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自己陶酔に陥った安倍首相は深刻な「戦隊モノ」症を発病した病人だ。(日々雑感)
http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/176.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 11 月 26 日 06:17:23: EaaOcpw/cGfrA
 

http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5234.html
2015/11/26 05:41

<安倍晋三首相は25日、ロバート・ネラー米海兵隊総司令官と首相官邸で会談し、南シナ海で中国が建設している人工島付近への米艦船の派遣を支持する考えを伝えた。首相は「航行の自由や法の支配を守っていくことが重要だ」と述べ、ネラー氏も同調した。

 首相は米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)移設について「確固たる決意で進める。沖縄の基地負担軽減に取り組みたい」と強調。「日米同盟をさらなる高みに導いていきたい」とも語った>(以上「日経新聞」より引用)


 世界は血生臭い「報復の連鎖」に陥っている。憎悪が次の憎悪を喚起して、血が血を呼んで果てしない殺し合いを演じている。人類は果たして進歩しているのだろうか、それとも物欲に駆られた餓鬼として地球を破壊しつくすまで屁理屈を付けては殺し合うのだろうか。

 かつてこんな笑い話があった。「首刈族」の酋長に白人が尋ねたという、「あなたたちは人を殺して食うというが、残酷とは思わないのか」と。そうすると酋長は驚いた顔をして「俺たちは食うだけしか人を殺さないが、食わない人まで殺し合うお前たちの方がよっぽど残酷だと思うぜ」と応えたという。

 フランスとISとがテロと報復の泥試合を演じていたら、トルコがロシア空軍機を「領空侵犯」したとして撃墜し、新たな火種を中東に提供した。自国の国民にさえ満足な社会保障を提供できない国が大きな顔をして他国地域に攻撃を加えるという狂気を演じている。

 戦闘機を一回飛ばせば幾らかかると思っているのだろうか。巡航型ミサイル一基が数千万円、開発費から総計すると億を超える原価の代物だということを考えたことがあるのだろうか。砲弾もタダではない。それらを好き放題に消費するのが戦争だ。なぜ貧困に喘ぐ人たちを支援することにして、戦闘行為をすべて停止し、武器を撤廃しようとはしないのだろうか。

 フランス大統領がベルサイユ宮殿に全国会議員を集めて「我が国は戦争にある」と宣言した時、一人の国会議員も「殺し合いの連鎖を止めよう」と叫ばなかったのだろうか。空爆すればその空軍機の投下する砲弾により多くの市民も傷つき命を落とすと想像できないのだろうか。

 フランス国民は自国民の仇を討つためなら他国民の倍する市民が殺害されても平気なのだろうか。ISという狂気殺害集団を追い詰める手段は戦争以外にもあるはずだ。そうした叡智を人類は発揮することなく、勇ましい「戦争だ」という狂気の雄叫びを上げるだけなのだろうか。

 そして日本にも「戦争大好き」首相がいる。自衛隊員が日本の防衛とは関係のない遠隔地で戦死するまで、彼のヒーローものの自己陶酔は醒めないようだ。戦隊モノを見過ぎて大きくなった餓鬼のようだ。彼は秘かに寝室で「ヘンシーン」と声を発してポーズを取っているのではないかと思わずにはいられない。

 南シナ海の航行の自由は当たり前のことだが、中国軍基地が基地として機能するまで岩礁の埋立を放置していたのは米国だ。その米国が基地完成と同時に突如として「航行の自由」を叫び始めた。それに唱和して、安倍氏までもAPECなどで中国非難を始めた、それのみならず自衛艦を派遣したくてウズウズしているようだ。

 日本国憲法では明確に「国際紛争の解決に武力を用いない」と明記してある。たとえその前文に異論があるにせよ、日本国憲法に従うのが日本国民のつとめだ。安倍首相も例外ではない。

 しかし安倍首相は「戦隊モノ」ヒーロー症候群ウィルスに感染したまま大人になった。「−ンシーン」と叫んで戦時首相として自衛隊を米軍指揮下に差し出したいのだろう。これほど日本国民に危険な政治家はかつて存在しなかった。戦前の軍人政治家たちですら、米国との開戦前には様々な葛藤に悩んだ。だが安倍氏は憲法を無視して「俺が首相だ」と自己陶酔に陥った叫ぶ危険人物だ。一日も早く日本を狂気の首相から取り戻すためにも、野党連合の結成を望む。
 

