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テロ対策強化にまぎれて共謀罪を持ち出した自民党の自壊
http://new-party-9.net/archives/2927
2015年11月18日 天木直人のブログ 新党憲法9条
まるで絵に描いたような悪行だ。
パリの同時多発テロを受け、政府は来年5月の伊勢志摩サミットのテロ対策に万全を期すという。
そこまではいい。
しかし、そのどさくさに紛れて、共謀罪新設を再検討するという。
これには驚いた。
この共謀罪は、戦前の治安維持法の復活ともいえる悪法中の悪法だ。
民主主義の敵だ。
だから、国民の強い反発にあって、さすがの自民党もその導入に踏み切れなかった経緯がある。
ところが、それを復活させるというのだ。
いかにも安倍首相の考えつきそうなことだ。
その安倍首相の女房役である菅官房長官が言い出しそうなことだ。
高村自民党副総裁までもがそう言ったらしいが、これもうなずける。
なにしろ戦争法案の成立にあそこまで奔走した人物だ。
しかし、自民党のリベラル派を代表すると見られてきた谷垣禎一幹事長までもが、きのう11月17日の記者会見で語ったのには驚いた。
共謀罪を新設して国際社会と連携する必要があるとの認識を示したというのだ(11月18日産経)
共謀罪をつくろうと本気で考えるようでは自民党もおしまいだ。
一強多弱がますます進み、もはや自民党を倒す野党は限りなく消滅しようとしているというのに、自民党はみずから政権担当資格を失おうとしている。
自民党は自壊しつつある(了)
◇
<共謀罪>自民・谷垣幹事長「創設の早期検討が必要」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151117-00000115-mai-soci
毎日新聞 11月17日(火)21時12分配信
自民党の谷垣禎一幹事長は17日の記者会見で、国内テロ対策の一環として重大犯罪について謀議をした段階で罪に問える「共謀罪」創設などを早期に検討する必要があるとの認識を示した。パリの同時多発テロ事件を受けた発言。ただ、共謀罪は実行行為がなくても処罰対象になるため、野党や日本弁護士連合会の反発が強い。政府は、共謀罪を含む組織犯罪処罰法改正案の提出時期を慎重に検討する考えだ。
谷垣氏は「来年5月に日本は伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)を開く。前から法改正は必要と思っている」と強調した。共謀罪を巡っては、2000年11月の国連総会で「国際組織犯罪防止条約」が採択され、日本も同年12月に署名している。高村正彦副総裁は17日の党役員連絡会で「日本は国内法が整備されていないので批准できていない」と指摘した。
しかし、共謀罪を盛り込んだ改正案に対しては「処罰の範囲があいまいで捜査権乱用を招く」(日弁連)など反対する声が強く、過去3回廃案になった経緯がある。菅義偉官房長官は同日の記者会見で「これまでの国会審議で不安や懸念が示されている。(法案提出の)時期を述べるのは控えたい」と述べるにとどめた。【田中裕之】
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