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今日の1枚 IMFの 『GDP Per Capita 成長率1994年→2014年』のグラフに見る 日本の現状。 多くに国で『忘れされようとしている日本』
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2015.11.09 リュウマの独り言
日本国内の報道と 諸外国の違いはよく書いているのだが、 今 『難民』で話題のシリアなどの話も 以前書いたことがある。 もちろん シリアの「アサド大統領」が 素晴らしい大統領とは言わないまでも、 選挙で選ばれた人であることは確かた。 そして、 国内の不満も あったことはあったが、 それは他の国でも「政府にブツブツ言う」程度の事であり、 この国を旅行した日本人は いろいろな宗教を信じている人々が 仲良く暮らしている国だと感心していた。 まあ、 そんな国だ、と認識していた。
普通の日本人では リビアの『カダフィ大佐』など ほとんど知らなかっただろうから、 先の革命の時に「極悪人」として 国民に捕まり、そこで処刑された映像ぐらいしか知らないだろうが、 駐リビアの日本大使夫人が ブログで「この国は最も革命に遠い国だと思う。 国民への福祉政策は びっくりするほどである。」と述べていたことなど、どのマスコミも取り上げなかった。
アフリカでもっとも豊かな国「リビア」は 今は止めどもない内戦状態で 『最貧国』に落ちぶれてしまった。 リビアも同様で、 多民族、多宗教の人々が、 派手さはなくとも 楽しい日常を送っていたのである。 どちらの国も 「反米国家」であったが、 国内に いくらかの「アメリカにあこがれる人々」はいただろうが、 それは決して多数派と言うわけではなかった。リビアの革命には 表立って 日本は参加していないが、リビアでは「イスラム過激派との対処」を理由に 戦争好きな「安倍内閣」は 関与している。
このブログも 600〜1200程度の訪問者だとそれほどでもないが、 何か間違って数千になると、 いわゆる「ネトウヨ」らしきものがやってきて、 知りもしないのに上から目線でつまらぬことを言うので、気分が悪い。 来る必要はないのだが、 「右翼は右翼で遊んでいればよろしい。」
まあ、 不満を言っていても始まらないが、 最近「日本の低落」という状況をそれとは無しに伝えている。 あまり気分の良いものではないが、 テレビをはじめとする『マスコミ』の 「日本賛美」 --世界の人々が日本人になりたがっている、とか 日本人に好感を抱いている、日本文化を憧れの目で見ている。 など-- と 実際の世界の動きがあまりに違うので、 せめて『心の準備』 など しておかねば… と思っている。 国内の『大本営発表』に喜び勇んで 海外に出て実際を見てみると、唖然としてしまう、と言うようなことが 『若い人々』に怒らねばよいが …
イケガミコフの 『21世紀の生存戦略』さんが、 こんなブログをアップしている。
2015年11月07日 『21世紀の生存戦略』 引用
これからの日本、ということを前向きに考えていく上では、 その出発点となる日本の現在位置を知っておく必要があります。 そのため、この半年の間、海外に行った際には、その手がかりとなる情報をなるべく収集するようにしてきました。
聞いた相手は経営コンサルタントや、起業家などが中心ですので、決して数が多いわけではありませんが、 比較的客観的で冷静な意見は得られているものと思います。
日本のものは、決して、すべての領域で競争力が無いわけでは、勿論ありません。 例えば、日本食。 食以外でも、個別の企業では、ユニクロやダイソーなど、目立つ会社もあります。
国によっては、キティちゃんやピカチュウなどのキャラクターが、子供向けにはよく知られている場合もあります。 ただ、総論として、多くの日本人が思っているよりもメイドインジャパンもクールジャパンも通用しておらず、 あくまで、外国モノのワンオブゼム、です。
日本にいるとあまり実感がわかないのですがシンガポールのタクシーは全てヒュンダイですし、 どこの国でも公共施設に置いてある液晶は、サムスンやLG製の方が多いです。
今は日本国内で韓国製品や韓国ドラマを見かけることは減りましたが、 これだけ世界に広まっていれば韓国企業にとってそんなことはあまり問題にならないのではと思います。 ファッションも韓国の方が強く、タイのショッピングモールで「日本コーナー」に行ったところ、ファッションは韓国のものでした。
まず韓国製のテレビが来て、テレビでは韓流ドラマが流れ、ドラマでKPOPが流れて、アーティストが着ている ファッションが入ってくる、というように、一連のセットで浸透してきたそうです。 とはいえ、コンテンツについてはアジアはまだ良い方で、欧米ではさらに厳しいものと思います。
例えばアメリカやオーストラリアでは自動車は比較的人気でしたが、ほぼ日本のコンテンツは見かけませんでした。 主観ですが、現地で活躍している人も、以前より減っている印象です。
スタンフォード大学で日本人を見かけることは殆どありませんし、 グーグル本社に行くと、中国人とインド人の多さに驚きます。このような日本モノの人気/不人気は、国やモノによって、濃淡あるものとは思います。
しかし、少なくとも、経済成長が止まっていることは事実です。 例えば、ということで、20年前の1994年から2014年まで、ひとりあたり名目GDPで見てみました。 日本は3万9千ドル弱から3万6千ドル強へと減っています。 こんな国は実は日本くらいで 例えば韓国は約1万ドルから約2万8千ドルと成長しています。
実際、IMFのホームページからデータをダウンロードしてみたのですが、 比較可能なデータのある63ヶ国のうち、日本のみがマイナスです(図1) 図1 GDP Per Capita 成長率1994年→2014年 (出所:IMF WEO)
グラフは見やすいように最大限大きくしてある。
もちろんこれはひとつの指標であって、完璧に「鎖国」していれば デフレだろうと円安だろうとあんまり関係ないのかもしれないですが、 国際社会の中での日本の相対的な重要性、ということでは、 20年で急落していることは間違いないと思います。
世界で稀有なこの成長の止まった国に若い時期を過ごす意味はあるんでしょうか。 (引用終り)
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