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ふしぎな民主党〜なぜ自ら「滅びの道」を歩むのか 批判するだけ、支持は得られず、離党者続出必至!(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/581.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 28 日 08:30:05: igsppGRN/E9PQ
 

ふしぎな民主党〜なぜ自ら「滅びの道」を歩むのか 批判するだけ、支持は得られず、離党者続出必至!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46072
2015年10月28日(水) 磯山 友幸「経済ニュースの裏側」 現代ビジネス


■批判するしか能がないのか

民主党の支持率低迷が再び鮮明になってきた。NHKの世論調査によると、民主党の政党支持率は8月に10.9%を付けたものの、9月は9.8%、10月は8.6%と2カ月連続で下落した。

自民党への支持率が35%前後で、今年春の37%前後に比べれば低落傾向にあるにもかかわらず、まったく受け皿になっていない。

10月25日に行われた宮城県議会議員選挙(定員59)では、自民党が4議席減の27議席と、過半数を割ったものの、民主党も7議席から5議席へ、2議席減らした。

安全保障関連法の成立や景気回復の遅れで自民党への批判が強まっているものの、民主党はその批判票を受け止めることができていないのだ。宮城県議選では共産党が4議席から8議席へ、議席を倍増させた。

民主党の支持が高まらない大きな要因のひとつは、経済政策が定まらない事だ。

昨年の総選挙以来、安倍晋三内閣が推進する「アベノミクス」を真正面から批判するスタンスを取り続けているが、もっぱらアベノミクスの成果を否定するばかりで、自ら建設的な対案を出すことができていない。そんな「経済無策」に国民の多くがそっぽを向いているのだ。

各種の世論調査を見るまでもなく、国民の関心事は「経済」である。日々のビジネスに直結する足下の景気への対策から、将来の生活を左右する年金・医療・介護などの社会保障政策まで、政治への期待は大きい。

安全保障関連法を成立させた安倍首相が、間髪いれずに「経済最優先」を繰り返し、軸足を経済に再び戻す姿勢を見せたのが、それを端的に表している。経済こそが国民の最大の関心事であることを安倍首相は理解しているのだ。

ところが、民主党はアベノミクスをただただ批判する姿勢を変えていない。

■共産党に負けている

安倍首相が、「就任以来、雇用を100万人増やした」と言えば、「増えたのは非正規雇用ばかりで格差は広がっている」といった具合に、相手の足を引っ張ることに専念している。批判のための批判といった感じなのだ。格差拡大を強調し、再分配を強化すべきだという社会主義型の経済政策に大きく傾斜しているとも言える。

そうした分配中心の経済政策は、もともと社民党や共産党の主張と重なる。アベノミクスを当初から徹底的に批判してきたのも両党である。法人減税で経済活動を活発化させることで、経済を成長させ、国民の所得を増やし、最終的には税収も増やそうというアベノミクス的発想には、共産党などは強く反対してきた。

内部留保を溜め込む大企業にもっと課税をして、それを原資に弱者に再配分すべきだ、というのが左派政党の典型的な主張である。

ところが、昨年末の総選挙以降、民主党は明らかにそうした分配型の政策志向を強めている。そうなると、経済政策で見る限り、民主党と共産党に「違い」が見えなくなってしまう。自民批判票が民主党を飛び越えて共産党に向かってしまうのも、そうした民主党の政策の立ち位置と無縁ではないだろう。

もともと民主党議員の中には、自民党以上に経済改革志向の強い人たちがいる。言うならば、アベノミクスよりもさらに先を行く議員だ。

民主党が政権を奪取できたのは、自民党の既得権を温存する政策を打ち壊し、改革を進めることを標榜したから。政権獲得前の民主党政調では、公共事業の削減や公務員制度改革、郵政民営化の促進といった自民党ではできないと思われていた政策を掲げた。

こうした改革的な政策が国民の民主党への支持を呼び起こし、政権奪取へとつながった、とみていいだろう。

ところが政権を取ると、掲げた改革は大きく後退し、自民党に「バラマキ」と批判されることになった再配分強化の政策ばかりが目立つようになった。労働組合を有力な支持母体に持つという党組織の限界とも言えたが、急速に国民の支持を失うことになった。

