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対テロ対策でも明らになった安倍と習近平の外交力の違い
http://new-party-9.net/archives/2984
2015年12月1日 天木直人のブログ 新党憲法9条
テロを批判し、テロとの戦いへの連帯を叫び続ける安倍首相は、本当に愚かだ。
日仏首脳会談でも真っ先にそれを繰り返している。
その言葉が、仏の空爆を支持する事は明瞭だ。
軍事力を使ってイスラム国を壊滅しようとしている仏の側に立つと言っているのだ。
イスラム国との戦いに何の関係もない日本が、なぜそこまで言わなければいけないのか。
そういう言うことが日本の為になるなら理解できる。
イスラム国問題に貢献できるのなら意味がある。
しかし、そのいずれでもない。
日本がイスラム国問題の解決に役立つことはあり得ず、イスラム国の標的の危険に日本をさらすだけだ。
これと対照的なのが習近平の中国だ。
11月29日の産経が書いている。
「中国政府はいかなるテロにも断固として打撃を加える」(習近平主席)と強い口調で非難するものの、空爆などの軍事行動に踏み切る気配はない、と。
「問題は政治的に解決すべきだ。対話によって国際社会の人道主義支援を強化し、国際的な反テロ協力を強化する」と報道官が定例の記者会見で語ったと。
日本よりもはるかにテロの犠牲者を出し、イスラム問題を内部に抱えている中国であるというのに、である。
産経新聞のその記事は、中国は弱腰だと批判的に書いている。
安倍首相も愚かなら、安倍首相を応援する産経も愚かだ。
中国の国際広報誌である「環球時報」が書いている。
「中国は長年対外戦争をしておらず、中国の土地勘もない。複雑な情勢に自ら入る必要はなく、実際にできる貢献をしていくべきだ」と。
この言葉こそ、日本の首相が世界に発信すべき言葉である。
安倍首相が習近平主席に外交で勝てないことが、対テロ問題についても見事に証明されたということである(了)
◇
国はシリアに軍事介入するのか?中国外交部が回答=中国ネットからは「これぞ優秀な報道官」と皮肉
http://www.recordchina.co.jp/a123660.html
2015年11月21日(土) 23時10分
2015年11月20日、中国外交部のシリア問題についての発言に、中国ネットユーザーから批判の声が上がっている。
同日の定例記者会見で、「中国は対シリア政策を調整しますか?軍事介入を含め、さらに踏み込んだ措置でシリア問題解決に関与する考えはありますか?」と問われた洪磊(ホン・レイ)報道官は次のように答えた。
「中国は一貫して、シリア問題は政治的に解決すべきであり、暴力的な手段に道はないと主張してきた。中国はこれまで解決に向けた考え方を提案しているが、その核心は、シリアの戦火・暴力を止め、包容性のある政治対話と政治の移行によって、国際社会の人道主義支援を強化し、同時に国際反テロ協力を強化することにある。シリア問題の政治的な解決は、2度のウィーンでの外相会議において進展があった。われわれはこの良好な流れを推し進め、早期にシリア問題を解決するよう努める」
この発言に、中国のネットユーザーからは、「意味がわからない」「玉虫色」「中国語って難しいんだよな。お上の言うことは俺たち中国人にもわからない」「何か言っているが何も言っていないのと同じ。これこそが優秀な報道官」といった皮肉が多く出ている。このほか、「次々と人質を拘束しながら、その人質を殺害していく。そんな相手にまだ『政治的解決』とか『暴力的な手段に道はない』とか言えるのか」「ISISと政治的な対話?三蔵法師になって妖怪に道理でも説くってのか?」といった批判も少なくない。(翻訳・編集/北田)
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