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2015-12-08 08:58:34
今から74年前。日本は昭和16年12月8日に、アメリカの真珠湾に突っ込みました。日本では、「勝った。勝った」と、沸いていました。しかし、その後すぐに日本は17年6月に、ミッドウェー海戦で艦艇4隻がやられ、そのあとはやればやるほど負けが込んでしまいました。わずか半年しか持たなかったのです。しかも、それは太平洋の真ん中で、アメリカ本土とはまったく違う方向でした。
そのあとの3年間は、負けるだけ。20年8月に天皇の「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び……」でした。しかし、「忍び難きを忍んで」からは、何があったというのですか。むしろ、負けるべくして負けた。これでいい。
日本は、この闘いの後から、つまり真珠湾の後から、日本の戦争を始めるべきではないか。日本は、「勝った」としても、それは太平洋のちっぽけな島。そんなちっぽけな島で、アメリカがびくともするものじゃない。
そのあとの70年は、日本にとっては「アメリカ様の『おこぼれ頂戴』です。平和憲法、農地解放、教育改革、税制……、ずっとそうでした。いまだに、そのくび木から出ることはありません。
日本は、それでも70年からの歴史を刻んできました。問題は、この後です。安倍晋三という男の後からついていくか、あるいは私たち自身のなかから自らを導いていくか。もう一度、考えてみましょう。
民主党は、維新の党となんとか仲良くします。しかし、そのあとは、社民党や生活の党とはどうなるのか。とくに、共産党とはどうするのか。
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