民主党政権の看板のひとつだった「国家戦略担当大臣」を務めた民主党議員が最近、こんな事を言っていた。

「アベノミクスでやっている政策の多くは、実は民主党政権で私たちが始めたことなんです」

■そして離党者だけが増える

確かに、古い自民党を否定した民主党政権が策定した「成長戦略」とアベノミクスの改革は重なる部分が少なくない。安倍内閣発足直後に「古い自民党には戻らない」と宣言したことを考えれば、当然とも言える。

アベノミクスでやっている政策は本来民主党の政策だった、と本音を言ってみたところで、民主党の支持率が上がるわけではない。アベノミクスを否定するなら、それに代わって岡田克也代表の名を取った「オカダノミクス」でも、細野豪志政調会長の名を取った「ホソノミクス」でも打ち出すべきなのだが、まったく出て来ない。

民主党は今年3月、細野政調会長の下に「成長戦略研究会」を立ち上げた。設置を報じた毎日新聞は、「同党の政策は子ども手当や農家への戸別所得補償など所得再分配のイメージが強いことから、成長戦略にも力を入れる姿勢を示すのが狙い」と書いていた。アベノミクスが失速気味にもかかわらず、民主党からアベノミクスを凌駕する経済政策パッケージが打ち出される気配はない。

そんな中で、共産党が民主党に選挙協力を呼びかける事態が起きた。安保関連法案は「戦争法案」だとして、これを廃止に追い込む「国民連合政府」を作るべきだというのだ。

民主党の岡田代表や細野政調会長は選挙協力に否定的な発言をしているが、議員の一部には賛同する動きもあるという。自民党では支持がグラついた時に右旋回して「右バネを利かす」傾向があるが、民主党はついに「左バネを利かす」戦略に出たのだろうか。

だが、そうなれば、経済政策はますます分配論中心になり、成長戦略などまったく描けなくなるのは必然だろう。

民主党内閣で外務大臣を務めた松本剛明衆議院議員が10月26日、民主党を離党する意向を表明した。「私が目指す政権への道と民主党の進む道がもはや重なることはなくなった」のが理由だと報じられている。

民主党はきちんと今後の「進むべき道」を示すべきだろう。それは安全保障政策だけでなく、経済政策でも同じことだ。そのうえで国民の支持を求めるべきだろう。このままでは、ひとりまたひとりと、民主党から心が離れていく人が出てくるに違いない。


 

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コメント
 
1. 2015年10月28日 08:46:11 : Bx8ef5zyOk
そもそも国民の期待を背負って誕生した民主政権時代に、TV等で大見得を切った公約の中で実現した政策はあったのか。

あの時は自分も騙されて民主に投票したが、3年間も日本を混乱させただけで終わった。

って言うか、未だに民主に何を期待しているのかが判らん。


2. 2015年10月28日 08:52:22 : bRcfTO8Ktw
>格差拡大を強調し、再分配を強化すべきだという
>社会主義型の経済政策に大きく傾斜しているとも言える。

今の自民党の政策を批判しただけで
社会主義者呼ばわりかよ。

民主党批判のフリをした
単なる自民党チョウチン記事
であることがバレバレである。


3. 2015年10月28日 09:08:01 : NbJFForHgg
元々弁護士とかアメリカ留学組とか、外資企業経験者とか、そのようなセレブボンボン議員が多い。

要するに議員バッジをつけただけのセレブ集団だから、生活者党でもない。だから自民党以上の自民党的政策しか持っておらず、消費税増税などもあっさり公約破りが出来る。

想い出すが良い。あの菅と小沢の代表選の時のインチキ選挙。投票用紙を隠してまで菅を選んだあの体質。

早く消えて無くなって欲しいが、支持者が未だに居るから、どうしようもない。安倍自民党とてそうだ。支持する者が居る以上、現状民主主義制度の下ではどうしようもない。

モノマネ政治だけでやって来たこの国。独自の理念など創造できないのだ。


4. 2015年10月28日 09:23:44 : QfUcAXbGkI
ジストロヒィー顔ネ、身体も、心も。モウ何も出来ないだろ。情けない面晒すな

5. 2015年10月28日 09:25:28 : IGNoLKTk72
>アベノミクスでやっている政策は本来民主党の政策だった、と本音を言ってみたところで

いやいや、具体的にどういう政策がそれに当たるの?

