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2015年12月02日 「ジャーナリスト同盟」通信
<ルクセンブルクでも露見>
悲しい事実がまた露見した。安倍と会談したルクセンブルクのベッテル首相発言である。戦争法が7月16日に衆院で強行可決した当日に来日したベッテル首相は、国会・官邸を包囲した民衆デモを「自分の歓迎と勘違いした」と安倍に披瀝した。同時に「なぜ日本国民は、戦争しない法律に反対するのか、不思議に思った」ともまじめな表情で打ち明けた。極右に対して極度の警戒心を抱いているルクセンブルク首相の、東洋の極右に発した強烈な皮肉であろうが、これは日本の嘘つき外交を露呈したものであろう。
<戦争法は戦争しないためと宣伝>
中国では、古来為政者の政治姿勢の根本を「廉恥」と教えた。政治家は「清廉潔白」「嘘をつかない恥を知る人物」でなければ資格がなく、これが政変の引き金となった。安倍・自公内閣は外交面でも、これがまったくない。
ルクセンブルク首相は「戦争しないための戦争法」と説明を受けていたのだ。そのことを率直に安倍に語ったことになろう。
東電福島原発の放射能汚染は、今も日本の将来に暗雲を垂れこめさせている。安倍はそこへ近付こうとしない。それでいて「コントロールされている」という大嘘で、2020年五輪を獲得した。
自衛隊を戦場に送り出す戦争法を「戦争しないための法律」だと、諸外国に宣伝していたのである。恥ずかしい。
<専守防衛の戦争法と北京の日本大使館は説明>
筆者も以前、北京で日本大使館幹部の説明を聞いてびっくりしたことがある。戦争法が実現した後だったが、なんと「専守防衛に変わりない」とうそぶいたのだ。
中国人ジャーナリストは、世界でも一番紳士的な人たちだから、これを追及しようとはしなかったが、内心、本心からあきれ返ったはずである。
専守防衛が事実であれば、戦争法を強行する必要などなかった。嘘の連鎖が、安倍・自公政権の本質である。ここから信頼・友好は生まれない。
今日から5日まで自公幹事長が北京を訪問した。汪兆銘政権を誕生させた影佐の孫の登場である。安倍の岸爺さんのことは直接本人から聞いたことがあるが、谷垣からは1度も聞いたことがない。
自公幹事長はどんな手を使うだろうか。興味深い。
2015年12月2日記(武漢大学客員教授・日本記者クラブ会員)
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