>
松野の父親はなかなか立派だった。筆者は、彼から日本の極右の内情を教えてもらったということもある。それよりも、彼は民意をくみ取ることに長けていた政治家だった。
彼は極右の福田派に所属していたが、リベラルの三木武夫の政権で大活躍した。民意は三木内閣を支持していたからである。
そうしてみると、松野の仕事は野党1本化への努力に尽きる。岡田と他の野党との間に橋を架けることだ。ずばり岡田と志位を結びつけるという大仕事が、本来の仕事である。
それは、憲法違反を許さない政治の実現である。立憲主義に公然と違反する日本政府は、国際社会では通用しない。安心して誰もついてゆけない。安倍・自公独裁政治を止めることが、今の民意である。
彼を補佐する平井秘書も同じ考えのはずだ。
2015年12月12日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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