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橋下曰く「凄すぎる」政治&菅の暗躍で、急転直下。軽減税率は公明の主張どおりに(日本がアブナイ!)
http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/878.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 12 月 12 日 08:40:17: EaaOcpw/cGfrA
 

http://mewrun7.exblog.jp/23954580/
2015年 12月 12日

 急転直下とは、まさにこのことを言うのだろう。(@@)

 自公の消費税・軽減税率の対象に関する協議が、9日に安倍首相の鶴の一声があってから一気に進み、公明党の主張がほぼすべて認められる可能性が大きくなった。(・o・)
<関連記事・『選挙に自信がない安倍官邸&自民党〜公明党に押し切られ、軽減税率の対象を拡大』

 自民党は当初から、減収分4000億円の枠内を堅持することに固執し、生鮮食品しか認められないと主張していたのであるが。公明党の主張を呑んで、生鮮品、加工品を含め、酒類を除く飲食品すべてを対象にすることで合意に至ったという。(ただし、減収は1兆円に)
 さらに11日〜12日には、外食も含めるかどうかの協議にはいっているという。(そうなると減収分は1兆3千億円分に。マジで財源はどうなるんだ?(>_<))

<真偽は定かではないが。官邸&自公の協議の中で、「加工品の線引きが難しい」「じゃあ、加工品を全部入れちゃえばいいんじゃないか」・・・「外食と持ち帰りの線引きが難しい」「じゃあ、外食も全部入れちゃえ」みたいな乱暴な話まで出ていたとか?(~_~;)
 mewは、外食、特に一定額以上の外食は対象にしなくてもいいと思うんだけどな〜。(・・)>

* * * * * 

 この状況を見て、橋下徹氏が10日にこんなツイートを出していたという。^^;

『安倍政権・官邸、恐るべしの政治。これが政治か。軽減税率でここまで妥協するとは。これで完全に憲法改正のプロセスは詰んだ。来夏の参議院選挙で参院3分の2を達成すれば、いよいよ憲法改正。目的達成のための妥協。凄すぎる。僕はケツが青すぎる。おおさか維新の会の新執行部、気合を入れないと』

 何か産経新聞は、このツイートに関して『軽減税率 橋下市長、安倍政権の決断「凄すぎる」と絶賛』というタイトルの記事を掲載。
『安倍晋三政権を「凄すぎる」と絶賛した』、『「・・・軽減税率でここまで妥協するとは」と指摘し、安倍政権の決断を持ち上げた』『今回の公明党への大幅譲歩と引き換えに安倍首相が目指す憲法改正に公明党も賛同して実現の可能性が高まるとの見方を示した』とか書いていたのだけど。

<読売も『軽減税率「ここまで妥協するとは」…橋下氏驚き』『首相の実行力には舌を巻いた様子で』『橋下氏は、将来の憲法改正への協力を取り付けるために首相が公明党に「恩を売った」と見ているようで」と、産経と同じような見方をしていた。>

* * * * *

 でも、mewはこのツイートを読んだ時、橋下氏は安倍首相をヨイショしながら(持ち上げているように見せかけながら)、実際には半ば批判的な視点で、茶化してバカにしているんじゃないかと感じたんだよね。(・・)

 だって、「恐るべしの政治。これが政治か」っていうのは、これは「まっとうな、ふつうの政治ではない」ってことでしょ。(~_~;)

 「軽減税率でここまで妥協するとは」「目的達成のための妥協。凄すぎる。僕はケツが青すぎる」っていうのも、しかりで。
 (真偽のほどはさておき)僕みたいに若くて青い政治家は、ちゃんと道理や現状を考えて、税金なら税収や財源のことを考えて、どこまで妥協すべきか判断するのだけど。安倍官邸のように国の財政や国民のことは二の次で、憲法改正という自分たちの目標実現しか考えていない&(汚い?)オトナのタヌキ政治家たちは、ここまで妥協しちゃうんだと。(++)

