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首相 軽減税率財源 4000億円の枠内で検討を[NHK]
11月24日 18時28分
安倍総理大臣は自民党の谷垣幹事長と会談し、消費税の軽減税率の財源について「社会保障と税の一体改革の枠内で議論してほしい」と述べ、すでに自民・公明両党で財源とすることで合意している4000億円の枠内で検討するよう指示しました。
消費税の軽減税率を巡る与党協議では、税率を軽減する対象品目について、自民党が最大でも4000億円以内の財源で賄える「生鮮食品」に絞り込むべきだとしているのに対し、公明党は「生鮮食品」に「加工食品」も加え1兆円程度の規模にするよう求めて平行線が続いています。
こうしたなか、安倍総理大臣は24日、自民党本部で谷垣幹事長、宮沢税制調査会長と会談し、谷垣氏らがこれまでの公明党との協議の経過を報告しました。これに対し、安倍総理大臣は「国民の理解が得られ、事業者に混乱が起きないような制度にしてほしい」と述べました。そのうえで安倍総理大臣は、軽減税率の財源について「社会保障と税の一体改革の枠内で議論してほしい」と述べ、すでに自民・公明両党で財源とすることで合意している4000億円の枠内で検討するよう指示しました。
これを受けて、谷垣氏は、財源が4000億円に収まるよう対象品目を「生鮮食品」までに絞る方向で、25日にも公明党の井上幹事長と改めて協議を行い、早期の合意に向けて調整を急ぐ方針です。
会談のあと谷垣氏は記者会見で、「用意できる財源は限定されていて、ない袖は振れないので、対象品目もおのずから限界があると思う。粘り強く誠意をもって協議して、できるだけ早く決着させたい」と述べました。また、記者団が「党首会談で決着を図る考えはあるのか」と質問したのに対し、谷垣氏は「どんどん上にあげていけばいいというものではない」と述べました。
官房長官「両幹事長の間で調整」
菅官房長官は、午後の記者会見で、「軽減税率については、『引き続き、両党の幹事長の間で調整してほしい』という話があったことは承知している。その際に、安倍総理大臣から、安定財源の必要性に言及されたことも知っている。ただ、具体的な数字まで、安倍総理大臣から指示したとは承知していない。いずれにしろ、両党の幹事長の間で調整が進められると思っている」と述べました。そのうえで、菅官房長官は、記者団が政府側と自民党側で認識にずれがあるのではないかと質問したのに対し、「そこは全くない」と述べました。
公明・石田政務調査会長「方針に変わりない」
公明党の石田政務調査会長は記者団に対し、「『財源は、社会保障と税の一体改革の枠内で』という話以上のことは聞いておらず、今の段階では何も言えない。いずれにしても、公明党としては、軽減税率の対象品目は、できるだけ広くするべきだという方針に変わりはない。税制改正の方針を固める来月10日まで、まだ時間があり、連立政権でいい知恵を絞り、いい結論を出せるようにと思っている」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151124/k10010317441000.html
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