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”小坪慎也
@kotsubo48
#SEALDs の皆様へ、申告できなくて震える@僕らの終活日記(前編)
https://samurai20.jp/2015/11/sealds-s1/ …”
僕らの終活日記(前編)
(原文はTwitterで記述されているため、文字数制限を受けたと思われる末尾の句読点などのみ微修正しております。)
今日 友達のAくんに誘われて初めてデモに参加した。このままだと、僕らが戦争に行かされるらしい。デモに行くと沢山の人達がいた。テレビの人や新聞記者や偉い国会議員の先生もいた。みんな僕らを応援してくれた。記者さんにも質問されたし、国会議員の先生は握手してくれた。とても嬉しかった。
デモが終わると、おじさん達がよってきて、おごるから飲みにいかないかと誘ってくれた。汗をかいた後の生ビールはうまい。おじさん達も僕らぐらいの頃、デモをしていたそうだ。このままだと、戦争に行かされて僕らは殺されるらしい。これを止めるには総理をやめさせるしかない。
僕たちが「帰る」というと、また来いよと連絡先を交換して、僕たちにお小遣いだよと封筒を渡してくれた。開けたらお金がないがはいっていた。楽しんでお金が貰えるなんてアルバイトするのがバカバカしくなってきた。次も連絡してくれるらしい。
おじさんから電話があった。○日にデモがあるらしい。僕はいきますと答えた。待ち合わせ場所に行くと、おじさんとリーダー達が待っていた。おじさんはリーダー達を紹介してくれた。頑張れば僕も仲間になれるって言ってくれた。かわいい女の子もいた。彼女は僕を見てたと思う。彼氏はいるのかなぁ?
そこにテレビ局と新聞記者さんが近づいてきた。そして、カメラをまわし取材を始めた。かっこいいなぁ 僕は羨ましかった。そこに偉い国会議員の先生がやってきて、みんなで楽しそうに話してた。僕もあんな人になりたいなぁ。
取材が終わると、かわいい女の子がやってきて、僕の名前をよんでくれて名刺をくれた。そして、携帯電話の番号を交換した。あまり話せなかったけど、凄くうれしかった。いつでも電話ちょうだいといってくれたけど電話してもいいのかなぁ。
翌日、朝起きると彼女からこれからはラインで話そうとメールが来ていた。やったー。。。一生懸命彼女に返事を書いた。嫌われないかなぁと心配だった。すぐに彼女からラインで返事がきた。僕をグループに入れてくれるらしい。僕は有頂天になった。
ラインでみんなが次のデモの話をしていた。今運営のスタッフが足りないらしい。組織が急に大きくなったので追いついていないみたいだ。僕にお小遣いをくれたおじさん達もいた。みんな難しそうな話をしていた。
僕が経済学部だというと、みんなから会計責任者になってほしいと頼まれた。僕が何をしたらよいのかわからないと言うと、彼女が私が手伝うから大丈夫だと言ってくれた。彼女は一人じゃ無理だけどやることはわかっているらしい。おじさんが明日銀行口座を作りに行こうと言ってくれた。
おじさんが支店長さんに僕を新しい会計責任者だと紹介してくれた、支店長さんはがんばれよと僕を励ましてくれた。そして、わからないことがあればいつでも相談にのるからと言ってくれた。僕は身分証明と印鑑を出して、書類をかいた。支店長さんはとても親切に教えてくれた。
デモは日毎に大きくなっていった。そして、メディアに取り上げられる事も増えていった。僕はこれで戦争を止められると思った。。。そんなある日、デモの最中、おじさんが警察に捕まった。警察官に暴力を振るったというのだ。そして、これは新聞に載った。おじさんは中○派のメンバーだったらしい。
僕は中○派を何か知らなかった。。ネットで調べたら、過激派というらしく公安に監視されているようだ。ひょっとして僕も監視されるのかなぁ。僕をデモに誘ったA君はもうデモには参加していない。夏休み実家に帰った時、お母さんに話したら、就職できなくなると泣かれたようだ。
そして、A君は、僕の電話にも出なくなってしまった。。友だちに聞いたらあいつヤバイからもう関わりたくないといっているようだ。そして、ネットで騒ぎが起きた。どっかの議員がデモに参加すると就職できなくなるといっているらしい。でも、新聞を見るとそんなことはないと書いてある。僕は安心した。
