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異例ずくめの背景に参院選の日程戦術 「1月4日召集」安倍首相自ら外遊先で発表 民主・枝野幹事長は「独裁者」と反発
http://www.sankei.com/politics/news/151117/plt1511170002-n1.html
秋の臨時国会を10年ぶりに見送る代わりに、通常国会を例年よりも大幅に前倒しして来年1月4日に召集する日程が16日、決まった。安倍晋三首相が主導して決め、自ら外遊先で発表した。異例ずくめの対応の背景には、政権の命運を握る来年夏の参院選の日程の選択肢を広げ、優位に戦いたいとの狙いがある。
「新年早々、大変異例だが、1月4日に通常国会を召集させていただく」。首相は訪問先のトルコで同行記者団にこう述べ、召集の可否をめぐる議論に終止符を打った。
臨時国会見送りは首相の外交日程が立て込んでいることに加え、新閣僚に発覚した「政治とカネ」などに対する野党の追及をかわす狙いもある。松の内が明けぬうちの通常国会召集という「異例」の措置を首相自ら発表した背景には、世間の批判を和らげたい考えがあったとみられる。
同時に、1月4日召集は来年夏の参院選の勝利を見据えた対応でもある。通常国会の会期は150日間で、延長がなければ6月1日が会期末となる。この場合、公職選挙法の規定により、参院選は「6月9日公示−26日投開票」から「7月7日公示−24日投開票」までの5通りから柔軟に選択できるからだ。
だが、1月5日以降の召集は自動的に1通りに固定される。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)など多くの課題を抱える通常国会の論戦で劣勢となれば、投開票日を閉会日から遠ざけて「政権批判」の冷却期間を置けるほか、選挙戦術を練り直す時間も確保できる。政府高官は「臨時国会見送りなら1月4日召集しかなかった」と明かす。
一方、民主党の枝野幸男幹事長は記者団に「憲法の規定に基づく国会召集を拒否するのは、独裁者といわれても仕方ない」と述べ、首相を批判した。
[産経ニュース 2015/11/17]
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