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政界地獄耳 皮肉…自らの生活を脅かす五輪
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1573524.html
2015年12月1日9時43分 日刊スポーツ
★20年の東京五輪・パラリンピックのために建て直される新国立競技場の総工費の負担分について、東京都は29日に「まだ何も決まっていない」とした。エンブレムや同競技場の建設費を巡って迷走した五輪準備だが、歴代都知事の石原慎太郎、猪瀬直樹が2度にわたる誘致を続け手に入れた。1度目は落選したものの2度目の誘致で当時の猪瀬は4000億円の都民の積立金があると豪語したが、五輪誘致に都民の考えを問うたことはない。いずれも税金が使われるには、都とスポーツ関係者、政府やゼネコンが積極的で都民は後回しだったのではないか。
★東京五輪・パラリンピックの次、つまり24年の開催を狙う都市が手ぐすね引いて待っているのかと思うと、世界の情勢はそうでもないようだ。ドイツのハンブルクでは市当局や招致委員会が住民投票で五輪誘致の是非を問うたところ、過半数が反対票を投じ、市は誘致合戦から撤退することを決めた。招致委員会のニコラス・ヒル最高経営責任者は「パリの連続テロ、06年サッカードイツW杯を巡るスキャンダル、難民問題、ドーピング問題。こうした問題が人々に影響を与えた」と分析したが、スポーツ利権やドーピングなどのスキャンダルや、テロに対して敏感になっていることと同様に、外国人に対して排他的になりつつある国際社会の空気が強く反映されたのではないか。今や五輪が自分たちの生活を脅かす祭典と化していることに複雑な思いだ。
★無論、東京五輪・パラリンピックの成功を祈りたいが、これからもさまざまな難問や課題が生まれるだろう。開催前後は都市生活自体がマヒ同然となるはずだ。だが、それが国際都市の試練であり、東京が乗り越えるべきテーマなのかもしれない。(K)※敬称略
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