★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK196 > 105.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
中国共産党のパイプ役務める公明党 創価学会宗教外交の実力(SAPIO)
http://www.asyura2.com/15/senkyo196/msg/105.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 11 月 05 日 07:29:05: igsppGRN/E9PQ
 

             胡錦濤国家主席と池田大作氏(2008年) 共同通信社


中国共産党のパイプ役務める公明党 創価学会宗教外交の実力
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151105-00000008-pseven-soci
SAPIO2015年12月号


 政権与党として存在感を示す公明党には、もう一つの顔がある。それが日本政府と中国共産党とのパイプ役だ。ある創価学会幹部が「日中国交正常化交渉は、池田大作名誉会長のご尽力によってなされたもの」と語るほどだ。

 宗教ジャーナリストの小川寛大氏が、公明党の集票母体・創価学会が繰り広げる宗教外交に迫る。(文中一部敬称略)

 * * *
 池田大作はすでに1968年、「日中国交正常化提言」というものを発表していた。同年の9月8日、創価学会学生部の総会で、池田はこう言い放った。

「世界的な視野に立ってアジアの繁栄と世界の平和のため、その最も重要なかなめとして中国との国交正常化、中国の国連参加、貿易促進に全力を傾注していくべきである」

 公明党もこの池田の“宗教平和外交構想”を実現化するため、動き始めていた。1972年7月23日、公明党委員長・竹入義勝は東京・目白の田中角栄邸を訪問。竹入はその翌々日から中国を訪問することになっており、それに際して田中の親書を携行できないかと考えていたのである。

 しかし田中は、前述の自民党の内部事情などもあり、「いま日中に手をつければクビが飛ぶ」と拒否した。

 こうして竹入は、いわば“手ぶら”で訪中するのだが、待っていたのは中国側の意外な厚遇だった。当時の首相・周恩来が直々に竹入と会談。国交正常化のための中国側の条件を詳細に伝えてきたのである。

 周は日本に台湾との関係清算は求めたが、そのほかの懸案事項、たとえば日米安保体制や尖閣諸島の領有権などに深くこだわる気はないと明言。特に日中戦争の戦時賠償金を求めるつもりはないと言い切ったことは竹入に大きな衝撃を与えた。

 当時、日中国交正常化交渉となると中国側は巨額の戦時賠償金を求めてくるだろうと、日本の政界関係者は予想していたからである。

 帰国直後の8月4日、竹入は周恩来との会談内容について記したメモを、田中のいる首相官邸に持参。居合わせた外相・大平正芳は興奮した様子で「これ、頂戴します」と言ってポケットに入れ、外務省へ飛んで行った。翌日に詳細な会談記録を渡しに来た竹入に、田中はこう言った。

「このやりとりは間違いないな。お前は日本人だな」
「正真正銘の日本人だ」
「わかった。中国へ行く」

 田中は翌9月に訪中。1978年8月の日中平和友好条約締結に向け、事態は一気に動き出す。この一連の流れを、日中関係史に詳しい東京大学の石井明名誉教授はこう評す。

「公明党は当時野党であり、竹入氏も田中首相の密使というわけではなかったのですが、結果的にそのような働きをしたことは事実です」

 当時の中国は、台湾への圧力強化やソ連との対立が進行していた事情などから外交力を強化する必要性があった。そこに平和外交路線の公明党議員が現れたことは渡りに船だった。

「偶然性が強いとはいえ、中国は公明党に対して一定の評価を与えた。現在でも山口那津男代表が習近平国家主席と複数回面会できているのはその表れです。また創価大学は中国からの留学生を多数受け入れてきており、そのOBの中には現在、駐日中国大使を務める程永華もいます」(前出・石井氏)

 そのほかにも駐長崎総領事や駐札幌総領事を歴任した外交官の滕安軍も創価大のOB。公明党・創価学会は、こうした人脈を中国政府内に持っている。

 近年では2012年に華春瑩報道官が公式記者会見で池田大作の名前を出して「日中関係の立て直しと発展のため尽力してきた」と礼賛。2013年には中国共産党の機関紙『人民日報』が創価学会を賛美する特集を組んだこともあった。

 1972年9月に訪中した田中角栄を出迎えた周恩来は、「飲水思源(井戸の水を飲む際には、井戸を掘った人の苦労を思い出そう)」と語った。

「この“井戸を掘った人”こそ池田先生を指している」と前出の創価学会幹部は胸を張って語る。

 これには同じく日中友好に尽くした日本の政治家や実業家らを指すとの異論もある。だが、公明党・創価学会の側にも、その宗教平和外交を展開しようとの戦略性があったのは、歴史の事実であろう。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年11月05日 12:41:16 : n9wX432XWc
   
 いまの公明党はパイプ・カットされていそう。
 

2. 2015年11月05日 15:08:13 : p5TGiEOPec

中国共産党と創価学会との関係は古く「文化大革命」(「文革」)の時期に始まった。日本との関係では、中国共産党・毛沢東の「文革」を批判した日本共産党は「敵」とされ、それまでの兄弟党の関係は解消、関係は断絶となった。「文革」によって中共は北朝鮮などを除き世界中のあらゆる国々、共産党も含むあらゆる政党とも断交し、国内では「紅衛兵」、国外ではあのポルポトのような毛沢東盲信勢力を育成し権力闘争を内外で開始した。
中共は、日本で新しく足場を築くために周恩来が担当、戦後より日中親善で親交のあった保守長老や女流作家の意見も参考に、日本の勤労者層に基盤をおいて全国組織をもつ有力な団体とし前進していた創価学会に注目し接触、それ以来、中共と創価学会は親密な特別な関係になって現在に至っている。
創価学会(公明党)は、池田大作が自己の権力誇示・権威づくりのためにすすんで中共・毛沢東にとりいり「文革」を褒め称え、蜜月関係に入ったのでした。
世鎖国状態をつくった中共だがやがて、ソ連憎しと産業技術欲しさの動機から、アメリカのベトナム戦争の真っ最中にアメリカ大統領を北京に招き米中手を結び、翌年、記事にあるようにアメリカポチの日本と手を結び、自民党によって日本の産業技術を手に入れることに成功した。その日本での橋渡し役は公明党(創価学会)であった。
中共の「文革」後半の最高権力者はケ小平であり、露骨な自国利益優先主義の彼は自民党と日本財界にとりいり“日米安保も自衛隊も大いに結構”“北方領土を取り返すためにソ連と一戦交えるなら一緒にやる”と言った人物。その影響で、「日米安保条約廃棄」の公明党はその政策を変更、日本社会党も日米安保容認に変わり日本共産党と友好関係を断絶するようになり、社共共闘はなくなった。日本社会党はその足場とした「総評」を米日財界の工作により撃ち抜かれ、外からは中共の影響を受け、そのようにして安保容認の体制内政党に堕落し自滅した。
そうした経過でみると、創価学会(公明党)は、中共のポチ的存在かもしれない。


3. 2015年11月05日 17:47:04 : FxUcssE0UQ

つまり日本共産党と公明党でもグルってことか


4. 2015年11月06日 07:36:43 : PIDV6BT4vY
沖縄の自民党議員が、公明党の選挙カーで選挙してる画像みたことあるけど。
応援が山本リンダだった。
公明党は中国のスパイだったのか。へー。
つまりあの自民党議員は、中国に手伝ってもらって選挙してたってことか。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK196掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK196掲示板  
次へ