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前原元外相テレビ出演詳報(1)「共産党はシロアリだ。協力をしたら土台が崩れる」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00000534-san-pol
産経新聞 11月14日(土)12時32分配信
民主党の前原誠司元外相は14日、読売テレビ番組に出演し、民主党を年内に解党し維新の党などと新党を結成する構想について持論を展開した。詳報は以下の通り。
−−細野豪志政調会長、維新の江田憲司前代表と11日夜に会談した
「われわれが下野して3年になる。『1強多弱』の状況がずっと続いて自民党の支持率が高い状況にあるが、いろんな方にお話をうかがうと、『別に自民党がよくて選んでいるのではない』『選ぶ政党が他にない』と。こういう状況だ。そして今まで、維新だ、あるいはみんなの党だ、いろんな政党があって、小選挙区でつぶし合い、自公が安泰という状況が続いてきた。これを何とか解消しなければという思いが今回の行動の根底にある。したがって、解党というのは分裂ではない。『大きな野党』を作るとき、お互いが『自分の党は大事だ』『うちに来るんだったらいいよ』と言い合ってたら、永遠に一つになれない。みんながいったん解党を決めて、理念や政策をしっかり決めたうえで、その旗のもとに再結集する。そういうことが大事だ」
−−例え選挙協力であっても共産党と手を組むわけにはいかない、というスタンスか
「共産党とはまったく違う。私は京都なので、非常に共産党が強いところで戦ってきた。共産党の本質はよく分かっているつもりだ。シロアリみたいなものだ。ここと協力をしたら土台が崩れる。われわれはやはり、外交・安全保障は政権交代があってもそれほど大きく変わらない、現実的な柱で。しかし内政は、『小さな政府』や新自由主義とは対峙(たいじ)していく。大きな野党の家を、共産党が主導するのではなくて、民主党が中心となって作っていくことが大事だと思う」
−−しかし、民主党の岡田克也代表は解党に反発している
「岡田さんが激しく反論されているとは聞いていない。私も直接話をしているし、問題意識は同じだと思う。つまり『今のままではダメだ』『野党バラバラで参院選に臨んだ場合には厳しい結果になるだろう』と。それは民主党にとって悪いのではなくて、国民にとってよくない。緊張関係のある選択肢をしっかりと自公にたたきつける。そのための責務が民主党にあると思う」
−−そういう方向性を目指したときに、今の民主党の中で何人がついてくるか
「数えたことはない。ただ、繰り返し申し上げるが『今の状況でいい』と思っている議員はほとんどいないと思う。お互いいったん裸になって、大きな一つの家に理念や政策を合わせて集まって、緊張関係のある2大政党制にしていくということについては、民主党の多くの議員は賛同してくれる。『分派行動』と報道されているが、われわれの趣旨とは真逆だ。民主党を分裂させる、これ以上細分化させていくということは目的ではない。大きな固まりをつくっていくための問題提起をしている」
−−不満を持っている自民党の一部議員を取り込めるか
「無理だと思う。野党が大同団結するような動きを今、示さないと、永遠に自公政権が続く」
◇
前原元外相テレビ出演詳報(2)「小沢一郎氏のような度量を持って…」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00000537-san-pol
産経新聞 11月14日(土)12時54分配信
−−今の民主党内にも路線対立がある。小さくなってしまうかもしれないが分かれたほうがいいのではないか、という指摘もある
「今回の動きをそういう目で、ある意味、期待感を持って見ている人たちはいるが、それは私は明確に否定をしたい」
−−岡田執行部に受け入れられない場合、志を同じくする人たちで民主党を抜けて新党を作る可能性は
「大きな家を作ることが目的だ。それについて働きかけていく。それに尽きる」
−−今の答えは「明確に否定しない」と受け取っていいか
「現段階では否定する。今から大きな家を作ろうとしているのに、そのあとのことを考えるなんておかしなことだ。とにかく自公に代わりうる大きな野党を作っていく」
−−問題は政権担当能力があるかどうかだ。「大きな家」の前に、しっかりと政策や理念を一緒にして、むしろ小さくなる可能性も含めて考えていくべきではないか
「それでは今までの繰り返しだ。みんなの党も割れて、維新も割れて…。国民は(分裂には)期待していない。民主党を割ることなんて誰も期待していないでしょう? 民主党の最も低いときの支持率は2・8%だったが、そこから政権交代を実現した。なぜかというと自由党との合併が大きかった。小沢一郎さんという剛腕がいて『党名も民主党でいい』『政策も民主党のままでいい』とおっしゃった。小沢さんはおそらく軒先を借りて母屋を取るという自信があったのだと思うが、それぐらいの度量を持って、どうやって野党をまとめて自公の対抗勢力を作っていくか、これしか考えていない」
−−支持率の低い維新の党と組んでも意味がない、と思う民主党の人も多いのではないか
「さきほど申し上げたように、支持率2・8%の民主党が野党を糾合していって大きな選択肢を作った。そうなると自民党に対して不満を持った人が期待をしてくれる。われわれは(政権担当時代の)3年3カ月の成功もあれば失敗もある。大きくみればダメ出しをくらったわけだ。その経験のもとで、もう一度どうやってそれを乗り越えて、国民の負託を受けるような政権政党になりうるか、それに尽きると思う」
−−前原氏が組むべきは、維新の党ではなく、橋下徹大阪市長率いる「おおさか維新の会」ではないか
「私は、おおさか維新の会の方をあまり知らない。橋下さん以外は。橋下さんは、私は野党再編派だと思っているので、これからも連携を強めていきたい」
−−理念や政策を一致させて橋下氏と組んだほうがいいのではないか
「小選挙区制度のもとでは野党がバラバラではだめだ。理念、政策は大事だが、それをしっかり立てたうえで、野党が大同団結していくことが大事だ」
−−安全保障関連法の廃案を目指す大同団結なのか。一部修正を目指す大同団結なのか
「民主党の中でも『廃案』と決めたプロセスは一切ない。私は、できの悪い法案だったと思う。しかし、中身が悪いのであれば見直すことはあっても、廃止ということになると日米合意が履行できなくなる。われわれも政権与党のときに『自民党が結んだものであっても、お互いの国同士で結んだものを大事にしなければ外交関係はうまくいかない』という経験をした。本気で政権を取りにいくのであれば現実対応をすべきだ」
−−廃止を唱える人とは大同団結できないのか
「話をすれば分かってもらえると思う」
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