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政界地獄耳 軽減税率が招く党内混乱
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1578302.html
2015年12月12日8時0分 日刊スポーツ
★17年4月の消費税10%への移行時に導入することが検討されている軽減税率をめぐり、自民党や官邸が迷走し始めた。自民党の税調や財務省が現実的対応を図り、軽減税率に消極的で、積極的導入を訴える公明党との対立が強まっていたが、生鮮食品と加工食品を含む食料品(酒類、外食を除く)を導入時から対象にするという公明党の政策丸のみを官邸が決定した。
★民主党野田政権の時、民主、自民、公明の3党合意によって消費税アップが決まったが、自公に政権が奪還されると、そこに軽減税率導入の議論が広がった。しかし軽減税率導入による税収不足はこれで深刻になり、税と社会保障の一体化は実現に程遠いことになる。自民党内からは公明党との選挙協力を優先したために、国民から突き放されるのではないかと、官邸の鶴のひと声によって本末転倒の政策になることを懸念する声が広がる。税制を選挙の党利党略でまとめると今後の、あしき前例となることは明白で、党内混乱が渦巻くのは必至だ。
★10日の党総務会で、財政規律を求めようとし官邸に更迭され、党税調会長を外され顧問になった野田毅は党内議論を無視した官邸の決定に対して「税務執行で必ず混乱する。国の根幹に関わり、大変な禍根を残す」と不快感を示した。選挙のために公明党に譲歩したというが、衆参同日選もささやかれる中、目先の軽減税率拡大によって小さな痛税感を和らげる政策の後には、財務省が財源不足で消費税自体の値上げ議論がすぐ始まることは明白だ。「来夏の選挙後には直ちに財務省は消費税13%、15%の議論を始めるだろう。軽減税率拡大で選挙にならなくなる」と危機感を募らせる議員もいる。民主党代表・岡田克也は「節度なき、ばらまき政治に走ってしまっているのが今の安倍政権の姿だ」と批判したが、政権のおごりか、危機感の表れか、順風満帆に見えた安倍政権の終わりの始まりの起点になりそうだ。(K)※敬称略
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