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(左)NEWS23の岸井成格キャスター (右)読売新聞(11月15日付)に掲載された「放送法遵守を求める視聴者の会」の全面意見広告
【赤旗日曜版12/13号】安保法制廃案を訴えた岸井成格キャスターを新聞広告で個人攻撃した「放送法遵守を求める視聴者の会」。中心人物の著書を安倍首相が政治資金で少なくとも2380冊、計374万8500円も“爆買い”していました。 pic.twitter.com/lkrZJ3bpsJ
— こちら赤旗日曜版 (@nitiyoutwitt) 2015, 12月 10
キャスター攻撃 広告主の正体/中立を装い 首相と深い仲/安保法反対を問題視/中心人物の著書 安倍首相が政治資金で“爆買い”
「しんぶん赤旗」 日曜版 2015年12月13日号 35面
異様な意見広告が、全国紙2紙に掲載されました。戦争法案成立直前、テレビで廃案を訴えた報道番組のキャスターを個人攻撃したもの。広告を出した団体は「あくまでも、一般国民の立場」といいますが…。 取材班
「私達は、違法な報道を見逃しません」―。巨大な人の目の写真とともにそう書かれた異様な広告は、「産経」(11月14日付)と「読売」(同15日付)にカラー1nを使って掲載されました。
広告主は、「放送法遵守を求める視聴者の会」。11月1日に設立されたばかりです。
同会が攻撃したのは、TBS系「NEWS23」でキャスターを務
める岸井成格(しげただ)氏(毎日新聞特別編集委員)。岸井氏は戦争法案が参院安保特別委員会で強行採決される直前の9月16日、「メディアとしても(安保法制)廃案に向けて声をずっと上げ続けるベきだ」と発言しました。
戦争法成立直後の世論調査(「共同」9月20日)でも「審議がつくされたとは思わない」が8割近くにのぼっている状況での発言でした。にもかかわらず同会は岸井氏の発言を「政治的に公平であること」とした放送法第4条に違反すると決めつけています。
全国紙の1n全面を使い、個人を名指しで攻撃した同会。ホームページで「特定の政治家や政治団体とは一切関わりない」「あくまでも、一般国民の立場」と強調しますが、その実態はどうなのか。
代表呼びかけ人は、作曲家・すぎやまこういち氏。同氏は、安倍晋三首相の資金管理団体「晋和会」に上限額の150万円を献金している人物です。「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」の発起人でもあります。事務局長の文芸評論家・小川栄太郎氏も安倍首相と深い関係にあります。
ベストセラー
安倍氏が自民党総裁に復帰した総裁選直前の2012年8月末、小川氏は『約束の日安倍晋三試論』を出版しました。
安倍氏が自民党総裁に復帰した総裁選直前の2012年8月末、小川氏は『約束の日安倍晋三試論』を出版しました。
発売後、同書はすぐにべストセラーとなり、同書の新聞広告によると、大手書店で軒並み販売「第1位」を独占(右上の写真)。「関連本 異例の売れ行き 安倍氏 書店では好調?」(神戸新聞 12年10月12日付)と報じられたほどです。
典型的な手法
その裏には“からくり”がありました。安倍首相の資金管理団体が同著を大量購入しいたのです。
「晋和会」の12年分の政治資金収支報告書には、書籍代として支出先に大手書店の名前がずらり。収支報告書に添付された領収書を見ると、小川氏の『約束の日』を少なくとも2380冊、計374万8500円購入していることが分かりました。
「丸善書店丸の内本店」で同年10月16日に900冊購入、「紀伊国屋書店」でも同年11月9日に900冊購入するなどまさに「爆買い」。同書の新聞広告での販売「第1位」の時期とも一致します。
ある出版関係者は、「これは、販売促進の典型的な手法だ」と指摘します。
「大手書店で大量購入すれば、販売実績が1位になる。それが新聞広告に出ればさらに各書店が平積みする。金のあるものにしかできない手法ですよ」
同書が売れたことは、安倍氏の自民党総裁復帰にもー役買った格好。小川氏側から購入を依頼したのかという編集部の質問に、小川氏は「ご指摘の事実はございません」と回答しています。
東京プリンスホテルで11月11日に行われた小川氏の出版記念パーティー。安倍首相が発起人筆頭として出席して祝辞をのべました。
首相に返り咲いた安倍氏と小川氏の蜜月関係は現在でも続いています。
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