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検察庁は信用できない(C)日刊ゲンダイ
容疑者の妻を検事総長に引き合わせたヤメ検弁護士の"素性"
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/169453/1
2015年11月14日 日刊ゲンダイ
言語道断である。元最高検幹部の弁護士が担当事件の容疑者の妻を“検察トップ”の検事総長らに会わせていたとして、懲戒処分を受けていたことが分かった。
このトンデモ弁護士は中津川彰氏(80)。中央大法学部を卒業し、1961年に検事任官。横浜地検検事や公安畑などを歩んだ後、東京法務局長や札幌地検検事正、最高検総務部長を歴任した。瑞宝重光章を受章し、春の園遊会にも招かれている。05年に弁護士登録した。
そんな“エリート”ヤメ検が2013年に担当したのが強制わいせつ容疑で逮捕された男の事件。中津川弁護士は男の妻を当時の検事総長や事件を担当する検察官らに引き合わせたというのだ。
刑事事件の被疑者の親族が、起訴する側の検察のトップ、検事総長と面会するなんて聞いたことがない。ハタから見れば、中津川弁護士が「オレが弁護するから穏便に頼むよ」と後輩に“圧力”をかけたと受け取られても仕方がないし、これが許されるなら法治国家じゃない。中津川弁護士が所属する横浜弁護士会が「元検察官のキャリアや人脈などを強く印象づけ、刑事処分の公正に対して疑念を抱かせる行為」として今年7月、戒告の懲戒処分を出したのも当然だろう。
中津川弁護士は「弁護士会の処分に異議はあるが、やむなく処分を受けた」とコメント。反省するつもりはないらしい。
元大阪高検公安部長の三井環氏はこう言う。
「元検察幹部の弁護士が検察官と会うこと自体、圧力をかけたということになる。倫理上、ありえません。大先輩の頼みだからと、後輩の検察官たちも面会を断れなかったんでしょう。本当に情けない。中津川氏としては、検察幹部に会わせることによって、弁護士としての自分の力を誇示したかったのだと思う。だが、国民から見れば、検察と弁護士が“グル”になっているように見える。絶対にしてはいけない行為です」
だいたい先輩に求められたからといって、面会に応じる検事総長も総長だ。これだから検察組織は信用できないのだ。
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