http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/266.html
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国内のコメ需要は、800万トンからさらに減少していくことは間違いない。
記事に、「財務省によると、コメ農家が10アールあたりの水田から得る収入は補助金を含め12万3500円。露地タマネギは約32万円とコメの2.6倍にのぼると示し転作を求めた」とあるが、タマネギは日持ちがするためニュージーランドなどから輸入されている作物である。
米作農家がタマネギなど輸入依存度が低い品目に転換しても、すぐに供給過剰になって値崩れする
すでに滋賀県の面積に匹敵する農地が耕作放棄地になっているが、それを含め、農地の活用として第一義的に行うべきは大豆の増産である。
高タンパクで用途も広い大豆の国内需要量は300万トン強だが、94%も輸入に依存している。(サラダオイルなど油糧用を除く食用でも80%近くを輸入に依存)
そして、米国からの輸入量が166万トンと国内需要の55%を占めている。
いつまでも農政まで対米従属のまま進めていけば、亡国へまっしぐらである。
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コメから野菜へ転作を提言 財務省
財務省は4日、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)を開き、農業の生産性向上策を議論した。生産が消費を上回るコメについて、収益性の高い野菜に生産を転換するよう提言した。
農道や水路を整備する「土地改良予算」はコスト削減を前提とする農家に限って配分すべきだとした。
財務省によると、コメ農家が10アールあたりの水田から得る収入は補助金を含め12万3500円。露地タマネギは約32万円とコメの2.6倍にのぼると示し転作を求めた。
[日経新聞11月5日朝刊P.5]
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小泉・自民農林部会長、財務省提案に一定の理解[日経新聞]
「コメから野菜へ転作」
2015/11/7 19:05
自民党の小泉進次郎農林部会長は7日、農業の生産性向上策をめぐり財務省が提案したコメから野菜への転作案について一定の理解を示した。「財政が苦しいなかで税金を有効に使わなければいけないという発想は財務省だけじゃなく政治家としては持っていなければいけない」と指摘。一方で「その論理だけではできないことがあることも分かっていなければいけない」と述べた。
環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意を受け、自民党が兵庫県加西市で開いた会合後、記者団の質問に答えた。
コメから野菜への転作案をめぐっては、財務省が4日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)で説明。消費が低迷するコメから収益性の高い野菜に転換することで、生産性向上から国費による支援を減らし、財政再建につなげる狙いがある。
7日の会合では野菜農家から「私たちは水田からの潤沢な地下水を使って農業をやっている。水田がなくなれば日本で農業ができなくなる」と財務省への反論を要望する場面があった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS07H17_X01C15A1PE8000/?dg=1
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