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コメント
 
1. 2015年11月26日 18:10:16 : tHIVKuZsdo
数多続いて来た戦隊ヒーローのシノプシスの最小要素を類型化してみて欲しい。
キャラ、ストーリー、全てのウワモノを取っ払って骨だけにするのだ。
すると気付かれるであろう、彼等の戦いは、そして戦いの方便は必ずや体制擁護となって居り、
そして必ずその様に終わって居る。

多くの場合ヒーロー各人とその所属する組織、彼等の活躍する社会と其処に住まう人々、
彼等と敵対する組織、首領、そしてその構成員は全て生活感に乏しく、インフラも現実味に乏しく、
此等が仮に描かれる事が在っても我々の生々しい生活感からは全く乖離している。

これは「冗長は削って削ってナンボ」の映像制作のセオリーから来る
一種の必要悪の所以であり、この表現をもってただ批判するにはあたらないとも言えるのだが、
然しながら「それ故の」、観客側が「虚構であると知って鑑賞する」一種のお約束在っての物種なのだ。
それはオギャアと生まれて今日び迄暮らす中での日々の学習で獲得されるものだ。
そうやって、…子供なら公園で戦隊物ごっこでもやりながら、…そしてそれが現実とは違うと悟って、
何れは一般的なドラマの鑑賞法を獲得し、そのひと時の「非日常」を楽しむ事を学んで行く。

映画黎明期、蒸気機関車が正面から迫って来るフィルムを見せられた大の大人の客が
パニックを起こし、劇場から逃げ出した…と云う話が在る。今となっては笑い話にしか
ならないが、往時一般に学習のバックボーンが無かったのだからこれは仕方ない。
現実と虚構の区別が無い…とは、つまりこう云う事だ。やってる真最中のヒーローごっこ然り。
然し彼等が、…ヒーローごっこの子供らが、夕暮れの潮時を得ず、
母親の呼び声と夕餉の食卓で現実に引き戻される事の無い、
…つまり、既にして「大きいお兄さん」となってしまった場合は悪夢だ。

虚実分別の付かない彼等が思い描くのは、つまり冒頭に述べ立てた其れなのだ。
「バイナリ思考」と云う言葉を最近耳にした。 …まさに其れだ。
全く生活感を省みる事も無しに、現実から乖離した虚構に突っ走る体制擁護の集団的バイナリ思考。
そしてその頂には、全く其れそのままの行状の宰相が居て演じている。

もとい。演じてなど居ない。
我々の社会は、血の通った人々は、決して虚構などではないのだ。
…つまり、それをその様に好きに振り回しているのである。
まるで子供に好きに遊ばれて壊されて、何れ飽きられて捨てられる玩具の様にである。

      悪夢である。

 
彼は、彼の取り巻きは今、齢幾つか?  更正は可能か?
諸氏に答えを問うてみたい。

私は不可能だと考える。

以前『ファシストに死を』と書いたら削除をされた。
言葉遣いだそうだ。 確かにそうかも知れない。刺激が強かったろう。
然し考えはそう云う事からだった。
(ロシア語だったら、スペイン語だったらどうだったか…とも考えたがやめた。
 それ程歴史的な語句だった筈なのだが…)
…なので、
以上の考えから別な文言で締めたい。
 

   玩具(一億)を手放さないなら其の手を切り落とす手立てが必要だ。
 
 


2. 2015年11月27日 17:40:54 : MvF3vAMIAI
歴史を顧みれば敗戦国は一回の敗戦では〈もう戦争に懲りた。2度としない〉とはなりません。「おのれ見ておれ、次は倍返しだ」となります。第一次大戦敗戦後「旧連合国への報復戦争を目指して台頭した」ドイツのナチスと同じように日本でもタカ派政権が「違憲もクソもない、安保と戦争が第一だ」というごとく戦争法案を成立させました。敗戦国が必ず陥るワナに「アメリカの軍事力を「この紋所が目に入らぬか」にすれば今度こそ戦争で100%勝てるという」嵌つたと思います。元陸自で軍事評論家Hの新書〈こんなに弱い中国人民解放軍〉では「中国人民解放軍」は「張子の虎」だと」だと断定。〈もし尖閣諸島などで日中戦争が起きても陸、海、空とも、横綱と序の口の取組並み?に自衛隊の「百戦百勝」だと保証しています。こんな超強気の武闘派連中に毎日中国包囲網戦略を吹き込まれては安倍総理でなくても強気な発言になるでしょう。

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