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中国が 国産旅客機を発表。 日中韓首脳会議は 予想通り「何の成果もなく」閉幕。
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2015.11.03 リュウマの独り言
時々、 中国のニュースでは 「その規模」に驚くことがある。 国慶節の時の渋滞が「30車線の道路」で発生した、と言うのもその1つだった。
神戸で 片側6車線で だだっ広い道路と感じたのだが、30車線はなかろう、と思うのだが… まっ、と言っても 中国の川は 川幅が数キロもあり、 日本人が初めて見たら『海』と思うほどらしいので、世界は広い、と言うことだろう。
その中国が 今度は「国産旅客機」を作ったのだそうだ。 「エアバス」と「ボーイング」をパクったのかもしれないが、 そういえば日本も国産の旅客機を作ったことがある。 ただ、外国に売る力がなく 結果として自然消滅してしまった … 中国製の旅客機は この後どうなっていくのか、興味深い。
それはそうと、 三か国会談はどうなったのだろう。 日本の報道では、安倍総理が『そつなくこなした』ように報じている。 日本が「そつなく」こなすということは、会議は進展しなかった、と同じ意味になるのだが… まあ、 そのようだったに違いない。 ここは、日本より報道の自由がある 韓国の新聞を引用しておこう。
2015/11/02 朝鮮日報
韓国、中国、日本の3カ国首脳は1日、ソウルに集まり、首脳会談から共同記者会見、ビジネスサミット、夕食会まで日程を共にした。2012年以降、韓日、中日間の歴史問題、領土問題などで対立してきた3カ国が3年半ぶりに顔を合わせ、北東アジアの平和について話し合う場だった。
しかし、ぎくしゃくした感情や意見の食い違いが各所に見られた。3カ国会談ではできるだけ衝突を避けたが、中国と日本による二国間会談では歴史問題、南シナ海問題で両国が舌戦を繰り広げたとされる。午後6時半に急きょ中日会談が決まり、当初7時から予定されていた夕食会を30分繰り下げたが、会談が長引き、夕食会が始まったのは7時54分のことだった。
始まりのムードは悪くはなかった。朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は午後2時、韓国大統領府(青瓦台)迎賓館で李克強首相と安倍晋三首相を迎えた。3首脳はいずれも3カ国会議が再開されたことを評価した。朴大統領は「国内外の期待と変化する北東アジアの環境を念頭に、突っ込んだ話し合いをしたい」と述べた。安倍首相も「私たち3首脳から弾みを付けたい」と述べ、李首相も「韓国が大きく寄与した」と持ち上げた。
しかし、それ以降、3首脳の主張はすれ違い始めた。朴大統領が「北東アジアの政治、安全保障分野での対立と反目を解消できず、協力の潜在能力が発揮されていない」と指摘。李首相は「3カ国の協力は歴史をはじめとする敏感な問題を処理する土台の上で成り立つものだ。真の包容と寛容を実践すべきだ」と発言。韓中首脳が「対立解消」に重点を置いたのに対し、安倍首相は「日本は3カ国首脳会議の早期開催を一貫して主張してきた」「日韓中のプロセスが正常な状態に戻った」などと述べ、「会議再開」の方を強調した。当初2時間の予定だった3カ国の首脳会談は30分早く終了した。韓国大統領府は「首脳間に特に論争はなく、順番に発言しただけだった」と説明した。実務者レベルで合意した内容だけを読み上げて終了した格好だ。
続く共同記者会見で、朴大統領は共同宣言文を朗読し、経済協力、文化交流、韓半島(朝鮮半島)の統一、世界的課題での協力など中立的な議題に言及した。議長国としてバランスを取ろうとした格好だ。
一方、日本と中国の首脳は違った。安倍首相は「北朝鮮の日本人拉致問題解決を強く訴えた」「北朝鮮による挑発を防ごう」などと日本の関心が高い問題を中心に言及。李首相は3カ国の関係悪化に対する日本の責任を指摘し、「反ファシズム戦争(勝利)70周年である今年、北東アジアの平和と安定を守る道を歩むべきだ」と述べた。安倍首相は取材陣に韓国語で「アンニョンハシムニカ(こんにちは)」「カムサハムニダ(ありがとう)」とあいさつする場面も見られた。首脳とメディアによる質疑応答はなかった。