 でもって、この「凄すぎる」という言葉には、大事な国政においても、目標のためなら手段を選ばず、自己実現をしようとする安倍官邸の執念に驚きを示すと共に、それを揶揄(さらに言えば、嘲弄、蔑視?)しているような気持ちも込めているようにmewには見えたんだよね。(@@)

* * * * * 

 実際、安倍官邸は、この軽減税率に関しては、それぐらい妙な動きをしていたのである。(・・)

 そもそも財務省は、軽減税率導入に否定的だったし。「官邸より力を持つ」と言われる自民党税制調査会の会長を務めていた大御所・野田毅氏も、軽減税率導入よりも低所得者に給付するシステムが望ましいと主張。(財務省は、マイカード給付案、プリペイドカード案とか出していたんだよね。)
 そこで一時は、軽減税率導入は困難かと報じられていたのだけど・・・。

 しかし、公明党は軽減税率は、消費税導入を決めた民自公の合意や自公の連立合意で約束されたことで、国政選挙の公約にもなっていると主張。もし軽減税率の導入をしないなら、選挙協力が難しくなると示唆。官邸に積極的に動くように促したと言われている。(++)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 そんな中、10月6日に、その野田毅氏の私設秘書(両親は野田氏の後援会員)が覚醒剤使用容疑での逮捕されたとの報道が。 (゚Д゚)(実際には、9月30日に逮捕されてた&何故か、その前日に急に依願退職届けを出していた。^^;)
 この記事を見て、「あら〜、もしかしてXXかOOが脅しのネタにするためにマークしてたのかしらん」と思った人は、mewだけではあるまい。_(。。)_

 野田氏は、この問題で権威を失い、力が削がれたような感じになって。結局、野田氏は12日に安倍官邸の意向で、税制会長を更迭されてしまうことに。^_^;

 とはいえ、官邸&公明党は、その後も元財務大臣の谷垣幹事長や元大蔵官僚の宮澤新税制会長ら、財務官僚らの抵抗にあって苦戦するのだが。今回も、安倍官邸の要である菅官房長官が暗躍して、最後には彼らもねじ伏せられてしまったという。(@@)

 自民幹部が「まるで独裁政治だ」と言った、そして橋下氏いわく「恐るべし&凄すぎる政治」の一端を垣間見てみよう。(・・)

* * * * *

『軽減税率 暗闘の舞台裏 〜〜〜 勝者と敗者くっきり 安倍首相のお墨付きを得たのは…&財務次官を出禁にした菅官房長官 自民幹部「まるで独裁政治だ」 (産経新聞)

 消費税再増税と同時導入する軽減税率をめぐる攻防は、勝者と敗者をくっきりと浮かび上がらせた。敗者は言うまでもなく、「4千億円以上の財源はない」としていた財務省と谷垣禎一幹事長ら自民党幹部。勝者は財務省トップを出入り禁止にして、同省や自民党税調幹部が掲げる財政規律至上主義をはねつけた菅義偉官房長官。菅氏は来年の参院選も見据え、公明党とも歩調を合わせ、自民党執行部を切り崩していった。

 「財務省にとらわれて、参院選に負けたのでは元も子もない」

 菅氏に近い議員は10日、幹事長として指導力を発揮できなかった谷垣氏を冷ややかに評した。

 自民党税調と財務省、公明党と首相官邸。軽減税率の導入をめぐる両者の暗闘の中で、党運営の責任者であるはずの谷垣氏は、最後まで財政規律の維持にこだわり、両者の距離を縮めることができなかった。

