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南京事件記憶遺産登録反対意見書の起草者・高橋史朗の正体――シリーズ <草の根保守の蠢動 特別編>
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/251.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 11 月 08 日 09:40:05: igsppGRN/E9PQ
 

南京事件記憶遺産登録反対意見書の起草者・高橋史朗の正体――シリーズ【草の根保守の蠢動 特別編】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151108-00067157-hbolz-soci
HARBOR BUSINESS Online 11月8日(日)9時21分配信


 毎日新聞は11月5日、「記憶遺産意見書:日本、『南京』否定派を引用」と題する記事で、政府がユネスコに提出した、中国による南京事件の記憶遺産登録に反対する意見書の内容について、疑義が挟まれていることを報じた。

 記事によると、この意見書を作成したのは明星大学の高橋史朗教授。高橋教授はこの意見書で、南京事件の発生そのものを否定する論調で知られる亜細亜大の東中野修道教授の著作から一部を引用し、中国側が提出した写真に対し「関連性が疑われる」と反論を行なったという。さらに記事では外務省関係者による「高橋教授は保守派の中ではバランスの取れた研究者だ」というコメントが添えられ、あくまでもこの意見書を堅持しようとする政府サイドの姿勢が描かれている。

 確かに、東中野(以下敬称略)の意見を「南京事件への反証」として採用することには、疑義が挟まれて当然だろう。なにしろ東中野は、南京事件から辛くも生き残った証言者の証言内容を「捏造」とする著作を発表し、名誉毀損で訴えられ全面敗訴した人物だ。この名誉毀損裁判の一審の判決文で、東中野の著作は「被告東中野の原資料の解釈はおよそ妥当なものとは言い難く、学問研究の成果というに値しないと言って過言ではない」とまで断罪されている。このような人物の意見が含まれた代物が「ユネスコに対する日本政府の意見書」として提出されたのだから、看過すべき問題ではないだろう。

 しかし、本連載として違和感を覚えたのは、東中野についてではない。このユネスコに対する日本政府の意見書の起草者・高橋史朗教授についてだ。記事にもあるように、外務省関係者は高橋史朗教授を「バランスの取れた研究者だ」と評している。

 果たして本当にそうか?

 一般には、高橋史朗(以下、敬称略)は、「親学」の提唱者として有名だ。この親学なるもの、一部の政治家のウケが良いらしく「親学推進議員連盟」まで結成されている。この議連は2012年5月に「発達障害は予防可能」「発達障害の原因は声かけの少なさが原因」などとおよそ科学的とはいえぬコメントを出し物議を醸した。いわば、親学は「トンデモ」科学の一種なのだ(※1)。

 このようにトンデモ科学の提唱者として一般人には有名な高橋だが、実は、本連載として見過ごせない、もう一つの顔を持っている。

◆ 日本青年協議会の幹部としての高橋史朗

 高橋はすでに本連載に一度登場している。「新聞なんか潰せばいい」の発言で物議を醸した自民党の「文化芸術懇談会」に参加した議員のほとんどが日本会議関係者であることを指摘した、連載10回で、高橋が文化芸術懇談会の木原稔と行動を共にする姿をお伝えした。その時は、高橋が「日本会議の国会議員と親密であること」だけを示唆するにとどまった。しかし、高橋の場合は、「親密」などというレベルではない。まずはこの写真をご覧いただこう。

 これは、「日本青年協議会」が設立30周年に当たって発行した「青年の力で、築こう新生日本。」(※2)という記念誌の冒頭ページだ。

 本連載で度々指摘してきたように、「日本青年協議会」こそが安倍政権を支える「日本会議」の事務局であり、「日本会議」の運動の企画・立案・遂行を担当する組織である。

 この写真に写っている人物は

日青協会長兼日本会議事務総長 椛島有三

安倍総理大臣の主席補佐官 衛藤晟一

安保法制のイデオローグ 百地章

日青協の経済界窓口 森藤左ェ門

そして、本稿の主役、高橋史朗

 これらの写真が記念誌冒頭の挨拶とともに配されていることからもわかるように、このページは日本青年協議会の幹部紹介コーナと言っていい。つまり、高橋史朗は、「日本会議と親密」どころか、「日本会議の推進母体」たる「日本青年協議会」の幹部だったのだ(※3)。

◆「生長の家学生運動」の闘士としての高橋史朗

 本連載で明らかにしたように、「日本会議」の推進母体たる「日本青年協議会」の濫觴は、70年安保の頃の「長崎大学学園正常化運動」にある。椛島有三も衛藤晟一も、長崎大学を中心とした九州各地の大学で、左翼学生との闘争に勝利し一躍「民族派学生運動のヒーロー」になった人々だ。だが、高橋史朗は1950年生まれ。70年安保の学生運動に大学生として参加するには若干、若い。また高橋は早稲田出身であり、九州の大学が本場だった「日本青年協議会」系列の民族派学生運動とは物理的に距離がありすぎる。

 なぜ高橋は、日本青年協議会の幹部になったのか?

