http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/628.html
Tweet |
日米航空交渉という名のもうひとつの対米従属交渉ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1so03vn
6th Dec 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks
およそ対米交渉はすべからく対米従属であるが、
思いやり予算交渉と並んで、今日のニュースで見かけた日米航空交渉についても書いてみたい。
きょう12月6日の読売新聞が「羽田枠 日米合意至らず」という見出しの
次のような記事を掲載していた。
ワシントンで行われていた日米両政府の航空交渉は4日、
米国線の就航について合意に至らず終了した。
日本側は2014年に設定された羽田空港の国際枠40枠(1往復で1枠)のうち
9枠を米国に振り向ける考えを示したが、米国側は従来通り大幅な上積みを求めた、と。
なぜこれが対米従属が。
その読売の記事には、40の全体枠の内、
各国にどれだけ割り当てられているかの比較表が附されている。
それによれば、英仏独中シンガポール、タイは2枠、その他の国はすべて1枠である。
このことから、米国9枠というのが如何に例外的に多いかがわかる。
それでも米国は満足せず、大幅な上積みを要求してるというのだ。
そして、この読売新聞の記事はこう書いている。
「(今回は合意に至らなかったが)両国間で交渉が進み、
来年に東京で開催される次回交渉で決着する可能性もありうそうだ。
つまり日本の譲歩で決着すると言っているのだ。
私がなぜ日米航空交渉を対米従属交渉と決めつけるのか。
この記事はほんの一例でしかない。
外務官僚時代に、同僚の運輸官僚(現国土交通官僚)の仕事ぶりを横目で見て、
日米航空交渉の理不尽さを知ってるからである。
◇
羽田・米国路線巡る協議、継続決め日程を終了
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20151205-OYT1T50043.html?from=ycont_top_txt
2015年12月05日 13時14分 読売新聞
【ワシントン=安江邦彦】日米両政府の航空交渉は4日、羽田空港の米国路線を巡る協議の継続を決めて3日間の日程を終えた。
次回は東京で再開する見通し。
羽田空港の米国路線は現在、深夜・早朝便に限られ、昼間時間帯の就航が焦点になっている。日本側代表の平垣内久隆・国土交通省航空局審議官は終了後、「米国はかなり前向きになっている」と記者団に述べ、合意に向けた協議の進展を強調した。
交渉で日本側は9枠(1往復で1枠)を米国路線に配分する考えを示す一方、米側はもっと多くの割り当てを求め、妥協点を模索している。
交渉はワシントンで開催され、当初3日までの予定を1日延長した。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK197掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。