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韓国を恫喝していた斎木昭隆外務事務次官の衝撃  天木直人(新党憲法9条)
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/890.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 11 月 04 日 07:50:10: igsppGRN/E9PQ
 

韓国を恫喝していた斎木昭隆外務事務次官の衝撃
http://new-party-9.net/archives/2874
天木直人のブログ 新党憲法9条


 日韓首脳会談が3年半ぶりに実現したことが大きなニュースになっている中で、きょう11月4日の毎日新聞が、日本外交の根底を揺るがしかねない大スクープを一面で書いた。

 なんと斎木昭隆外務事務次官が、次のような恫喝を相手の韓国外務省の事務次官に投げつけ、日韓関係の改善を迫っていたというのだ。

 「安倍晋三政権は総選挙に勝って4年間を保証されている。朴槿恵政権はあと3年。そちらがかたくななら日韓関係は3年間動かない。それでいいのか」

 これは2014年12月29日に、訪韓した斎木外務次官が韓国の趙太庸外務第一次官に言った言葉だという。

 いうまでもなく、2014年12月14日の衆院選挙で、安倍政権が大勝した。

 その直後に訪韓して語った言葉であるというわけだ。

 もし、斎木次官のこのような発言が、先週の日韓首脳会談の前にスクープ報道されていたら、日韓首相会談はただでは済まなかったに違いない。

 いや、このスクープ記事は、首脳会談が終わったいまこそ、大きな問題に発展するおそれがある。

 もしこれが中国の外務次官を相手に言ったとしたらどうか。

 習近平主席は激怒し、たちまちのうちに中国国民の知るところとなり、日中関係が破綻するだろう。

 だから、さすがの斎木次官も、中国相手に決してこのような暴言は吐けなかったはずだ。

 しかし韓国相手に恫喝した。

 これはまさしく日本外交が韓国を見下している証拠だ。

 この毎日新聞の大スクープを知って韓国騒がなければ韓国の負けだ。

 日本の野党がこの毎日新聞の大スクープを見過ごすようでは、日本の政治もおしまいだ。

 もはや斎木事務次官の更迭は必至だ。

 しかし斎木事務次官のクビだけでは、到底済まされない。

 なぜなら、このような発言は斎木次官の一存で出来るはずはないからだ。

 安倍首相の意向がそのまま伝えられたとすればどうだ。

 成り行き次第では安倍政権最大のピンチに発展するおそれがある毎日新聞の大スクープである(了)


           ◇

日韓首脳会談:検証(その1) 政府、強気の裏の「確信」 「ボールは韓国側に」 1年前、夕食会で隣に座り
http://mainichi.jp/shimen/news/20151104ddm001010135000c.html
毎日新聞 2015年11月04日 東京朝刊

 「安倍晋三政権は総選挙に勝って4年間を保証されています。朴槿恵(パククネ)政権は、あと3年。そちらがかたくななら日韓関係は3年間動かない。それでいいのですか」

 2014年12月29日昼、ソウルの韓国外務省。日本の斎木昭隆外務事務次官は、与党が大勝した同月14日の衆院選を持ち出し、趙太庸(チョテヨン)外務第1次官に、こう迫った。

 「日韓国交正常化50周年」の節目の年となる15年は目前。慰安婦問題など歴史認識問題がネックとなり、首脳会談さえ開けない現状を何とか打開しようと、日本側が呼びかけた協議だった。

 韓国外務省には29日朝から、斎木氏の入構を阻止しようと、歴史認識問題で日本に抗議する市民団体がプラカードを掲げて結集。斎木氏は、日本大使館に引き返さざるを得ず、協議の開始は大幅に遅れた。終了後、「1年間の日韓関係を総括した」とだけ語った斎木氏だったが、実は協議の中で「ボールは韓国側にある」との強気な発言を繰り返していたことになる。背景には「韓国は軟化しつつある」との確信があった。

 変化の兆しは約1カ月前の11月10日夜(日本時間同)、中国・北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際開かれた、各国首脳の夕食会にあった。安倍首相と朴大統領は隣の席に座り和やかに会話を交わした。国名の英語の頭文字は日本が「J」、韓国が「K」。アルファベット順に座る慣行に従ったものだった。「朴大統領は首相の隣に座ることを素直に受け入れた」と外務省筋は振り返る。「以前は韓国が『Republic of Korea』だから頭文字は『R』だと主張し、隣に座ることに難色を示していた」