首脳らは午後5時半からソウル市内のホテルで開かれた3カ国の企業によるビジネスサミットにもそろって出席した。2009年の3カ国首脳会議から同時開催されてきた行事だ。今回のサミットでは韓国企業107社、中国企業47社、日本企業29社が対話した。朴大統領は囲碁を題材にした韓国の漫画・ドラマ「未生」を紹介し、「3カ国の企業協力はまだ未生(初期段階)に近いが、北東アジア経済共同体という『完生』(成熟段階)を迎えることを望んでいる」と強調した。
首脳らによる夕食会は、同日午前に発表された予定よりも54分遅い7時54分に大統領府近くの国立現代美術館で1時間20分にわたり開かれた。冒頭3カ国の伝統衣装を着た子どもたちが提灯を持ち、歌を歌いながら入場した。また、韓中日のメディアアート作家の映像作品では、各国を代表するムクゲ、牡丹(ぼたん)、桜の花が登場。3カ国に通用する料理をテーマにした韓国のミュージカル「NANTA(ナンタ)」が上演された。このほか、各国の伝統弦楽器であるコムンゴ(韓国)、箏(そう)、琴で韓中日の代表的な舟歌が演奏された。
メニューには「和合」を象徴して、ビビンバ(混ぜご飯)が出され、中国の点心、日本のすしも登場した。朴大統領は乾杯のあいさつで、「雨降って地固まるという言葉のように信頼を回復しよう」と呼びかけた。 (引用終り)
安倍内閣が言っていた「前提条件を付けずに 参加国の首脳会談」という主張は通ったような感じがする。 よくOKしたものだが、来年は議長国が日本と言うことで行われるようだ。 それ以外は「日本側」が 受け入れなかった、妥協しなかった、まあ、そう評価してもよいのだが、 相手国も全く妥協を見せる気配はない。 首脳同士が 膝を交えて話し合ったとしても 何の成果もなかった、と言うことである。 今後の会談も こういう雰囲気が続くだろう。 経済界も 韓国企業107社、中国企業47社、日本企業29社に表れるとおり、 韓国、中国の経済界は それなりの効果があっただろうが、 日本は意欲がない。 もちろん 相手側にもその意思がないのだろう。 日本は 中国なしで発展していくことを選択したともいえる。 まあ、『平安時代』に戻ればよいだけでもある。
--言われているように、中韓が困って日本に助けを求めた形跡もない。 予想通りの展開。--
日本の今の主張に同意してくれる国は世界にはない。 ヨーロッパ諸国は 皆さんから見ても 日本に味方するとはとても見えまい。 大国では ロシアは 『シベリア抑留』の世界遺産登録で 激怒してしまい、今後交際すらできないのではないか、と言うような雰囲気である。 アメリカは 「第二次大戦」で力をつけた国であり、 その「大戦」の認識を根底から覆すこと -- すなわち、日本が正義の戦争をしていたと言う言い分 -- になど乗ってくるはずがないのに それに期待する人々がいる。 日本としては、 国内のみに関心を持つ国になるか、アフリカ、南米などの開発途上国と仲良くするかしかあるまい。 今のように 財務省が「打ち出の小づち」から 何兆円も出してくれるのら、それもできようが、 財政の健全化などと言い出したら、 とても「援助」ばかりでは 国が持つまい。
GDPで ドイツ、イギリス、インドに追いつかれる日はいつだろうか。 日本は戦争を準備している国と認知されている
日本が「高齢化社会」の先頭を走っているわけだが、 そういう国が どのように「徐々に衰退していくのか」、美しい衰退の仕方を見せることは決して悪いことではない。 悪あがきせずに、 内政だけを中心に--他国とのせめぎあいにのめり込まずに-- 静かに中進国へ移っていくことも悪い選択ではあるまい。
中韓と対立したまま、現在の政権の主張をすることは 結果として「こういう道」しかないだろうと思う。
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