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通常国会1月4日召集が意味する来夏の衆参同日選挙
http://new-party-9.net/archives/2854
2015年10月31日 天木直人のブログ 新党憲法9条
臨時国会が先送りされたと思ったら、今度は通常国会1月4日の前倒しだ。
各紙が一斉にそう書き始めた。
そして各紙の書く通りに国会日程が決まって行っている。
これを、臨時国会を開かなかったから、その批判をかわすために通常国会を早く開くことにした、と考えるのは大きな間違いである。
それを発売中の週刊プレーボーイ11月9日号で池田和隆の「政界斬鉄拳」が教えてくれている。
すなわち来年1月の通常国会冒頭で補正予算を真っ先に通し、2月にはそれを執行出来得るようにする。
そして4月にはすでに通過済みの新年度予算が執行できる。
かくして来年7月の参院選の前に大型予算の大盤振る舞いができるというわけだ。
すなわち選挙対策のための臨時国会先送りであり、通常国会の前倒しであるというわけだ。
そう思っていたら、きのう発売された情報月刊誌エルネオスが書いていた。
いまや安倍政権は進退窮まっている。
通常国会では安保法案の追及は必至であり、経済に逃げ込むとしてもアベノミクスはどうにもならなくなった。
だから、一か八かの大博打になるのを覚悟で、来夏の衆参ダブル選挙しか選択肢がない、というのが永田町ウオッチャーの見方である、と。
私もそう思う。
私でもそうする。
それほど野党は見くびられているということだ。
来年に入れば、国民の生活などほったらかしで、政局は選挙一色になるだろう(了)
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