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政界地獄耳 子どもの貧困 政府の本気度は
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2015年11月2日8時57分 日刊スポーツ
★アベノミクスの評価を確認するまでもなく、国民は景気が良くなったとする実感や、生活が以前より少し豊かになったという実態を確認できることはどこにもない。政府の掛け声はむなしく、3本の矢は未成熟で、新アベノミクスに移行するレベルでもない。それでも国家は動き続け、政府はさまざまな理屈をつけて金を使う。税収は足りなくとも、質素に、謙虚になどという真摯(しんし)な態度でもない。足りなきゃ国債を発行すればいい。打ち出の小づちはいくらでも予算をつけることができる。
★消費税の与党論議では、軽減税率導入による不足分をたばこの値上げや所得税から流用しようとさえしている。財務省は税収さえ確保できれば、適正運用などお構いなしなのか。各省庁も同様だ。報道によれば、会計検査院の調査によって約20府県の4300余りの公立小中校舎の定期点検でひび割れや火災報知機が作動しないなどの不備が確認されていながら、延べ4万件余りが放置されている実態だとの指摘があった。文科省や自治体の責任が問われるテーマだが、政府は昨年8月、「子供の貧困対策会議」を経て「子供の貧困対策に関する大綱」が閣議決定された。つまり国も積極的に関与することが方針づけられている。
★一方で、政府は対策の一環として先月、「子どもの未来応援基金」を創設した。民間から広く寄付を募り基金に充てようというのだ。これこそ未来の人材育成を積極的に国が進めるべきことではないのか。1億総活躍でも大きなテーマとなる子どもの貧困問題は国民の貧困の撲滅からではないのか。会計検査院の指摘や基金創設では政府の本気度は見えてこない。(K)※敬称略
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