デモのリーダーたちは毎日のように取材を受けている。あの彼女も。。残念ながら、彼女からは連絡がない。彼女は会計を手伝ってくれるといっていたが、忙しくてそれどころではないようだ。デモで一緒になるけど、ほとんど喋れていない。僕は何をしているのだろう。。。
デモが大きくなるに連れて、いろいろな人がデモに参加するようになった。有名な国会議員さんも来てくれている。でも、最初からいたメンバーは最近分裂気味。僕を誘ってくれたおじさんは追い出されようとしている。中○派と関わると僕らもヤバイらしい。だから追い出して口きくなといわれた。おじさんとても寂しそうにしていた。
組織は大きくなったんだけど、派閥みたいなのが出来てしまった。最初からいたメンバーもバラバラになり始めた。みんな他にも所属している団体があるらしく、そこから応援の人がたくさん入ってきた。ありがたいんだけど、なんだか憂鬱。だけど、僕らが有名になったおかげでお金が沢山入ってきている。
僕らの反対をよそに、政治家は戦争法案を無理やり通そうとしている。だから、僕らは夏休み最期のデモを国会でやることにした。全国からいろいろな人が応援に来てくれるらしい。テレビでよく見る国会議員の先生たちもたくさん来るみたいだ。また、僕らの仲間がハンストを始めた。
ハンストを始めた仲間たちのところにも沢山のメディアが来ている。僕もテレビに映りたいなぁ。でも、親にはナイショだし、、就職できなくなったら困るし、、、とりあえずデモは大成功だった。仲間たちは15万人集めたといっている。でも、戦争法案はそのまま通りそうだ。僕は少し鬱になった。
そして、僕らの反対をよそに戦争法案は国会を通ってしまった。。僕らの夏は終わった。そして、僕らの仲間たちの多くが去っていった。でも、まだ僕らが終わったわけじゃない。。。メディアも取り上げてくれるし、、、お金もある。政治家さんも僕たちを呼んでくれる。
そんなある日、信用金庫から僕のところに電話があった。 僕に信用金庫に来てほしいというのだ。 とりあえず、僕は信用金庫に行った。すると、沢山の人が僕のことを待っていた。だけど、口座を作った時の支店長さんは居なかった。 本店に呼ばれたみたいで、もう支店には戻ってこないらしい。
僕らには代表はいない 僕らは自由に集まったのだ。だけど、信用金庫の人に聞くと何かあった時は会計責任者の僕の責任になるらしい。税金も僕が払わなくてはいけないみたいだ。そして、もう銀行からお金を下ろせないと言われ、通帳やキャッシュカードを返してほしいといわれた。
僕は銀行口座もキャッシュカードも持っていない。僕がしていたのは言われたままネットで入金をチェックし帳簿をつけていただけなのだ。 そういえば通帳を誰が持っているのだろう。。。僕はわからないと答えた。。。そして、リーダーに電話した。リーダーと信用金庫の人がなにか話している。
僕はとりあえず、リーダーたちが待っているところにいった。リーダーが言うには政治団体の届け出をすればいいらしい。そうしないと、銀行のお金を下ろせないしものすごい税金が僕にかかるみたいだ。そんなお金親に相談しても払えない。。。でも、届け出を出すだけで大丈夫なようだ。
ネットで調べたら、政治団体の届け出をするのは簡単らしい。僕とリーダーは届け出を出しに行った。窓口のおじさんは色々親切に教えてくれた。これまでとは違い名前を聞いたり職業を聞いたりしないといけないみたいだ。報告書もいるみたい。めんどくさいけど仕方ない。。。
でもどうしよう。昔もらったお金は誰から貰ったかわからない。領収書も貰っていないのもあるし、、、お金を誰が使ったもよくわからない。。。 どうすればいいんだろう? 一緒の口座を作りに行った彼女もいつの間にかいなくなっちゃったし、そうだ、彼女が通帳を持っていたんだった。
僕は彼女に電話した。でも、現在使用されていませんという音声が流れ続けた。 そして、通帳と印鑑だけが郵便で送られてきた。 リーダーなら新しい電話番号を知っているはずなのだが、リーダーは僕に教えてくれない。。。 そして、きちんと報告書ださないと僕の責任になるらしい。
