http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/473.html
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http://31634308.at.webry.info/201512/article_3.html
2015/12/02 22:07
今日、目を引いた記事は、民主党が与党のとき、野党の自公と結んだ3党合意の話である。すっかり忘れていた。民主党が与党であったことも忘れられてきた。自民党の最年少幹事長であった小沢氏が首相をやっていたら、自公が政権を取り戻したとしても、もう少し違った政治状況になっていたはずであった。政権政党に居たこともない素人首相では力不足であった。
枝野幹事長は、野田元首相と約束した3党合意は破られたので、守る必要がないと述べたという。その約束は、消費税10%に増税するなら、社会保障に全て回すというものだ。しかし、自公は社会保障に全て回すどころか、公共事業、防衛費、軽減税率の財源にばら撒いている。枝野氏は、合意が破られた以上、消費税10%に上げてはいけないと言った。
確かに、自公は違憲安保法制には命を掛けて国会を通したが、3党合意の社会保障(年金、医療費、保険など)は全くの手つかずである。この社会保障は、いわゆる基本的人権を最低限守るセーフティネットである。つまり弱者への政治を目指している。
しかし安倍政治は、安保法制により海外への軍事関与、法人税の低減、消費税増税など、個人の最低限のセーフティネットの施策とは反対の方向に向かっていると考えている。
消費税をアップした機会に、今から社会保障の破綻に対しての議論と取り組みがなければ、団塊世代の高齢化により手遅れになると思われる。この安倍政権が続けば、老人の自殺者がどんどん増えていくことになる。
3党合意「破られた以上、守る責任なし」 民主・枝野氏
http://www.asahi.com/articles/ASHCX66F4HCXUTFK00N.html?iref=reca
2015年11月29日
消費税を10%に上げることは、与党だった民主党と、野党だった自民党、公明党で3党合意した。その3党合意がついに正面から守られなくなった。
安倍政権に代わって以降は、増税分は社会保障にまわすという建前のなかで、我々は「お金に色がついていないから、実質一緒じゃないか。安倍政権は『余裕ができた』と公共事業をばらまいている」と批判してきたが、まだ、これは言い訳があった。
「総合合算制度」という、医療費などについて、低所得者のみなさんでトータルで負担できる金額に限りがあるので、そういう人たちが一定の金額以上、払わなくて済むという政策を3党で合意していた。それなのに、自民と公明は、それをやめて軽減税率にする。医療や介護という一番厳しいところに低所得者対策で使う財源を、3党合意に反してやめて、そのお金を軽減税率にまわすという。とんでもないことをやっている。
3党合意は破棄された。いかに3党合意を自民党が破ったか。破った以上、こちらは守る責任はない。民主党は、社会保障の充実とセットで消費税増税を、選挙には厳しいけどお願いした。社会保障の充実が守られないのであれば、10%に上げてはいけない。(さいたま市での講演で)
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