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2015年 11月 10日
mewは、以前にもブログで何度か書いたように、日本でも芸能人や有名人が政治的な問題に関してもっと意見を言えるようになることを望んでいるのだけど。
8日夜にフジTVで放映された『日本のダイモンダイ』(司会・爆笑問題)というスペシャル番組の中で、こんなことがあったという。(@@)
何かスタジオの出演者と視聴者に様々な分野の質問をして、世間の考えをチェックすると共に、自分が多数派かどうかを見るという感じの番組だったのだけど。<mewは「あ、菅直人が珍しくTVに出てる〜」と思ったものの、ほとんど見てなかったんだよね〜。残念。^_^;>
驚いたことに、何とその番組の中で、出演者や視聴者に「安保法制」に対する考えを問うたというのである。(・o・)
そうしたら、この質問に対して、視聴者23万7千人のジャッジは「成立してよかった」が34.3%で。「廃止すべき」が65.7%もいたとのこと。(++)
また、出演者の中では、菅直人やSEALD’sの諏訪原健をはじめ、爆笑問題・田中裕二や小島慶子、長嶋一茂、さらには俳優の松坂桃李、AKBの指原莉乃までもが、「廃止すべき」を選んだというのである。(**) (今回は敬称略で)
<俳優やタレントが出演する番組で、こういう政治的な質問をしたり、意見をきいたりすること自体、タブーっぽいとこがあるのだけど。爆笑問題が司会の番組であるとはいえ、よくこういう質問をしたな〜と感心しちゃったりして。(・・) しかも、フジTVで。(^_^;) 事務所はOKだったのかしらん?(@@)>
しかも、長島さんちの一茂くんが、廃止すべき理由について、「アメリカのジャパンハンドラーが進める法案だから。安倍さんが決めてることじゃない」「日本にメリットがない。あるとすればアメリカを怒らせなかったことだけ」と語ったのだとか。
<一茂くんって、賢かったのね!(・・)b (タレントとしては決して利口ではない答えだけど。^_^;)この時の片山さつきの顔が見たかったな〜。(@@)>
でもって、その番組に関する詳しい記事をリテラが載せていたので、ここにアップしておくです。
* * * * *
『フジの生放送で松坂桃李、指原莉乃、長嶋一茂が「安保法制は廃止すべき」、視聴者調査でも66%が廃止に賛成
リテラ 2015.11.09
安保法成立から2カ月、「安保法は廃止すべき」と考える国民は約66%。しかも、あの人気アイドルや若手俳優もNOと答えた──。
こんな結果が叩き出されたのは、昨日フジテレビで3時間にわたって生放送された『日本のダイモンダイ』でのこと。視聴者にデジタルテレビのdボタンで「AかB」の二択で民意を問い、“日本の本音”を明らかにするという視聴者参加型バラエティ番組で、司会は爆笑問題の太田光と田中みな実、スタジオには自民党の片山さつきや民主党の菅直人をはじめ、松坂桃李や指原莉乃、SEALDsメンバーの諏訪原健氏などという幅広いゲストが集まっていた。
そんななかで行われたのが、冒頭で紹介した安保法制に関する質問。「安全保障関連法が成立して、まもなく2カ月/A・この国際情勢では、成立して良かった。B・廃止すべき。」というものだった。
単純に賛否を問わずに「この国際情勢では成立して良かった」と賛成側に回答を誘導している点が、いかにも安倍チャンネル化しているフジテレビらしいやり口だが、それでも視聴者約24万人(この質問の投票締切30秒前の時点で23万7220人)のジャッジは、65.7%もの人が「廃止すべき」、賛成は34.3%にとどまった。これは9月の安保法制国会採決後に産経新聞とFNNが合同で行った世論調査(安保関連法成立を評価するか、評価しないか)の「評価しない」と答えた56.7%を上回る数字だ。
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しかも、スタジオゲストの投票でも「廃止派」が圧倒的だった。ゲストがどっちを選ぶかは視聴者の投票中に発表されたが、菅や諏訪原氏が安保法に反対なのは当然のこととして、爆笑問題・田中裕二や小島慶子、長嶋一茂も「安保法は廃止すべき」と回答。さらに驚かされたのは、なんとイケメン人気俳優の松坂桃李に、日頃バラエティ番組では場の空気を読みがちなハライチの澤部佑、そして安倍首相とベッタリの秋元康にプロデュースされている指原莉乃までもが「廃止すべき」としたことだ。