「高橋さんは、もともと、生学連(生長の家学生会全国総連合)の委員長だったのです」と、取材の過程で知り合った元・生学連活動家が語ってくれた。「学生時代の姓は、高橋ではなく土橋。入婿して高橋姓になったのです」

 手元にある1976年版の「右翼・民族派事典」(※4)をみると、果たして、「生長の家学生会全国総連合」の項目に、土橋史朗はいた。

「委員長・土橋史朗(早大)」とある。「女子学生対策局長・高橋こずえ」という名前も見える。あの証言を信ずれば、おそらくこの人物が結婚相手だろう。高橋こずえの名前で調べてみると、同名の人物が「ありがとうの音色を響かせて」という書籍を発行していることがわかった。Amazonの著者プロフィールに欄には「夫である教育学者・高橋史朗の研究のために3年近くアメリカで過ごし」という一文がある。

 これでもう間違いない。生学連委員長土橋史朗こそ、高橋史朗だ。先ほどの証言は資料でも裏付けられた。この証言者は、嘘をついていない。

「特段、学生運動で実績があったわけではないのですが、アメリカ留学中に宗教的な実績を上げたのです」と、先の人物は証言してくれた。

 高橋は確かにアメリカに留学している。そして彼は、「留学時代、GHQの資料を読み漁り、占領期間中にGHQが行った、日本人に対する洗脳工作の証拠を見つけた」ということを売りにし、それに関する著作も発行している。

 だが、これは不思議な話だ。

 高橋は、早稲田の教育学専攻修士課程を修了したのち、アメリカに留学している。そして今も「教育学者」という肩書きだ。その彼がなぜ留学中に「占領関係資料」を読み漁る必要があったのだろう?教育学の研究はどうなったのだ。

 実際に、高橋史朗の論文をCiNiiで検索しても、教育学関連の論文はほとんど出てこない。彼の名前でヒットする最古の論文は1984年の「神道指令の成立過程に関する一考察」というもの。留学を終えて真っ先に書いた論文ですら、教育学ではなく神道に関するものだ。

 ますますおかしい。

「あくまでも風聞ですが」と断った上で、「高橋さんが留学した目的は、GHQに押収された谷口雅春先生の著作を見つけ出すことだったのです。そして高橋さんはそのミッションを果たしたのです」と証言者は言う。

 しかし、あくまで「風聞」だ。この証言を資料で裏付ける必要がある。

「出版宗教」の異名をとる「生長の家」は大量の書籍を出版している。その中で、高橋が留学していた時期の前後を狙って資料を漁ったところ、果たして証言を裏付ける資料を見つけた。

 1982年に出版された「御守護(神示集)」(※5)という小さな本がある。これは、谷口雅春が「神」から受けた数十の「神示」を集めたものだ。その最後のページに問題の記載はあった。

「占領軍により事前検閲のため削除されて発表されなかった”啓示”が、アメリカの資料から発見され、在米の高橋史朗氏により提供されて参りました」とある。

 まさに、これは証言通りではないか。

 確かに、GHQに押収された「生長の家」の創始者・谷口雅春の著作をアメリカのアーカイブから見つけ出したのだとすれば、教団としては大金星にちがいない。世代的にも地理的にも「日本青年協議会」系の学生運動と距離のあった高橋が「日本青年協議会」の幹部となったのは、この宗教的実績が根拠だと見るのが自然だろう。

◆「バランス」の欠如した高橋史朗に頼る外務省の危うさ

 今や高橋は、外務省が「バランスの取れた研究者だ」と評価するまでの存在になった。

 だが、本稿で振り返った高橋の所属や来歴を見て、果たして彼を「バランスの取れた研究者」と評価できるだろうか?