 10日昼(日本時間同日午後)には、安倍首相と中国の習近平国家主席による初の日中首脳会談が実現していた。「中国とうまくやれば韓国はついてくる」(政府関係者)という日本の基本戦略が実を結びつつあった。

    ◇  ◇

 李明博(イミョンバク)前大統領の島根県・竹島上陸や慰安婦問題などで関係が悪化し途絶えていた日韓首脳会談が約3年半ぶりに実現するまでの舞台裏を探った。<3面に続く>


 

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コメント
 
1. 2015年11月04日 08:00:05 : jRrSZIO98A
日韓首脳会談:検証(その2止) まず日中改善 待つ日本、焦る韓国
毎日新聞 2015年11月04日 東京朝刊

 <1面からつづく>

 「京都会談の二の舞いだけは避けなければならない」(日韓外交筋)というのが、今回の日韓首脳会談に対する日本側の共通認識だった。2011年12月に当時の野田佳彦首相と韓国の李明博(イミョンバク)大統領が行った京都での会談だ。慰安婦問題で激しく応酬し、関係は悪化した。首相官邸関係者は「あの会談がしこりを残し、李氏の島根県・竹島上陸につながった」と振り返る。

 民主党政権が残した「負の遺産」に、安倍政権は「こちらから首脳会談をお願いすることはない」と「待ち」の姿勢を徹底。中国に接近する韓国を引き寄せようと日中関係の改善に動き、14年11月、日中首脳会談を実現させた。政府関係者は「韓国側に焦りが生まれ、日本との関係改善を求める機運が出始めた」と明かす。翌12月には経団連の榊原定征会長が訪韓し、韓国の全国経済人連合会(全経連)との定期会合に出席。首脳会談の早期実現に期待する共同声明を採択するなど、経済界からも会談実現を求める声が強まった。

 今年3月、ソウルでの日中韓外相会談で、共同報道発表に「最も早期で都合のよい時期に日中韓首脳会談を開催すべく努力する」との文言が盛り込まれた。「この時点で年内開催のメドがついた」と政府高官は証言する。日中韓首脳会談の議長国は韓国のため、ソウル開催は決まっており、併せて日韓首脳会談が開催されるとの見通しがたった。

 ただ、日本の「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録を巡り、「徴用」を巡る主張で対立したのは誤算だった。この時日本側に生まれた韓国への不信感は、その後も尾を引いている。

 日本側は首脳会談に先立つ韓国との事務レベル協議で、アジア女性基金のフォローアップ事業の拡充や、安倍晋三首相が元慰安婦に手紙などを送ることを提案。ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像の撤去と、問題の最終決着を求めたが、合意はできなかった。

 菅義偉官房長官は10月23日、官邸を訪れてフォローアップ事業拡充を求めた河村建夫元官房長官に難色を示し、こう漏らした。「世界文化遺産でひっくり返されたから信用できない」

 ◇いらだつ米が圧力

 「朴大統領と安倍首相が合意したとの報告を歓迎する」。慰安婦問題の早期妥結で一致した日韓首脳会談に関し、米国務省のトルドー報道部長は定例記者会見でこう述べて前向きに評価した。ただ「詳細は日韓両政府に聞いてほしい」と付け加えるのを忘れなかった。韓国の中国寄りの姿勢が目立つ中で、オバマ米政権は双方の同盟国の立場から、日韓に関係改善を積極的に働きかけてきた。トルドー氏の発言は、最終的な解決が約束されたわけではないとの現実的な反応だ。

 オバマ大統領は昨年3月、オランダ・ハーグで開催された核安全保障サミットに合わせ、日米韓首脳会談を実現させた。背景には「日韓対立は、北東アジアにおける米国の政策の選択肢を狭める」(米議会調査局)との認識がある。北朝鮮核問題に対処し、中国を念頭に米国が進めるアジア太平洋地域への「リバランス(再均衡)」政策の有効性を増すためにも、日米韓の連携に対する米国の期待は強い。「関係改善は米国外交の優先課題」(ラッセル国務次官補)となっていた。だが、日韓関係は容易に好転せず、特にかたくなな韓国の態度に米国の専門家からは「韓国疲れ」との言葉も出始めた。

