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臨時国会“拒否”し補正予算編成に走る安倍政権のデタラメ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/168030
2015年10月30日 日刊ゲンダイ
TPPに反発する農業団体の集会の様子(C)日刊ゲンダイ
安倍政権が2015年度補正予算の編成に意欲を示し、与党が検討を加速させている。目的はTPP大筋合意を受けた農業対策や1億総活躍社会のための経済対策だというが、ちょっと待ってほしい。TPPも1億総活躍も対策の中身はこれからで、まだハッキリしていない。臨時国会を開かず、何の審議もせず、カネの話だけ先行するのは、おかしな話だ。
「TPPは国際的な約束事、いわゆる条約ですから、これを批准するにあたり国会で審議しなければなりません。また、これにともなう国内法も整備しなければなりません。本来は、そうやって法整備した後に予算を組むべきものです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
そもそもTPPは大筋合意したとはいえ、協定案への各国の署名はこれから。最終的に発効するのかどうかすら不透明だ。現に自民党の稲田朋美政調会長は、27日の講演で「米国の状況をみると、発効までに2年ぐらいかかりそうだ」と発言しているし、TPP関連法案の審議自体も、16年度予算案が上がった後の4月以降に先送りされる見通し。補正予算を急ぐ必要はまったくないのである。
それなのになぜ慌てるのかといえば、自民党のホンネは来夏の参院選だ。補正予算はTPPに反発する農業団体への“見せガネ”みたいなもの。挨拶代わりに助成金を付け、そこには「今まで通り、選挙運動よろしく」という意味が込められる。
「手順がメチャメチャなのですが、これぞ安倍政権の象徴的なパターンです。安倍首相が国会審議を軽視するのは、国会を与野党の対決の場だと思っているからでしょう。しかし、国会は国民のもの。国会を開かないで選挙のための補正予算の話ばかりというのは、結局、国民がバカにされているということです」(鈴木哲夫氏)
臨時国会を“拒否”して、選挙めあてのバラマキにうつつを抜かすデタラメ政権。国民は絶対に許してはダメだ。
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