 高橋が「生長の家」の信徒であることを度外視しても、彼が「日本会議」の運営母体である「日本青年協議会」の幹部だという事実は揺るがない。つまり、右翼団体(※6)の幹部であり、かつまた正規の歴史学の教育を受けたことのない人物を、外務省は「バランスの取れた研究者」と評価していることとなる。

 これは、どう考えてもおかしい。

 高橋の所属や来歴を知った上で、彼の意見を採用しているのであれば、価値中立であるべきはずの行政として、外務省/文科省の姿勢は甚だ問題だと言わざるをえない。また、高橋の所属や来歴を知らずに彼の意見を採用しているのであれば、外務省/文科省の調査能力は著しく欠落しているということになる。どちらであれ、これは由々しき事態ではないか?

 政府がユネスコに提出する意見書を高橋史朗に頼った今回のこの事例も、安倍政権が「70年代の生長の家学生運動」に淵源を持つ「一群の人々」の強い影響下にあることを物語る、「もう一つの傍証」に見えてならない。

※1 親学なるもののトンデモぶりについては、本連載の主題でないため割愛する。興味のある方は、水谷ヨウ氏が「messy」にて公開されておられる「安倍政権が「家族」を連呼する背景にある「親学」のトンデモっぷりに迫る」(http://mess-y.com/archives/23527)を参照されたい。親学の問題点を、的確かつ簡素に浮き彫りにした優れた記事だ

※2 日本青年協議会編 2001 『青年の力で、築こう新生日本。』 日本青年協議会

※3 高橋は2005年に埼玉県の教育委員に選任された。その際「日本青年協議会の人物は教育委員に相応しくない」と市民団体から指摘を受け、高橋は「日本青年協議会」からの脱退を表明してはいる。しかしその後も、高橋は、椛島有三を始めとする「日本青年協議会」の幹部たちと行動を共にしており、脱退表明後も、それ以前と同じような場所で活動を続けている。脱退表明はあったものの脱退実績は一切観察されぬため、本稿では引き続き高橋を、「日本青年協議会」の幹部であるとみなして、論述を進める

※4 社会問題研究会編 1976 『右翼・民族派事典』 国書刊行会

※5 谷口雅春 1982 『御守護 神示集(第4版)』 日本教文社

※6 警察向けの「右翼取締マニュアル」と呼ばれる、立花書房の「右翼の潮流」で、日本青年協議会は、「右翼団体一覧」の中に、リストアップされている 

<文/菅野完(Twitter ID:@noiehoie)>

ハーバー・ビジネス・オンライン

 

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コメント
 
1. 2015年11月08日 10:52:45 : KzvqvqZdMU

https://www.youtube.com/watch?v=P4-pV7Iy6AM

↑ 反日糞サヨのみなさんも是非お勉強をお願いしたい。


[32削除理由]:削除人:アラシ

2. 2015年11月08日 11:23:39 : IjDZ4pwDSc
1のくそウヨはどこの国もこんな日本右翼の主張に同意しない人ことを理解しなさい。

3. 2015年11月08日 11:29:41 : b5JdkWvGxs
>>1 の藤岡信勝(拓殖大学客員教授)も教育学が専門で、畑違いの南京問題でアホ発言して歴史学会の失笑を買っていたね

4. 2015年11月08日 11:34:32 : b5JdkWvGxs

>>1 の阿羅健一(近現代史研究家)も嘘八百並べ立てて歴史学者から相手にされなくなったんだね

阿羅雑文を批判する
『南京戦−閉ざされた記憶を尋ねて』を批判する雑文に対する反批判
http://www.nextftp.com/tarari/arazatsubun.htm


5. 2015年11月08日 11:53:07 : rHXiwZsE6Q
生長の家は谷口雅宣現会長になってから右派と決別しており、この記事に出てくる有象無象らは谷口清超先代会長の時代の信徒たちである。

現会長の谷口雅宣の主張はホームページを当たれば読めるが、その論旨は右派反動を生み出してきた生長の家とはまったく想像できないほどにきわめて常識的で融和的なものである。
抜粋して貼っておく。

― 今、日本の国会では、同盟国と一丸になって戦闘行為をできるような体制を作ることが、平和の維持にとって必要だと考える政治家が、憲法の規定に違反する疑いが濃い中で11の法律を一挙に変更し、軍備を拡大しようとしています。グローバル化が進んだ現代では、このような軍備一辺倒の国防政策で国の安全が保障されると考えるのは時代遅れであり、誤りです。また、人間の争いの心が自然界の諸相に反映されるという教え、そして、現象は認めた通りに現れるという唯心所現の教えからすれば、かえって逆効果になる可能性が大きいのです。また、私がすでにブログに書いたように、憲法の規定に反する法律を制定するということは、民主主義の根本原則である「立憲主義」をないがしろにするもので、必ず将来に禍根を残すでしょう。 

