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必読→「政界引退を表明し、政治家としては今後の責任を負わない立場での新たな行動であり、違和感を禁じ得ない」など
大阪ダブル選 橋下市長は何を問いたいのか : 読売新聞
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— GAKU (@GAKU_IZ) 2015, 11月 5
大阪ダブル選 橋下市長は何を問いたいのか
読売新聞 2015年11月01日 03時19分
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20151031-OYT1T50156.html
大阪府知事と大阪市長の同日選に向けて、橋下徹市長がまたも、新党を旗揚げした。
政界引退を表明し、政治家としては今後の責任を負わない立場での新たな行動であり、違和感を禁じ得ない。
橋下氏と、維新の党を除籍された国会議員らが、国政政党「おおさか維新の会」の結党大会を開いた。橋下氏が12月の引退までの暫定的な代表に、松井一郎府知事が幹事長にそれぞれ就く。
橋下氏は「地方から改革を進めて、日本の行政・統治機構を変えていく」と強調した。基本政策には、「大阪都」をつくり、「副首都」にすることなどを掲げる。
大阪系の議員は、維新の分裂の方法などを巡って、残留組と泥仕合を続けている。新党に参加する国会議員は19人の見通しだが、一部は合流が遅れるという。
この時期の新党旗揚げは、大阪ダブル選の投票が今月22日に迫っているためだ。5日に知事選、8日には市長選が告示される。
ダブル選は、橋下氏らが擁立する独自候補と自民党推薦候補の対決が軸となる。民主、共産両党も自民系候補を支援する構えだ。
橋下氏にとって、知事と市長の一方でも失えば、大きな痛手だ。結党大会で注目を集めて「改革勢力」を強調し、選挙を有利に運びたい。そんな思惑があろう。
理解に苦しむのは、「大阪都」構想への再挑戦をダブル選の争点に据えようとしていることだ。
大阪市民が住民投票で構想を否定したのは、わずか半年前だ。本来なら、敗北を総括して修正した構想を示すか、「二重行政の解消」という目的に向けて別の方策を模索するのが筋ではないか。
構想の見直しを後回しにして選挙に臨む橋下氏は、市民に何を問うつもりなのだろうか。
一方、攻勢をかけたい自民党もちぐはぐさが目立つ。
自民陣営は、相次ぐ企業流出で地盤沈下の続く大阪経済の再生のため、政権政党として「国とのパイプ」を訴える戦略だ。
だが、最近も松井氏が菅官房長官と会談するなど、橋下、松井両氏は安倍首相や菅氏との親密さをちらつかせる。松井氏は知事選に出馬予定で、自民党推薦の栗原貴子府議と対決するだけに、地元の党関係者からは不満が漏れる。
橋下氏は2008年の知事当選後、勢力を拡大し続けてきた。大阪府、市の両議会では今、最大会派を占める。自民党がこの状況を転換したいなら、内輪もめをしている場合ではなかろう。
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