 その結果、自民党が野党時代、民主党政権を批判する際に用いた「決められない政治」というフレーズが、危うく自らにふりかかるところだった。

 そもそも「税制」は長く、自民党の権力の源泉だった。これまで歴代首相ですら手を触れることのできなったこの「聖域」が、今回の税制改正では全く通用しなかった。

 「すべての出発点はあの更迭劇だった」

 ある幹部がそう指摘するのは今年10月、安倍晋三首相が6年間も税調会長として君臨した野田毅氏を、電話一本で更迭したことだ。

 野田氏は今夏、財務省幹部とともにマイナンバー制度を活用して増税分を上限付きで還付する案をぶち上げたが、公明党の支持母体の創価学会が「痛税感の緩和にならない」と反発。これを受け、首相は野田氏をあっさりと交代させた。

 野田氏は10日の党総務会で、対象品目の拡大を進める官邸を批判。会合後は、あらかじめ政府が一定額を入金した「プリペイドカード」を配る案こそが唯一の解決策と周囲に訴えた。だが、野田氏の発言を正面から受け取る党幹部はもういなかった。

 ただ官邸側にも誤算があった、税調会長の後任に指名した宮沢洋一氏が野田氏以上に税制の原則論にこだわり、財源は社会保障・税一体改革の枠内で捻出できる「4千億円以内」に抑えるよう主張したことだ。平成24年に一体改革の3党合意にサインした谷垣氏と、国の財政健全化を重視する稲田朋美政調会長が宮沢氏を後押しした。

 同月中旬に入ると、官邸と自民党執行部の対立は激しさを増した。
 「軽減税率の財源は、あくまで一体改革の枠内でいいんですよね」

 首相が20カ国・地域(G20)首脳会議など外遊の最中、20時間だけ一時帰国していた同月17日。稲田氏は安倍首相に電話をかけ、こう尋ねた。首相は「それで結構。安定財源を充てなければならない。谷垣さんが妥協しないよう、しっかり支えてほしい」と答えた。

 同日には、谷垣、稲田両氏と二階俊博総務会長、高村正彦副総裁、宮沢氏らが党本部で密会し、一体改革の枠内を堅守する方針を確認。さらに谷垣、稲田両氏は24日朝、党役員会のため党本部を訪れた首相を二階、高村、宮沢の3氏とともに囲み、「軽減税率は安定財源を使う」という言質を取った。

 出席者は「『それは一体改革の枠内ですか』との確認の問いに、首相は『そうだ』と明確に答えた」と振り返る。
 谷垣氏らは首相の“お墨付き”を得たと思った。しかし、ここから菅氏の猛反撃が始まった。

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 「俺に知らせないで総理と会うとはどういうことだ!」

 消費税再増税と同時導入する軽減税率をめぐり、安倍晋三首相が谷垣禎一幹事長ら自民党幹部と会談した11月24日朝。会談を知った菅義偉官房長官は、思わずこう声を荒らげた。さらに、同席した宮沢洋一税調会長が記者団に「首相は『一体改革で捻出できる4千億円の枠内』に理解を示した」と説明したことを知り、菅氏はさらに激怒。約2時間後の記者会見では「私は『枠内』とは聞いていない」と異例ともいえる打ち消しに出た。

 さらに、菅氏ら官邸サイドは財務省に対し、4千億円の1・5倍となる6千億円の財源を確保するよう厳命。麻生太郎副総理兼財務相は29日、都内のホテルで開いた立党60年記念大会で、同席したベテラン議員に「菅は勇み足をした」と苦々しく語った。

 だが菅氏の攻勢はとまらない。財務省の田中一穂次官を議員会館の自室に呼び「対象品目を広げられるよう、財源を探してほしい」と重ねて指示。田中氏が4千億円以上の支出に難色を示すと、「財務省はできないとしか言わない」と協議を5分で打ち切り、田中氏を退席させた。

 この後、菅氏は田中氏と同省の佐藤慎一主税局長に「官邸への出入り禁止」を通告。周辺には軽減税率制度が整わなければ29年4月の消費税率10%への増税を見送る可能性を示唆する発言を繰り返すようになる。