小沢さんと官さんが代表戦でぶつかった時に、小沢さんの掲げた政策は金融緩和
日銀法改正、インタゲ導入とまさに安倍さんの先を行く政策をガンガン打ち出してたけど
結局それを全面的に否定した管さんを民主党の多数は選び取って、小沢さんの政策に
見切りをつけてたじゃないの。

ハイパーインフレの大合唱、国民は忘れてませんよ?


6. > 2015年10月28日 11:09:15 : 2VUlpL07Sc1mk : N2yCmBVrmk
>民主党が政権を奪取できたのは、自民党の既得権を温存する政策を打ち壊し、改革を進めることを標榜したから。

単純にこの原点に戻れば良いのだが、この原点を潰した戦犯はA級からC級まで居る。マスメディアはA級戦犯に位置する。メディアに踊らされる民度と議員が問題と言えばそれまでだが。
しかしこの原点を支持した国民は与党に投票することなく長い間選挙に戻って来ていないのも事実だ。

(松本剛明衆議院議員=平野達男参院議員、国政には無関係な人なのでどこかの知事に成って生き延びるしかない)


7. 2015年10月28日 11:33:24 : tHIVKuZsdo
>>2
俺も読みながらそう感じたよ。

8. 2015年10月28日 11:39:01 : wWpLizKLy6
外交・安保に関しては、自民党とほぼ同じ路線。
国内政策は分配重視。子供手当てみたいな、よい政策は復活させる。

これでいけば、オレは民主党を支持するかもね。アベノミクスが破綻したときに(破綻しないことを望むが)、自民党からの離党組と、民主党の一部がくっついて、新しい2大政党の枠組みができる可能性もあるんじゃないの。

で爺


9. 2015年10月28日 11:51:05 : v1gbxz7HNs
批判もろくにしてない。
つまり自民党サポーターに成り下がっている。
民主党とは自民の堀であり石垣だよ。

謎の解散劇、あれは謎でも何でもない。
だから今回のように本当に対立する必要が生じた場合、動きが取れなくなる。
動けば自民を追い詰める。
動かなければ自分を追い詰める。
共産党は王手飛車取りを仕掛けた。


10. 2015年10月28日 12:17:20 : 231DXsGsiQ
民主党に決まった政策などない。自民党とまったく同じ意見の人間とそうでない人間がいる。また、自分の意見を持たず大勢に従うだけの人間もいる。

ここのところを認識しましゃう。この記事はしょせん自民党よいしょ記事。


11. 2015年10月28日 13:33:55 : CnhrsDyQ6M
民主党、政権を取る意欲もなければ、プランもない。無い無いづくしの政党に期待してもむだ。手足となり政党を支える地方議員もいないようではお先真っ暗。何を国民は望んであるかわからない民主党では政党の存在価値すらない。

次の国政選挙でぼろ負けし犬の遠吠えのように、ただ政権批判を吠えまくる。国民とってその叫びはむなしく聞こえに違いない。


12. 2015年10月28日 14:00:59 : 52U7icvz8M
>>8
それしかないね民主の生き残る道は
離党した松本もその路線だったから

13. 2015年10月28日 16:36:15 : xLHcu1sKiY
政策として東日本大震災の金を南朝鮮に横流ししたとんでもミンス。
政策として南朝鮮への属国化に失敗したミンスに何を期待するのですか?
耳障りの良い事並び立てて何一つ実行せず日本を衰退させただけ。
おまけに過激派から金もらったり寄付したり。
ミンス早く消えろ。

14. 反イルミナティー主義 2015年10月28日 17:37:31 : c/WVv5CaliQ7M : qenqxd8Xmw
>>14
売国媚米蛆民党も福島の保証に対して
無頓着なのはヤクザ企業東電が絡んでいるだからだろ?
その東電もあの売国奴岸信介と正力松太郎が関与しているからな。
お前は一見民主党の不甲斐なさを批判しているようにも見えるが
自民党の無策政治にはその姑息なレトリックでごまかそうとする
意図が見え見えだ!!