 「もう、もめごとの話は聞き飽きた」。7月3日、韓国南部・光州(クァンジュ)で開催されたユニバーシアード夏季大会の開会式に出席した外交団の中で、リッパート駐韓米大使が声を荒らげた。日本が世界遺産に推薦した「明治日本の産業革命遺産」の登録を巡り日韓が対立していることが話題になったのに対する反応だった。

 オバマ氏は10月16日に朴氏をホワイトハウスへ迎え、首脳会談を開催。その後の会見で「米韓の日本との相互作用と、歴史的問題の決着」に自ら言及し、北東アジア情勢が改善することに強い期待を表明した。朴氏がソウルで日中韓や日韓の首脳会談を開くことも後押ししていた。

 南シナ海を巡り米中対立が激化する中、早く日韓が歴史問題を乗り越え「未来に集中してほしい」(クリテンブリンク国家安全保障会議上級アジア部長)というのが、オバマ政権の切なる願いだ。

 ◇朴氏、慰安婦に固執

 「日韓国交正常化50周年の今年中に慰安婦問題に区切りをつけたいというのが、朴槿恵(パククネ)大統領の考えだ」。9月2日の中韓首脳会談で中国側から日中韓首脳会談開催の合意を取り付けると、韓国青瓦台(大統領府)や外務省関係者は、繰り返し日本側に迫った。

 韓国政府は、3カ国首脳会談に合わせて日韓首脳会談も開催する意向だったが、それには目に見える成果が必要だ。何より朴政権は、慰安婦問題の解決を日韓首脳会談開催の前提条件に掲げてきた。朴氏は10月の毎日新聞の書面インタビューで、慰安婦問題の「年内の妥結」と初めて時期に言及した。

 元慰安婦は今年だけで8人が死去し、平均年齢は90歳近い。16年春には総選挙を控え、その後は大統領の求心力が低下するのが韓国政界の通例。政治決断をするには今年しかないとの判断があるようだ。

 4月の安倍氏の訪米を受け、日韓関係改善を求める声が識者やメディアから続出。5月4日の青瓦台での会議で、朴氏は歴史問題と、安全保障問題などを切り分ける「2トラック」方針に初めて言及した。出席者の一人は「今後、韓日関係改善に向けて取り組むという意味だ」と解説した。

 「コンニチハ」。8月3日、ソウル中心部にある外務省17階の応接室。対日強硬派と見られていた尹炳世(ユンビョンセ)外相が、訪韓した民主党の岡田克也代表に日本語であいさつした。

 8月14日に安倍氏が戦後70年談話を発表したが、朴氏は翌15日の演説で対日批判を抑制。韓国政府は、安倍談話発表前から10月中の首脳会談開催を日中両国に打診していた。対日関係改善の意思は固かった。

 だが、慰安婦問題は平行線のままだった。韓国政府関係者は、日韓首脳会談で合意した「早期妥結」との表現ぶりは、事前に両国ですり合わせができていたわけではないと明かす。

 韓国政府に近い専門家によると、慰安婦問題で日本側が1965年の日韓請求権協定で「解決済み」としている補償問題は先送りし、謝罪と真相究明を先行させ、一定の進展を図る構想もあるという。一方で、政府内では、妥結しなかった場合のシナリオも既に検討し始めている模様だ。

    ◇

 小田中大、ソウル大貫智子、ワシントン和田浩明が担当しました。


2. 2015年11月04日 08:59:38 : kebDWDUE0w
特に問題ある発言ではないと思うが。会談もあった言うだけで何の発展も無いし相変わらず慰安婦問題一辺倒気分が悪くなった。気の無い相手にこちらから無理してすり寄る事はない。韓国は無視が一番。ただそうしたらアメリカは困るだろう。

3. 2015年11月04日 17:47:55 : pgsYh7hzlc
>2
安部はアメリカの要望を全て受け入れるので、アメリカが困るというシチュエーションは
排除しなくてはならない。

4. 2015年11月05日 00:57:31 : Vu6GJJXzqg
日本はいつもアメリカに恫喝されているから
   アメリカの真似をしたのだろう
斎木外務事務次官もこれでおしまいかな

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