安保法制の議論では、吉永小百合や渡辺謙、笑福亭鶴瓶、大竹しのぶ、坂上忍、石田純一らが反対の声を挙げ、ラジオやSNSでは土田晃之やSHELLYらも安保法制を批判していた。だが、法案成立後とはいえ、ゴールデンタイムの全国生放送で、まさか松坂や指原、澤部といったテレビの第一線で活躍中の、しかも人気商売である若手芸能人たちまでもが堂々と「廃止すべき」と表明するとは……。世論と同様に、芸能界の安保反対派は意外と多いのではないか、と感じさせる結果だった。
このように11名のゲストのうち、よもや8名が安保に反対するなか、逆に「成立して良かった」と答えたのは、片山と、中3で起業した“女子高生社長”の椎木里佳氏、俳優の古田新太の3名のみ。前者2名はともかく、演劇人の多くが安保反対を訴えていたことを考えると、古田が賛成としたのはちょっと意外でもあった。
一方、反対派として意外だったのは長嶋一茂だ。一茂は強い口調で「当然、廃止ですよ」と主張したうえ、こんな的を射た解説までしていた。
「(反対なのは)日本が主体的に決めたことじゃないからです」
「アメリカのジャパンハンドラーが進める法案だから。安倍さんが決めてることじゃない」
「日本にメリットがない。あるとすればアメリカを怒らせなかったことだけ」
すかさず片山さつきが「南シナをめぐる状況もいろいろ出てきてるし、ISILはISILでテロでねえ、ロシアの航空機爆破とかいう話もある」とお得意の脅威論を振りかざしたが、他方、SEALDsの諏訪原氏は「いまのままで抑止力がないのか、きちんと見る必要がある」と話し、憲法を無視して押し通すことは何でもありの状態なのでは?と指摘した。
このような議論の後に、前述した反対意見が過半数を超える視聴者投票の結果が発表されると、当然、Twitter上は大荒れ。「フジがまた偏向番組」「反対派のプロパガンダだ!」と賛成派が怒りを剥き出しにしていたが、とてもじゃないが“あの”フジテレビにそんな気があったとは思えない。思うにスタッフは「2カ月も経っているし、賛成と反対は五分五分か賛成が上回るのでは?」くらいにしか考えていなかったのではないだろうか。そうやって視聴者をナメてかかったら、まさかの結果が出てしまった……と考えるほうが自然だ。
しかも、安保法のみならず、「東京オリンピック・パラリンピックは/A・お金はかかっても、最高のものにして欲しい。B・出来る限り、節約して欲しい。」という質問でも、視聴者投票は「お金かけてもいい」が28.9%に対し、「節約して欲しい」が71.1%で上った(ちなみにスタジオゲストは「お金かけていい」派が田中、古田、松坂、指原の4名、「節約」派が菅、小島、長嶋、澤部、椎木、諏訪原の6名。片山は回答せず)。
さらに、「マイナンバー/A・色々便利になりそうで、賛成。B・なんだか怖い。」という質問では、「賛成」はたったの10%、「怖い」が90%という圧倒的な数字となった(ゲストは片山、菅、小島、古田の4名が「賛成」、「怖い」としたのは田中、長嶋、松坂、指原、澤部、椎木、諏訪原の7名)。
安保法の廃止だけでなく、東京オリンピック・パラリンピックの予算問題やマイナンバーという安倍政権の政策がことごとく否定された、この視聴者投票。まさに“日本の本音”を可視化した、当然の結果といえよう。
もっとも、残念だったのは、安保法を廃止すべきと回答した松坂や指原、澤部、田中裕二、小島といった芸能人の反対理由が一切、語られなかった点だ。司会の太田も田中みな実も、長嶋を除く芸能人には話を振らなかったことを考えると、もしかすると芸能人ゲストには賛成でも反対でも話をさせないという取り決めでもあったのかもしれない。それでも、反体制的な意見を表明すること自体がタブー化している芸能界にあって、安保法は廃止すべきという自らの考えを明らかにした松坂や指原らの勇気は買いたいものだ。(水井多賀子)』
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上の記事にも出ていたように、俳優の石田純一が9月に安保審議中の国会前で反対演説を行なって、大きな注目を浴びると共に、その勇気を讃えられたのであるが。
