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首相訪印で新幹線輸出合意を 協議進める[NHK]
12月8日 16時50分
政府は、安倍総理大臣の今週11日からのインド訪問に合わせて、インド西部の高速鉄道計画に日本の新幹線技術を輸出することで合意したいとして、巨額の事業費の調達に円借款で協力することも含めて、両国間で詰めの協議を進めています。
安倍総理大臣は今週11日から3日間の日程でインドを訪問し、モディ首相との間で首脳会談を行うことにしています。
今回の首脳会談で、政府は、インドの最大の商業都市ムンバイと西部の工業都市アーメダバードを結ぶおよそ500キロの区間に高速鉄道を整備する計画に、日本の新幹線技術を輸出することで合意したい考えです。
この高速鉄道を巡っては、インド政府が、最初に整備する区間について、日本の新幹線とほぼ同じ規格が最もふさわしいとする日本側との共同調査の結果を公表しています。
このため政府は合意に向けて、政府関係者をインドに派遣し、日本円で1兆8000億円と見積もられている巨額の事業費を調達するため円借款で協力することも含めて、インド政府との間で詰めの協議を進めています。
政府高官は「今回の首脳会談で合意できるかどうか予断を持つことはできないが、力を入れて交渉してきたので、一歩でも二歩でも前進させたい」と述べています。
世界各国で進められている高速鉄道の整備計画を巡っては、激しい受注競争が行われており、日本は先にインドネシアの高速鉄道計画で、中国と争った結果、受注を逃した経緯があります。それだけに、政府は、インドに加えてアメリカやマレーシアなどにも新幹線技術を輸出したいとしていて、官民挙げて働きかけを行っています。
高速鉄道計画 インドの立場は
7%台の経済成長を続けるインドのモディ政権は、経済発展を持続的なものにするにはインフラの整備が不可欠だとして、電力や道路と合わせて新たに高速鉄道の整備計画を進めています。
インドの鉄道省は今月、議会に提出した答弁書で、ムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道計画について、日本政府から技術供与や資金援助などを含む支援策の提案を受けていることを明らかにしました。このうち、およそ9800億ルピー(日本円で1兆8000億円余)と見積もられている事業費については、日本側がその81%を融資する内容だとしていて、インド鉄道省は「ほかの国にはない支援だ」として一定の評価をしています。
一方で、インド国内では既存の鉄道の老朽化が激しいことから、高額な高速鉄道を整備するより、多くの国民が利用している今ある鉄道網の近代化を優先すべきだという声も根強くあり、インド政府は、こうした声にも配慮しながら日本の提案を検討しているものとみられます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151208/k10010333971000.html
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