1. 2015年11月18日 19:43:44
: 0MKwvA6MUM
前原元外相テレビ出演詳報(1)「共産党はシロアリだ。協力をしたら土台が崩れる」 産経新聞 11月14日(土)12時32分配信 民主党の前原誠司元外相は14日、読売テレビ番組に出演し、民主党を年内に解党し維新の党などと新党を結成する構想について持論を展開した。詳報は以下の通り。 −−細野豪志政調会長、維新の江田憲司前代表と11日夜に会談した 「われわれが下野して3年になる。『1強多弱』の状況がずっと続いて自民党の支持率が高い状況にあるが、いろんな方にお話をうかがうと、『別に自民党がよくて選んでいるのではない』『選ぶ政党が他にない』と。こういう状況だ。そして今まで、維新だ、あるいはみんなの党だ、いろんな政党があって、小選挙区でつぶし合い、自公が安泰という状況が続いてきた。これを何とか解消しなければという思いが今回の行動の根底にある。したがって、解党というのは分裂ではない。『大きな野党』を作るとき、お互いが『自分の党は大事だ』『うちに来るんだったらいいよ』と言い合ってたら、永遠に一つになれない。みんながいったん解党を決めて、理念や政策をしっかり決めたうえで、その旗のもとに再結集する。そういうことが大事だ」 −−例え選挙協力であっても共産党と手を組むわけにはいかない、というスタンスか 「共産党とはまったく違う。私は京都なので、非常に共産党が強いところで戦ってきた。共産党の本質はよく分かっているつもりだ。シロアリみたいなものだ。ここと協力をしたら土台が崩れる。われわれはやはり、外交・安全保障は政権交代があってもそれほど大きく変わらない、現実的な柱で。しかし内政は、『小さな政府』や新自由主義とは対峙(たいじ)していく。大きな野党の家を、共産党が主導するのではなくて、民主党が中心となって作っていくことが大事だと思う」 −−しかし、民主党の岡田克也代表は解党に反発している 「岡田さんが激しく反論されているとは聞いていない。私も直接話をしているし、問題意識は同じだと思う。つまり『今のままではダメだ』『野党バラバラで参院選に臨んだ場合には厳しい結果になるだろう』と。それは民主党にとって悪いのではなくて、国民にとってよくない。緊張関係のある選択肢をしっかりと自公にたたきつける。そのための責務が民主党にあると思う」 −−そういう方向性を目指したときに、今の民主党の中で何人がついてくるか 「数えたことはない。ただ、繰り返し申し上げるが『今の状況でいい』と思っている議員はほとんどいないと思う。お互いいったん裸になって、大きな一つの家に理念や政策を合わせて集まって、緊張関係のある2大政党制にしていくということについては、民主党の多くの議員は賛同してくれる。『分派行動』と報道されているが、われわれの趣旨とは真逆だ。民主党を分裂させる、これ以上細分化させていくということは目的ではない。大きな固まりをつくっていくための問題提起をしている」 −−不満を持っている自民党の一部議員を取り込めるか 「無理だと思う。野党が大同団結するような動きを今、示さないと、永遠に自公政権が続く」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00000534-san-pol |