 菅氏は、頑強だった党執行部の切り崩し工作にも乗りだした。ターゲットは党三役で最長老の二階俊博総務会長。実は二階氏自身、12月1日に公明党の漆原良夫中央幹事会長や太田昭宏前国土交通相と会談した際、同党が来年の参院選を見据え、軽減税率の対象拡大に不退転の決意で臨んでいることを感じていた。

 複数の関係者によると、8日に自民党の二階氏と菅氏が電話などで協議。これ以降、二階氏は周囲に「公明党への選挙協力費として、財源の上積みは避けられない」と語り出す。

 中立の立場を取っていた首相も、同日面会した党幹部に「明日、谷垣さんには『もう合意してくれ』と通告する」と語り出した。話を聞いた幹部は「たった数千億円で自公の関係がガタガタしては良くない」と周囲に漏らし始めた。

 菅氏は首相の「お墨付き」を奪い返し、党執行部を切り崩した。9日昼、官邸で首相と谷垣、菅両氏の3者会談が開かれた際は、谷垣氏の外堀は埋まっていた。

 財務省は、財政規律を重んじる自民党税調幹部の意向を尊重するあまり、持論を繰り返すばかりで、菅氏に応えるアイデアを提供した様子はない。議論の終盤、劣勢が濃厚になると「10%増税を見送られるくらいなら1兆円は安い」(幹部)という投げやりな声も聞かれた。財務省幹部は「首相の『ない袖は振れない』という言葉に頼りすぎた。対象品目の線引きを最初に財務省が決めて議論すれば、1兆円も取られずに済んだはずだ」と肩を落としている。

 自民党内には、自分たちの頭越しに巨額の財源捻出を決めた菅氏に対し、「まるで独裁政治だ」(幹部)とやっかむ声も聞かれる。首相の高い支持率と官邸の実行力に頼り切る自民党の哀しき姿が、そこにある。(産経新聞15年12月11日)』

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 ただ、今回のことでは、安倍官邸が公明党の要求を呑むために、財務省や自民党の税調、執行部の意見にほとんど耳を傾けようとせず。
 財政の諸般の事情も理解、考慮しないまま、トップダウン方式で、かなり乱暴にコトを決めてしまったことから、財務官僚はもちろん、自民党内の議員(幹部クラス)からも反発や批判がかなり出ている様子。(~_~;) <公明党に対する不満も出ているらしい。>

 ふと思うに、安倍二次政権が始まってから、これだけ自民党内から安倍官邸に対する反発がオモテ立って出たのは初めてのことかも知れず。<自民党は、民主党の轍を踏まないように、党内対立する姿を見せないという方針でやって来たからね〜。^_^;>
 でも、安倍官邸の暴君ぶりに不信感、不満、反発を溜め込んでいる議員はかなりいると思うし。これを機に、それらが広がって、爆発しちゃいといいな〜、とひそかに願っていたりするmewなのだった。(@@)

 THANKS

 

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コメント
 
1. 2015年12月12日 08:55:09 : NNHQF4oi2I : p@MqjzZMakU[18]
軽減税率 創価学会票の 買収工作

 野党はだらしない


2. 2015年12月12日 10:24:43 : EGSAm3oDzs : UdDYSn1yydk[2]

今では忘れ去られているが、
2008年01月31日 大阪府の次期知事の橋下徹(38)が米軍空母艦載機の岩国基地への移転をめぐり、山口県岩国市が一昨年に住民投票で反対の意思を示したことについて、「国の防衛政策に地方自治体が異議を差し挟むべきでない」と法的無知と無礼な批判をした。2月3日告示の岩国市長選では、移転容認派が推す福田良彦・前自民党衆院議員を支援する考えを示したのである。
 橋下徹はこの日、府庁の自民党談話室で、自民党候補福田良彦を応援するビデオ撮影に応じた。
自民党本部の菅義偉・選対副委員長から電話で依頼されたからだ。
橋下徹こそ腐敗財界と腐敗自民党が軍需経済拡大・憲法改悪のためにでっち上げた安っぽい操り人形だったのである。
宣伝リンク認定27211605.html

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