しかし10月に『安保反対の石田純一に圧力〜国会前デモで演説後、TV番組、CM出演が次々とキャンセル』という記事に書いたように、仕事に支障が出ているという話が・・・。(-"-)
で、この件について、室井佑月が週刊朝日のコラムに「石田純一さんを孤立させちゃいけない」という文を出していたのだけど。
実は、mewは、彼女と同じく、どこかからか大きな圧力or脅しを受けて、黙らざるを得なくなった(その可能性が大きい)サザンオールスターズのこともめっちゃ気になっている。_(。。)_
『室井佑月「石田純一さんを孤立させちゃいけない」〈週刊朝日〉
dot. 10月23日(金)
作家の室井佑月氏は、政治的発言をした芸能人を孤立させず応援していく必要があるという。
* * *
10月15日号の週刊新潮、「『川島なお美』通夜でひんしゅくの『石田純一』が安保反対デモの後遺症」という記事に、石田さんのこんな発言が載っていた。
「テレビ番組を3つキャンセルされました。35年の芸能生活で、こんなのは初めてです。CMもひとつなくなったし、広告代理店を通して、厳重注意も2、3社から受けました。“二度と国会議事堂にデモに行くな”“メディアの前で政治的発言をするな”ってね」
石田さんは9月17日の国会前デモに参加し、スピーチをした。その結果としての発言だ。
石田さんは頭の良い人だし、その後、どんなことになるか多少は予測していたはずである。なのに、彼ほどの有名人が、堂々とデモに出てスピーチまでして、あたしは立派だと思った。
それにしても、週刊新潮の記事に関しては疑問がある。石田さんに「二度とデモに行くな」「メディアの前で政治的発言をするな」、そう厳重注意をした会社や、広告代理店を調べて告発するのが、正しい報道の在り方じゃないの?
週刊新潮の書き方は、まるでほかの芸能人がこれから先、政権批判をしないよう、見せしめのようだった。
この国は憲法で言論の自由が守られている。それは、国家から咎められることなく、個人は自分の意見を表明していいということだ。
権力の監視役でもある報道機関が、なぜ権力側から叱られた個人を叩くのか。
こういうことに関して、もう黙っていてはいけないと思う。勇気を出した石田さんを孤立させちゃいけない。
安倍政権になってからというもの、政権批判をしようものなら、なぜか統率の取れたぶっ叩きにあう。テレビ局やそのスポンサー企業に電話してきたり、捏造をともなった悪口をネットで拡散されたり。今まであまり政治的発言をしてこなかった人が、いきなりこれをやられたら怖いと思うに違いない。
あたしたちはサザンオールスターズを、萎縮させてはいけなかったんだと思う。去年の紅白歌合戦でサザンの桑田さんは、ヒトラーみたいなちょび髭を付け「ピースとハイライト」を、「都合のいい大義名分(かいしゃく)で争いを仕掛けて 裸の王様が牛耳る世は…狂気(Insane)」と歌った。閉塞感が広がりつつある世の中で、カメラの前でこういうパフォーマンスを見せてくれたサザンに、胸がスカッとした人も多かったろう。
一部の人たちがしつこく彼らを罵っていたが、それに負けちゃいけなかった。こっちも「サザン、最高!」と思っているだけじゃなく、行動すればよかったよ。応援してるって、ツイッターで拡散したり。
そしたら今頃、サザンは、フリーハンドであたしたち国民の声を格好良く代弁してくれていたかもしれない。ほかの影響力のある芸能人もそれにつづき、さすがにマスコミの姿勢も変わっていたかも。
※週刊朝日 2015年10月30日号
今回の安保法制を機に、政治的な問題に関して、SEALD'sをはじめ一般市民が自分たちの意見を主張するために様々な活動を行なうようになっているし。また、芸能人も少しずつながら声を上げるようになっているのだけど・・・。
安倍自民党の強行策によって、日本がアブナイ方向に運ばれつつある&ものが言いにくい風潮が広がりつつある中、有名人も含め、自分たちの意見がしっかり言える場がどんどん広がって欲しいと思うし。そのためには、国民全体で、勇気を持ってもの言う人たちを支えて行く必要があるのではないかと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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