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繰り上げ議員が誓約書を反故…橋下維新「裏切り」の本領発揮
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/168768
2015年11月7日 日刊ゲンダイ
5日の知事選第一声(左から橋下市長、吉村洋文市長候補、松井知事)(C)日刊ゲンダイ
大阪府知事選が5日告示された。大阪市長選(8日告示)とのダブル選として、22日に投開票される。第一声で応援に立った「大阪維新」の橋下徹市長は対立陣営を「暗黒軍団」と罵倒していたが、政党交付金ほしさに、イチャモンを繰り返す連中がよく言うよ、である。上が上なら下も下。「大阪維新」にはトンデモない“ユダ議員”までいるのだ。
“東京組”の維新の党幹部が「本当に許せない」と激怒しているのは、椎木保衆院議員(49)だ。大阪市長選に出馬する吉村洋文前衆院議員の辞職にともない、比例名簿に従って、先月9日に元職で浪人中だった椎木氏が繰り上げ当選した。
維新の党は当初、椎木氏が「大阪維新」に移籍する可能性があるため、名簿からの抹消を検討。だが、椎木氏が「大阪維新の会に入党しない」との誓約書を提出したため、当選させた経緯がある。にもかかわらず、椎木氏は先月31日の「おおさか維新の会」の結党大会に参加し、離党届を提出。あっさり誓約書を反故にしたのだ。
繰り上げ当選を認めた経緯について、維新の党関係者がこう語る。
「椎木氏が『大阪組にいじめ抜かれて、本当に嫌気がさしている』と泣きついてきたんです。市長選に出る吉村氏からは『オレの秘書を雇え』とか、『オレが衆院に戻ったら議席を返せ』と上から目線で言われたようで、相当ムカついた様子でした。結果的には、見事な演技だったんですが。完全に騙されましたね」
騙される方も騙される方だが、手口としては完全に“ペテン師”のやり方だ。こんな道義にもとる人物が“選良”でいいわけがない。椎木氏本人を直撃するとこう開き直った。
「『騙された』と思われるのは致し方ないと思います。言い訳も、返す言葉もございません。ただ、だまし討ちしたつもりはないんです。地元の支援者と話し合いましたら、『やっぱり大阪に残ってほしい』ということで、最終的に判断させて頂いた。そもそも、誓約書を取るというやり方自体がどうなのかということですね」
椎木氏をめぐっては怪文書まで飛び交っている。衆院議員だった昨年、未成年の次男(当時19歳)を公設第2秘書として採用し、給与を搾取していたというものだ。
衆院では議運の申し合わせ事項として、「公設秘書採用は20歳以上」と定めている。罰則規定はないが、常識的には未成年の子供を、私設秘書ならまだしも、税金から給料をもらう公設にはしないだろう。
「次男が秘書をやっていたのは事実です。私が現職のうちに国政に関わっていきたいという意向があり、採用しました。(次男の給与搾取疑惑については)次男の口座に給与はきちんと振り込まれています」(椎木議員)
仲間を裏切り、おまけに疑惑まみれ。そんな議員がいる党を信用しろと言われても無理な話だ。
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