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五輪新エンブレム なぜ商標登録に「総額1億円」も必要?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171397
2015年12月11日 日刊ゲンダイ
佐野氏の時に比べ4倍増に…(C)日刊ゲンダイ
「えっ、2500万円もかかるの?」と首をひねった人もいるだろう。東京五輪の新エンブレムを選ぶにあたり、1点当たりの商標登録の費用がバカ高いのだ。
佐野研二郎氏のエンブレムがボツになり、五輪組織委員会は新しいデザインを公募。1万4599件の作品が集まった。委員会はこれを年内に100〜200点に絞り込み、来月7日から3日間かけて最終候補作を3、4点選ぶ。その際、何者かに商標登録されないよう事前に登録を済ませる方針だ。
絞り込みも事前の登録もけっこうだが、気になるのは登録の費用だ。委員会は1点当たり約2500万円かかるとしている。本当にそんなにかかるのか?
特許庁によると、商標は店やサービスなどに使うマークなど。これを自分のものとして登録することを商標登録と言い、使用範囲を「玩具」「菓子、弁当」「飲食業」など45の区分から選ぶことができる。出願費用は基本の3400円に区分の料金8600円を足して計算する。もし45すべての区分で出願すれば8600円×45で38万7000円。これに3400円を加えた39万400円が出願費用の総額だ。
出願したマークが登録可能となれば、登録料は3万7600円(10年分)。45区分すべてを選んだ場合はこれに45をかけた169万2000円が登録費用となる。これに前出の出願費用を加えても208万2400円にしかならない。なぜ2500万円に膨れ上がるのか。
「事前の調査費用が含まれているのでしょう」とは知的所有権問題に詳しい弁護士の北村行夫氏だ。
「企業などが商標登録をする場合、出願前に弁理士や弁護士、調査会社に依頼して他の商標と類似していないかを調査するものです。ただ、1点当たり2500万円というのは額が大き過ぎるような気がしますが……」
委員会に内訳を問い合わせしたところ、以下の回答だった。
「内訳は公表しておりません。2500万円は佐野さんのデザインの登録にかかったお金です。前回は佐野さんの1点だけだったので2500万円しかかかりませんでした」(戦略広報課)
今回のデザイン選考で4点に絞り、すべてを登録した場合、総額1億円に達することについては「そうなります」と明言した。
前回2500万円だったのが1億円に膨れ上がるのだ。しかも、どこの弁理士や調査会社に依頼するかは公表できないという。相変わらずの密室体質ではないか。
本当に2500万円かかるのか。それともエラい先生のポッケに吸い込まれるのだろうか。
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