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「杭打ち偽装」参考人招致を翻意…自民と旭化成ズブズブ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171039
2015年12月5日 日刊ゲンダイ
国会で説明すべき(旭化成の浅野社長・右と平居副社長)/(C)日刊ゲンダイ
国会審議を何だと思っているのか。安保法の強行成立に加え、臨時国会も開かない憲法無視の自民党がまた、やりたい放題の「暴走」だ。3日、参院国交委で開かれた「杭打ち偽装問題」をめぐる閉会中審査で、与野党で合意していた旭化成と旭化成建材の両幹部の参考人招致に反対し、招致がドタキャンされてしまったのだ。
この日の参考人招致は国交委の与野党筆頭理事が合意し、一任された広田一・国交委員長が両社に出席を要求。そろって出席に同意していたのだが、委員会直前の理事会で、自民党から異論が出て結局、見送られた。いったん決まった国会の参考人招致が当日に与党の猛反対でオジャンなんて聞いたことがない。
案の定、質疑では旭化成建材の杭打ち偽装データに関する質問などが出たが、会社に代わって国交省幹部が「旭化成建材からそう報告を受けています」などと“又聞き答弁”を繰り返すばかり。てんでラチが明かず、真相究明には程遠い内容だった。自民党は参考人招致の反対理由として、「偽装は旭化成建材だけじゃない」「第三者委員会の調査結果が出ていない」――などと主張したらしいが、へそで茶を沸かすような話だ。
参院国交委員の辰巳孝太郎議員(共産党)がこう言う。
「与野党の理事が合意したものを反故にするとは前代未聞です。旭化成だけじゃないというが、建物が傾いたのは旭化成だけ。私は真相究明のためには元請け業者も含めて参考人招致するべきと思います」
■旭化成は自民党の「大口献金企業」
なぜ自民党はそこまで強硬に参考人招致を嫌がったのか。建設業界全体に波及しかねない杭打ち問題を静かに幕引きしたいという思惑があるのだろうが、理由はそれだけじゃない。カネだ。
安倍自民1強の今、経団連では加盟企業の献金額を割り当てる「奉加帳」が復活したといわれている。自民党の政治資金団体「国民政治協会」の収支報告書をみると、業界大手の旭化成は2012年に1200万円、13年に1500万円、14年に1500万円を寄付している。旭化成は自民党にとって“超優良”の大口献金企業のひとつなのだ。
「献金は身を守る手段といわれているから、まさに今回がそのタイミングなのでしょう。しかも、旭化成の会長は経団連会長の諮問機関である審議員会の副議長。自民党と財界の持ちつ持たれつの関係なのですよ」(経済ジャーナリスト)
いいのか? これで。
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