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政界地獄耳 G20首脳に広がる疑心暗鬼
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1567257.html
2015年11月17日9時26分 日刊スポーツ
★パリ同時多発テロは折からトルコで開かれているG20で、各国首脳のテロとの戦いの決意を確認する場になった。だが、その実態は、世界中の国民が次は自分の国が狙われるかも知れないという恐怖と不安を植え付ける結果となり、「イスラム国(IS)」はそれなりの成果を得たことになる。トルコ政府高官が15日、パリと同日にイスタンブールで計画されていた「大規模な」攻撃を当局が阻止したとの報道でそれは一層強まったといえる。それにより世界の首脳たちは自分が正しいと思う決断をしてきたと信じていいのか疑心暗鬼になっているといえそうだ。
★仏・オランド政権がイラクとシリア領土内のIS空爆を決めるまでには国論が沸騰した。元首相・ドビルパンは9月、「空爆に仏が参加することで私たちはますます危険にさらされることになる。空爆によって世界各地に散らばるテロリストを我が国に呼び込むことになる」と発言。最大野党・UMP(民衆運動連合)のマルソー国民議会議員はISに対する米仏らの連合について「非常にもろいものだ」とした。今後、仏政権への批判も沸き起こるかもしれない。
★米国は既に任期が終わるオバマ大統領がレームダックに陥りはじめ、ロシアではシリア介入を決断した自らに責任が及ぶことを恐れてかプーチン大統領がエジプトでのロシア旅客機墜落を爆弾テロと認めない。その2人がトルコで米露首脳会談を行ったところで解決策は見いだせなかった。政治や外交のセオリーが見つからず、情報機関からのメッセージも断片的で、世界の指導者は“正しい道”を見つけきれない。不安の防衛本能が攻撃的になり、政治的判断を誤らせることにつながらぬとも限らない。我が国をはじめ世界の首脳は利害や国益を優先せず、総合力をもって見えない将来を模索しなければならない。(K)※敬称略
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