そして、リーダーから連絡があった。リーダーたちが集まっているようだ。僕は会いに行った。。。いつもと雰囲気が違い、みんな責任の押し付け合いをしているようだ。そして、僕は知らないとみんないなくなってゆく、、 政治団体を届け出なくて募金を集めたのが犯罪になるらしい。。。 僕はふるえた
これで ぼくの夏休みは完全に終わった。。人生も終わったかもしれない。やらなくちゃいけないことがあるんだけど、何をやって良いのかわからないしやる気にもなれない。。。もう就職どころじゃない。。学校にも行きたくない。ふるえる毎日を送っている。こんなことなら「戦争に行くことを震えていた」方がマシだったのかもしれない。
僕の終活日記はこれで終わりだ。僕は毎日ふるえている。
シリーズ:SEALDsの皆さんへ
本エントリを含め、実は極めて「SEALDs側」に立ったエントリなのだ。
当時は、保守からは「いけー!」と礼賛され、左派陣営からは糾弾されたものだが、それはおかしな話。
今であれば、それがよくわかると思う。
お時間のある方は、過去のエントリを読み返して頂きたい。
特に着眼して頂きたいのは、「A」で触れている三菱樹脂事件の最高裁判例をベースとし、学生向けに「@」が書かれたことがよくわかると思う。
新たに政治活動に身を投じる彼らに対し、対峙する陣営ではあるものの「最低限のこと」があることを訴え、左派指揮官級(大人たち)に「ちゃんと面倒を見てあげて欲しい」と切々と訴えていることが、おわかりだろうか。
シリーズ:SEALDsの皆さんへ
全シリーズが完成したため、リンクを掲示させて頂きます。
@は法案の賛成・反対を考慮せず、学生に理解して頂くことを第一義として書いたため、「その他の大人の方」は、まず最終章よりお読みください。
・#SEALDs の皆さんへ@就職できなくて #ふるえる
・続 #SEALDs の皆さんへA法案反対派の「大人たち」が就職に影響があると認めていて #ふるえる
・続々 #SEALDs の皆さんへBサヨク指揮官級に告ぐ、正々堂々と行こう。
・【動画】続々々 #SEALDs の皆さんへC過激派とは距離をとれ
・最終章 #SEALDs の皆さんへD若い議員から、若者たちへの手紙
番外編
@jcast_news は間違っている。私はそんなことは書いていない。
私が何か言ったからこうなったわけではない。
「こうなるとわかっていた」から、だから口を酸っぱくして言っていたのだ。
時、ここに至りなば。
その意図、思いも伝わると信じる。
対立陣営ではあるものの、左派も冷静に受け入れて頂きたい。
自らの陣営を振り返り、「新たに参画した学生」に対してのフォローアップが適切であったか、それが足りていたか。
よく考えて頂きたい。
対峙する陣営の議員として、私を責めても仕方ないのだ。
法で定められたものは、イデオロギーに拠らず同一のかかってくる。
最高裁判例は司法分野であり、私たち政治分野からは言及しずらいこと。
私は、安保法制を見ていたのではなく、
無論、左派を見ていたのでもなく、
ただ、そこにある学生だけを見続けていた。
法的な問題
私の個人献金のページにも、相当数の法的な文言が並んでいる。
個人献金のお願いの、関連法規の項目をお読み頂きたい。また、後援会会則を設けており、それを明示。
口座・クレジット双方に対応するため、各種の行政窓口との折衝には半年以上の時間を必要とした。
正直、どうにもならぬ部分があるように思う。
このあたりは、触れざるを得ない。
行政サイドも退きようがないように思う。
ここを黙認した場合、国会議員やその他の市議会議員らの「入金・支出」に対し、今後の前例となってしまうからだ。
結論から言えば、どのように処理すればいいやらわからない。
手はないように思う。
自らにもかかる問題ゆえ、両陣営の今後に関わるゆえ
解説を試みたいと考えている。
非常に面白い原稿をお借りできた。
大変、わかりやすく素晴らしい出来栄え。
杓子定規に解説せざるを得ない私にはできないこと。
学ぶ際の導入用としては、これ以上のものはない。
価値あるものだと思うので、
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