 私たちは今、中国やロシアと軍備拡大競争をしている場合ではないのです。地球上のすべての国々は互いに協力し、知恵を出し合って、地球温暖化やエネルギー問題、核兵器拡散というようなグローバルな共通問題の解決に真剣に取り組んでいかねばなりません。そういう意味からも、今後、皆さんは、この『万物調和六章経』を繰り返し読誦され、その大調和のメッセージを心に深く刻みながら、自他対立の心を起こすことなく、明るく、積極的に、万物の平和共存に向かって邁進していただきたい。谷口雅春大聖師の三十年祭に当たり、生長の家の教えの根幹である「万物大調和」の実相世界への信仰をいよいよ深め、その実現を改めて決意いたしましょう。 

 これをもって、本日の年祭の所感とさせていただきます。ご清聴、ありがとうございました。 

 谷口 雅宣

2015年6月17日 (水)
http://masanobutaniguchi.cocolog-nifty.com/monologue2/cat22906079/index.html


雅宣は先代の清超時代の右派路線を中興の祖谷口雅春の言葉を引用して、極端に曲解した解釈によって捻じ曲げられた本来の生長の家が唱えてきた万教帰一の考えに反するとして否定する。
いずれにしても右翼反動の巣窟といわれた生長の家も曲がり角にきていることは事実である。


6. 2015年11月08日 11:56:02 : VJHhoQAzGo
>>1は国賊売国奴

7. 2015年11月08日 12:07:01 : w3M1BHSquE
>>1
それが、ネトウヨの【お勉強】ですかい

都合の良い事だけを抜き出して 都合の良いように積み上げる ただの【おままごと】だろう

都合の良い事も 都合の悪い事も 均等に受け入れるのが 本当の勉強なのですよネトウヨ君。


8. 2015年11月08日 12:08:55 : KzvqvqZdMU
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-1061.html
これも真実を突いた なかなかの論考だね

https://www.youtube.com/watch?v=PtcwqKSYVQQ
 引き続き、これもお勉強ね。

あ、それから、日本会議、良くは知らんが、早々たる愛国の士が名を連ねておる
ではなぃか。愛好の団体なるがゆぇに、日本憎しの糞サヨらが糞のように言うので
あろう。


[32削除理由]:削除人:アラシ

9. 2015年11月08日 12:12:34 : KzvqvqZdMU
なんかキーの打ち間違いが多いな

  早々たる → 錚々たる

  愛好の団体 → 愛国の団体

訂正してお詫び申し上げない


[32削除理由]:削除人:アラシ

10. 2015年11月08日 12:21:27 : rHXiwZsE6Q
>>09なセンセよ

キーの打ち間違いなんか気にするな。
おまえさんの言うことなんか誰も気にとめとらん。
どうせ削除されるアホのタワゴトに誰が関心もつかい。


11. 2015年11月08日 13:04:04 : n132TeFaZQ
01ことクズは親米保守のクズっぷりを世の中に知ってもらおうと、わざとトンデモキャラを装ってくれているのだ。
だって本気だとしたらただのキチガイでしょ?
日本語もまともに使えないし。
ですから本気で怒るのは無駄です、親米保守のクズっぷりを生暖かく見守りましょうや。