15. 反イルミナティー主義 2015年10月28日 17:39:21 : c/WVv5CaliQ7M : qenqxd8Xmw
訂正
誤:>>14→正:>>13

16. 2015年10月28日 21:07:33 : bwEaAxJTT6
2012年以降の民主党、およびこの記事にはコメントする気も起らない。

17. 2015年10月29日 07:56:16 : qcPKGNfl36

政権交替時(09年)の民主党マニフェストを作成したのは小沢氏を中心にした議員達で、民主党政権が出来た時に政権を担ったのはマニフェストを実行する力の無い小沢氏以外の民主党議員たちです。

鳩山氏が総理の時は未だ自民党とは異なった斬新な政治の気運が有りましたが、その鳩山氏が政治献金問題で失脚するや菅、野田は酷いものでした。
民主党のマニフェストは忘れ、あげくの果てにはあのマニフェストは実行困難だとさえ認めてしまうようなお粗末さであります。

政権交替は交替してからが本当の試練が有る事を知らない民主党議員は政権を握ることが目的だったとしか思われません。

案の定、政権を担ってからは実力不足が露呈して、既得権の思うがままに踊らされた政権でありました。
返す返すも残念なのは、あの時に小沢内閣が誕生していれば、日本は真の民主主義へと歴史は大きく変わっていったと思います。その結果として、それとは真逆の安倍内閣が誕生することになってしまったのです。

今の狂乱した自民党内閣を造ったのは民主党の悪徳10人衆でありますが、国民の期待を裏切ったことの自覚も無く、だから反省すらしない。なのに、再度政権を担当したいとの欲だけは旺盛にある。ならば積極的に野党統一に向えばいいが、何故か躊躇する。野党統一で政権奪取に成功したなら小沢氏の存在が大きくなることを心配してビビッているようにしか見えない。

与党の立場でもって戦後から築いてきた自民党の組織基盤をヘナチョロ野党が何をしても崩すことは出来ない。仮に一時、政権交代がなされたとしても、この基盤を崩壊させない限り自民党は何度でも復活する。国民の支持を得た政権を20年続ける覚悟が無いと自民党の悪政から国民を救えないだろう。民主党の小心者の正義では国民の支持はえられないだろう。


18. 2015年10月29日 09:45:57 : C31aL3EEO2
不思議?何かありません。
民主党は、経団連の下僕となっているのです。
ですから、自民党と同じですよね。

今のクーデター民主党は、国民の味方、労働者の味方ではありません。

投票行動、考えないといけないのです。
岡田は、自民党体質を持っていますから、自民党がピンチな時は民主党党首になるのです。小泉郵政解散では、わざとボロ負けの役を演じました、忘れないでくださいよ。民主党:岡田党首であったゆえ、小泉は旗色が悪かったにもかかわらっず、郵政解散選挙に打って出れたのです。岡田の正体を、知らないといけません。

フランケンシュタインは、心は優しかったですが、岡田フランケンは非情な男であるりますからね、私の思い違いであってほしいのですが、、、
今までの岡田の行動からは、間違いであると言い切れないのです。

あれだけ国民の反対がありながら、安保法制は実施されることになるでしょう。
野党連合は、絶対に行いません、自民党の支援議員なんですから、、、。
国民のガス抜き議員、のようですね、、そんな男ですよ。
元栓をきちっと締める男ではありません。

共産党の主張は、日本は戦争に関わってはいけない!との本音から出ています。
国民の支持を広げる理由が、ここにあります。


19. 2015年10月29日 12:43:31 : FSzWKVQLB2
>ふしぎな民主党〜なぜ自ら「滅びの道」を歩むのか 批判するだけ、・・・

「腐っても鯛」みたいな意識が有るのかも知れない。


20. 2015年10月29日 20:08:59 : Us2Eqga4Jw
 そろそろ民主党にまだ居座っている悪徳衆数人に辞めていただくのが
一番の解決策ではないのか。そして懲罰を与えけじめをつけさせる。

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