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朱に交われば<本澤二郎の「日本の風景」(2171) <極右・権力主義に染まった谷垣幹事長>
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/362.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 11 月 10 日 21:52:29: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52119791.html
2015年11月10日 「ジャーナリスト同盟」通信

<極右・権力主義に染まった谷垣幹事長>

 11月9日の共同通信によると、自民党幹事長の谷垣が以前に比べると、狂った発言をしていることを伝えた。朱に交われば赤くなるというが、安倍や秘密結社のような日本会議に歩調を合わせている。安倍チャンネルで知られるNHKの報道について、幹部から事情聴取したり、総務省までもが「厳重注意」をしたことを、あろうことか肯定、これからも「やる」と開き直ったという。

 谷垣は官房副長官時代の安倍が、NHKに猛烈な圧力をかけたことを知っている。自らも同じ立場であることを、内外に誇示したことになろう。自ら墓穴を掘っていることに気付いていない。まさか、安倍が倒れた際の後継者という思いに駆られてしまったのか?
 放送倫理・番組向上機構の放送倫理検証委員会が、自民党や総務省の、権力を悪用したことについて「圧力である」「言論・報道の自由の侵害」という当たり前の判断に対して、自民党幹事長が反撃したものだ。

<本当に憲法を学んだのか?>

 彼は確か東大法学部に籍を置いて、何度か挑戦して司法試験を合格した。彼の父親・専一は農林官僚で、自民党大平派に所属した穏健な政治家だった。
 性格は明るく、先輩の前尾繁三郎の背中を借りながら、いつも苦しい選挙を勝ち抜いてきた苦労人である。筆者はよく事務所に通って話を聞いたものだ。息子の谷垣も、大平や加藤紘一に仕えた、いずれリベラル派の宏池会を継承する候補者のはずだった。
 だが、日本は「天皇中心の神の国」との信念の持ち主である森喜朗内閣打倒に立ち上がった加藤を、足元で体で抑え込んだ人物でも知られる。歴史は、ここから右翼バネが働いてしまった。
 吉田茂のリベラル政治は、岸信介の右翼政治へと逆流・移行してしまった。現在の谷垣は、右翼の潮流に乗った方がチャンスあり、と判断したものであろう。彼もまた、信念のない政治屋に成り下がってしまったのか。本当に日本国憲法を学んだのであろうか。怪しい。
 右翼思想の持主は、寛容さを欠いて権力主義に陥る特徴がある。その渦に巻き込まれてしまったのであろう。残念の極みである。

<古賀誠の宏池会がまとも?>

 OBながら宏池会の先輩として奮戦している古賀誠が、実に立派に見えてくる。彼は宏池会のリベラルを体得してきた政治家だ。大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一・田中六助から、じかに政治を学んできている。保守本流を自認する人物でもある。
 父親を戦争で亡くした関係から靖国参拝をしているが、コチコチの極右・日本会議メンバーではない。父親は岸らA級戦犯らの犠牲者といっていい。戦争遺児として憲法擁護者に違いない。武器弾薬で国民の平和は勝ち取ることは出来ない、それを経験則から感じ取っているのだろう。
 それを現役組にも教えている。安倍に徹底的に干された宏池会は、ようやく彼の叫びが届くようになったらしい。大平・鈴木・宮澤・加藤らの護憲、軽武装・経済重視の宏池会へと、古賀らしい努力をしているのが、少しどころか大いに評価できる。
 もっとも、戦争法の強行で自民党への怒りは全土で鳴り響いているため、古賀の訴えがどれほど国民に通用するかははっきりしない。

<公明・石井も太田レベルの右翼大臣>

 創価学会公明党の強烈な支持者だった木更津の戦争遺児は、平成の治安維持法を強行した太田前国交相に対して「池田先生を裏切っている。許せない」との遺言を残したあと、やくざレイプ犯に殺害されてしまった。
 彼女の遺言は正しい。その反応は、今後とも消えることはないだろう。正義の叫びを抑え込むことは出来ない。
 そんな太田の後継者となった石井を、よくは知らない。だが、彼の行動は、まぎれもなく太田とそっくりである。11月9日彼は国交相として、沖縄県民の意思を抑圧する指示を出して、その正体を内外にさらけ出した。
 辺野古の海を埋めて、米軍基地を新たに建設することに、当然のこととして沖縄は反対している。知事が先頭になって反対している。県民の意思として、国が強行する埋め立ての承認を取り消した翁長知事に大義がある。米紙NYタイムズも日米政府の覇道を非難する社説を掲げた。
 それを封じ込めようとする石井に大義はない。覇道である。彼は池田大作氏の「人間革命」を読んでいない、と戦争遺児は地獄から叫んでいる。

<民衆の味方を放棄した公明党>

 前述した古賀は、田中六助の影響を強く受けている。六助は池田勇人と大平の思想、そしてマックス・ウェバーのファンで知られた。「権力の魔性」を学んで、永田町を歩いてきた政治家である。
 彼は谷垣にもそれを訴えようとしている様子が、筆者には理解できる。その経験者の小沢一郎も同じ思いであろう。谷内ら外務官僚の暴走もよく見えてくる昨今だ。
 極右に染まる自民党と公明党の政権が、どこまで続くのであろうか。民衆は愚民ばかりではない。創価学会員にも、木更津の戦争遺児のような、まともな人物はいるはずである。

2015年11月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

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コメント
 
1. 2015年11月10日 23:45:17 : 13VRHPHhaw
頭おかしいのか?。
谷垣は里見や岸の黒幕影佐の孫だぞ。
朱にまじわるどころか朱肉だボケ。

2. 2015年11月11日 00:01:29 : vwl5abacgo
「加藤の乱」へタレ加藤が死地にあえて赴くのを涙流して、自己の保身のために止めた、何も信念なんか無いカス男、ショウタレダロ。

3. 2015年11月11日 05:15:13 : F6YtAJNLaU
 安倍もあの体調じゃ長いことないだろうし。
次はオレ以外誰がやる、いや、出来る。
安倍の基盤の極右に今から顔を売って媚売ってその日に備えないとな。
その日が来てから慌てても手遅れだ。
野党時代にまとめ切れたのは偏に俺の手腕だ。
来年は大荒れ、俺しかいない。風はきっと吹くW。

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