12. 2015年11月08日 13:37:05 : rHXiwZsE6Q
愛国を口にすればどんな醜男も美男に見えるわけでなし。

愛国を唱えればどんな無法も合法になるわけでなし。

愛国と胸を張っても行いが正しいわけでなし。

愛国を商売にしてお足を稼ぐは許しがたし。

愛国を騙って国を売るは売国奴より許しがたし。

愛国を安易に語る人ほど愛国にほど遠い人なり。


13. 2015年11月08日 14:08:03 : MGxxIzxYv2
「日本青年協議会」「椛島有三」「百地章」関連。
▼「新聞潰せばいい」発言が出た「文化芸術懇話会」所属議員と日本会議の浅からぬ関係―シリーズ【草の根保守の蠢動 第10回】
・講師として呼ばれた作家の百田尚樹氏:「本当に沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん。」
・長尾敬衆院議員:「沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくためには、どのようなアクションを起こされるか。左翼勢力に完全に乗っ取られているなか、大事な論点だ」
○百田尚樹は「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の代表発起人
これは日本会議が改憲運動のために立ち上げた「美しい日本の憲法をつくる国民の会」(連載第一回参照)のパンフレットだ。代表発起人たちの顔写真が並ぶ中、右下に百田氏の写真も使われていることがお分かりいただけるだろう。
○日本青年協議会理事長と活動する木原稔
見逃せないのが、「文化芸術懇話会」の呼びかけ人である木原稔議員の存在だ。
○日本青年協議会に所属していた長尾議員
長尾敬衆院議員は、自身のブログで「日本青年協議会(日本会議の前身)のメンバーでもあった私は」と、この右翼団体に所属していた経歴を臆面もなく告白している。また、日本青年協議会の創立者であり現会長でもある椛島有三氏についても「尊敬する椛島氏」と素直に尊敬の念を吐露してもいる。
http://hbol.jp/47903
▼ついに始まった、日本会議による『改憲へのカウントダウン』―シリーズ【草の根保守の蠢動 第6回】
前回の「日本会議の源流を作った男」で紹介した椛島有三と日本青年協議会。
椛島有三は現在、日本会議の事務総長であると同時に、出身母体の日本青年協議会の会長でもある。
日本会議事務総長椛島有三と彼の出身母体である日本青年協議会の来歴や現在の状況を、資料をベースにしながらお伝えしたい。
○「改憲特集」を組んだ日本青年協議会の機関紙
○漫画「憲法のじかん」の一コマに戦慄
○改憲の照準は2016年の参院選挙
http://hbol.jp/33169
▼「先制攻撃」さえ認める安倍解釈改憲に潜む日本会議&日本青年協議会の深謀遠慮―シリーズ【草の根保守の蠢動 第12回】
○安倍発言に垣間見える「反憲」テーゼ
この連載ではこれまで、日本会議のコアが日本青年協議会であること、および、日本青年協議会が、70年安保の時代に、「民族派の全学連」を目指して結成された全国学協の社会人組織として結成されたこと、そして、全国学協および日本青年協議会が、「生長の家学生運動」を母体として結成されたことをお伝えしてきた。
日本青年協議会は、現在、日本会議の事務局をつとめており、日本会議の本部と日本青年協議会は、東京都目黒区にあるオフィスビルの同じフロアに入居している。
また、日本青年協議会の会長・椛島有三氏は、日本会議の事務総長をつとめている。これらの事実にのっとれば、日本会議と日本青年協議会は密接不可分な関係にあるといっても過言ではなかろう。
○安倍政権がすすめる路線と反憲学連路線の同一性
安倍首相の周りには、日本青年協議会の委員長を務める衛藤晟一・首相補佐官や、「生長の家」教団で、教育宣伝部長まで勤め、目下、「日本政策研究センター」の代表として安倍首相のブレーンを務める伊藤哲夫など、「生長の家ネットワーク」の存在が見え隠れする。
http://hbol.jp/52836
▼日本会議と日本青年協議会が目指すもの―【草の根保守の蠢動・番外編4】
「集団的自衛権を合憲とする憲法学者」として与党が国会招致した憲法学者3名が、百地章氏をはじめとしてみな日本会議関連団体に所属。
安倍政権の特徴は、日本会議・日本青年協議会のみならず、この「生長の家原理主義者たち」が政権の内外に多数存在する点にあると、筆者は見ている。
そして筆者がこれまで調査した結果からは、2000年代以降顕在化したチャンネル桜や在特会に代表される「行動する保守」の台頭にも、この「生長の家原理主義者たち」が極めて深く関与している。
http://hbol.jp/55073

14. 2015年11月08日 15:30:07 : Q45IpfOmPM
高橋史朗って一時期よくテレビタックルに出てきたあれかい。
何だろうね、若い時から髭ずらがまるで明治の元勲のようで、そのまま頭の中味を物語るかのようなアナクロである。
到底まともな学者とも思えずやっぱりそうだったと納得。

15. 2015年11月09日 10:05:31 : YaegIPKLG2
西南の役や戊辰戦争ならいざしらず。
他国でやっちゃったことだからね。自分たちだけで内々に納得してたってしょうがないのよ。
スイスでもニューヨークでもどこでも行って言ってきなさい。


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