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郵便局からも悲鳴 マイナンバー未搬入で年末はパニック必至
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/169275
2015年11月13日 日刊ゲンダイ
来年1月の本格運用はムリ(C)日刊ゲンダイ
「月内どころか、年内に届けられるかどうか」。都内の中規模局に勤める郵便局員はそう言ってタメ息をつく。先月23日から配達が始まったマイナンバーの通知カード。総務省は今月末までに全国5500万世帯に届けるなんて大見えを切っていたが、絶対に間に合いそうもない。予定通り、来年1月から本格運用できるのか。
通知カードは、全国の自治体から委託された地方公共団体情報システム機構が発行。国立印刷局で印刷され、各市区町村の郵便局に“搬入”される。ところが、都内62市区町村のうち、搬入が完了しているのは28市区町村と、半数にも満たない(11日現在)。それだって郵便局に搬入したというだけで、そこから配達が済むまで「最長で20日かかる見込み」(同機構担当者)という。
横浜、名古屋、大阪の3市に至っては、搬入すらほぼゼロ(同)。総務省によると、9日現在で配達まで終わっているのは全国約460万通で、全世帯の1割足らずという体たらくだ。前出の郵便局員はこう漏らす。
「ウチの局では通知カードの不在配達の問い合わせに対応するため、電話を4回線増設、オペレーターも大量募集していますが、今週中に配達を完了する予定だった肝心の通知カードがまだ搬入されていない。配達は12月にずれ込みそうで、そうなると、一年で最も忙しい年賀状シーズンとかぶる。とはいえ、通知カードをアルバイトに配達させるわけにはいかない。パニックになるのは目に見えていて、誤配がさらに増える恐れもある。年内にすら届けられるかどうか……」
■「緊張感がなさすぎる」
ただでさえ誤配や一時紛失、配達員による簡易書留の受け取りサイン偽造など、のっけから個人情報ダダ漏れの不祥事連発のうえに遅配じゃあ、救いようがない。
誤配の場合、受取人以外が開封してしまうと、マイナンバーを再交付する羽目に。それでさらに2カ月ほど交付が遅れるという。そのぶん税金の無駄遣いになるのは言うまでもない。
「社員が会社に提出するマイナンバーの報告書を今年の年末調整の書類で兼ねようと考えていたのですが、(遅配で)予定が狂ってしまった。まさに二度手間ですよ」(IT企業経理担当者)と、企業からもブーイングが起きている。
「総務省からすでに2回も行政指導を受けた日本郵便もいかがなものか、ですが」と、ジャーナリストの井上トシユキ氏はこう憤る。
「そもそも政府が拙速でコトを進めたから、混乱が生じているわけです。悪用されるリスクが高いマイナンバーを軽く見ているとしか思えないし、緊張感がなさすぎる。それでまともに制度を運用できるのか、国民の個人情報を守れるのか、はなはだ疑問です」
まったくその通りで、浮かれているのは利権をむさぼる連中だけ。国民には百害しかないマイナンバーなんて、この際、やめた方がいい。
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